子供のころから地図が好きだったので、本屋でこの本を見かけて買ってみました。
面白かったところ
・地図から歴史的背景を読み解くのが楽しい
・海外の地図や地図記号についてのウンチクを初めて知った
つまらなかったところ
・地名についての話
・鉄道がらみの話
章ごとに脈絡なくウンチクや自分の考えが述べてある本なので
読み手の興味のあるところは楽しく読めるが、
興味のないところはさらっと流し読み
海外の地図の話が面白く、初めて知ることが多かったのが一番の収穫
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地図の遊び方 (ちくま文庫 い 72-2) 文庫 – 2012/1/1
今尾 恵介
(著)
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2012/1/1
- ISBN-104480429042
- ISBN-13978-4480429049
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2012/1/1)
- 発売日 : 2012/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 268ページ
- ISBN-10 : 4480429042
- ISBN-13 : 978-4480429049
- Amazon 売れ筋ランキング: - 823,471位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,954位ちくま文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年7月17日に日本でレビュー済み
地図にまつわることが、ほんとにいろいろと書いてある。
たとえば、
・ ほとんど海ばかりで、陸地のない地図を集めた話
・ 各国の主張や立場によって、地図の表記が相当に異なること
・ 各国の地図記号の比較
・ 地名変更に反対する著者の主張
・ 昔の街道の今をたずねて歩いた記録
などなど。
書いてあることは、「なるほど」というような内容から、「だからどうした?」というような話までまさに玉石混交という感じ。
私は、地図に深い関心をもっているわけではないので、「地図にこんなに関心のある人がいるんだなあ」と驚き、「ちょっと、ついていけんわ」という感じでした。
また、本書には、東京近郊の話がかなり出てくるのですが、私は西日本に住んでいるので、その部分は臨場感が感じられず、読むのがしんどかった。
でも、著者なりに一生懸命書いてあることはわかります。また、参考になる話も多いので、(ややたいくつで、しんどいけど)読んでみてもよいかもしれません。
たとえば、
・ ほとんど海ばかりで、陸地のない地図を集めた話
・ 各国の主張や立場によって、地図の表記が相当に異なること
・ 各国の地図記号の比較
・ 地名変更に反対する著者の主張
・ 昔の街道の今をたずねて歩いた記録
などなど。
書いてあることは、「なるほど」というような内容から、「だからどうした?」というような話までまさに玉石混交という感じ。
私は、地図に深い関心をもっているわけではないので、「地図にこんなに関心のある人がいるんだなあ」と驚き、「ちょっと、ついていけんわ」という感じでした。
また、本書には、東京近郊の話がかなり出てくるのですが、私は西日本に住んでいるので、その部分は臨場感が感じられず、読むのがしんどかった。
でも、著者なりに一生懸命書いてあることはわかります。また、参考になる話も多いので、(ややたいくつで、しんどいけど)読んでみてもよいかもしれません。
2007年4月23日に日本でレビュー済み
1994年にけやき出版から出た単行本の文庫化。かなり加筆されている。文庫版だと地図がかなり小さく、白黒になってしまっているのが残念。ここが減点。
著者は地図や鉄道に詳しいエッセイスト。
本書は地図を様々に読み解いたもの。陸地はほんのちょっとで画面のほとんどは海という地図をなぜ国土地理院がつくっているのかとか、東ドイツの地図に西ドイツはどのように描かれていたかとか、各国の地図記号の比較とか、読者の興味を引くような話題が次々と繰り出されてくる。どれも調査が徹底しており、歴史的・政治的な背景も押さえられ、著者の意見が明確にされており、非常に良く出来た本だと思う。
最後に実践編とでもいうべき、地図から昔の街道を探り出し、実際に足でたどってみるという章がある。見習ってやってみるのも面白いだろう。
鉄道の話が多い。
著者は地図や鉄道に詳しいエッセイスト。
本書は地図を様々に読み解いたもの。陸地はほんのちょっとで画面のほとんどは海という地図をなぜ国土地理院がつくっているのかとか、東ドイツの地図に西ドイツはどのように描かれていたかとか、各国の地図記号の比較とか、読者の興味を引くような話題が次々と繰り出されてくる。どれも調査が徹底しており、歴史的・政治的な背景も押さえられ、著者の意見が明確にされており、非常に良く出来た本だと思う。
最後に実践編とでもいうべき、地図から昔の街道を探り出し、実際に足でたどってみるという章がある。見習ってやってみるのも面白いだろう。
鉄道の話が多い。
2006年4月1日に日本でレビュー済み
地図が必ずしも正しいとは限らない、地図から過去を読み取ることもできる、あるいは地名の変転や地図による冒険などなど、普通には知られていない話や新たな発見がある。
けれど、ここまで地図に興味や情熱を持っていない私には、正直言って読み通すのがしんどかった。
書き方としては、ルポルタージュとエッセイの中間くらいの感じだけれど、一貫した問題提起のような明瞭なテーマがないので、途中で飽きてきてしまう。
その辺をもっと工夫してくれれば、けっこう面白く読めたと思う。
けれど、ここまで地図に興味や情熱を持っていない私には、正直言って読み通すのがしんどかった。
書き方としては、ルポルタージュとエッセイの中間くらいの感じだけれど、一貫した問題提起のような明瞭なテーマがないので、途中で飽きてきてしまう。
その辺をもっと工夫してくれれば、けっこう面白く読めたと思う。