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映画は父を殺すためにある: 通過儀礼という見方 (ちくま文庫 し 32-2) 文庫 – 2012/5/1

3.5 5つ星のうち3.5 21個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2012/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 246ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480429409
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480429407
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 21個の評価

著者について

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島田 裕巳
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宗教学者、作家。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究会博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。

現代における宗教現象、新宗教運動、世界の宗教、葬式を中心とした冠婚葬祭など、宗教現象については幅広く扱う。

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
21グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エヴァンゲリオンをアニオタが評論しているような感じを受けた.
とくにゴジラと宮崎駿の映画の批評は笑えた.
また,私は神や仏などを信じていないのだが
通過儀礼の話を読んで,親の葬式は行おうと思った.
信仰の話は難しい.
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年5月26日に日本でレビュー済み
 映画は歴史の浅いアメリカの為の神話。とすれば、神話的になるのは必然。
が、いかんせん、真面目な宗教学者が、真面目な映画ばかりみてかったいるので、どうしても、神話にあるはずの猥雑さ、突飛さが語られていない。
 それがたまらなくもどかしく感じてしまいます。
 論じている作品のチョイスも古典名作か、すでに評価が定まっている作品ばかり。これらに自分の生い立ちを投影するのは、勝手ですが、その分視野が狭くもなっています。
 書いていて批判ばかりしてますが、小津作品、男はつらいよの評論は親切わかりやすかったです。ただ、夏目漱石との関連付けは陰謀論的で逆に面白かったですね。 
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月8日に日本でレビュー済み
刺激的なタイトルの本ですが、ここで言う「父を殺す」というのは父を超えることのメタファーです。アメリカ映画と日本映画の多くが主人公の通過儀礼、そして父親超えを描いていることを論じています。映画論というと小難しい技法やうんちくを語るものが少なくありませんが、本書は基本的に物語の構造だけを取り上げており論旨が大変明解です。やや単純化し過ぎているきらいもありますが、分かりやすくて楽しく読ませていただきました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本書は映画を「通過儀礼」という視点から解説したもの。通過儀礼とはあらゆる民族に見られるもので、子供に試練を与え、それを通過した者のみ大人として認める儀式のこと。この視点から見ると、アメリカの映画が共通して描いているパターンや、一見分かりにくい象徴的な映像表現の意味、映画が「現代の神話」と言われる理由などが非常によく分かる。すなわち映画は「通過儀礼」を描いているのであり、欧米社会では父をいかに超えていくか(象徴的な意味で殺すか)がとても重要になるというわけです。
 また日本とアメリカの通過儀礼の描き方の違い、黒澤映画がなぜアメリカ人に受けるのか、宮崎アニメがなぜ支離滅裂になるのか等も納得させられます。単純だが非常に強力な視点。良い映画とは、主人公の成長を疑似体験することによって、自分も成長できる(少なくともそういう気分になれる)映画であると考えることができます。目からウロコ。
 はて、自分の人生に欠けているのも「通過儀礼」ではないかと改めて気づかされます。通過儀礼をうまく越えないと、どうなっていくか。寅さんや夏目漱石の登場人物を例にあげて解説している。自分を大人にするという観点から、改めて映画を見たいと思うようになりました。
 本書はあの町山智浩氏が解説文を寄せており、島田氏から「通過儀礼」について教えを受けたことが映画評論の本執筆の契機になったと述べています。一方島田氏も物書きとしての契機に町山氏の存在を認めており、互いに人生の再出発に果たした役割を改めて知りました。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月14日に日本でレビュー済み
宗教学者による、「通過儀礼」を切り口とした映画批評。

あらすじが丁寧に説明してあって、楽しく読める1冊ではあります。
ただし、

○「ローマの休日」や「スタンド・バイ・ミー」ほか、当該の分析対象作品が成長物語というのは
当たり前というか改めて指摘するまでもないことであり、「通過儀礼」という切り口の導入で
見えてくるものがあるかどうか、が大事だと思います。
しかし、「ローマの休日」でのアン王女の髪型の変化がしがらみからの解放他メンタリティを
暗示している、「スタンド・バイ・ミー」の子どもたちが吸うタバコは大人への憧憬である、等、
敢えて「通過儀礼」を持ち出さなくともわかるのではないか…という感想が正直あります。

○本書では宮崎作品、具体的には「魔女の宅急便」において通過儀礼が完了されないままであるという
批判がなされているのですが、
'A契機上大事な画家の女性(キャラ名失念)との出会いについて触れない。ここは「通過儀礼」という
点でも大事だと思うのですが(アイデンティティや職業観?の変化)。ここを考えると
個人的には十分「通過儀礼」がなされたもの、と考えてもいいと思っています。
'B思春期的・特に恋愛感情的な葛藤について触れない。これも観点上重要では?また、
「通過儀礼」における性差については考慮しないのか?
'C「通過儀礼」がなされていないという「宮崎アニメに対する疑問」(p. 84)について、なぜ
「通過儀礼」がなされないといけないのか(ここは疑問=批判と解してよい箇所かと思います)が
わからない。
※ちなみに宮崎アニメでも「天空の城ラピュタ」なんかは、主人公パズーの「通過儀礼」物語として読むと
図式的によくあてはまるように思います。それが意義あることかどうか、は別として。

等々、疑問点が残りました。
寅さんとアメリカ映画の差=通過儀礼の日米差という観点など、なるほどと思わせる個所はあるのですが、
上記のような疑問点や、あるいは単にあらすじの確認の域をそれほど逸脱しない内容の部分が
多く、ちょっと残念ではあります。
「通過儀礼」あるいは「父殺し」という観点がドラスティックな読みをもたらす、例えば江藤淳が
「父(性)の不在=去勢された日本」という観点で小島信夫を批評したような、そういった面白さがないと、
この刺激的なかっこいいタイトルにはそぐわないようにも思われます。
気楽に読めるのですが、それ以上でもない、という読後感でした。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月9日に日本でレビュー済み
 宗教学者による映画論。1995年の書『 ローマで王女が知ったこと―映画が描く通過儀礼 』(筑摩書房)を加筆修正して文庫化したものです。

 映画の中で何が登場人物たちの通過儀礼となっているのかに着目して見た場合、その映画の味わい深さが一層理解できることを説く書です。若者、あるいは未熟な存在である主人公が一定の試練を越えて成熟した存在へと変貌を遂げる。儀礼を通過するところに人の成長があり、見る者に人生とは何であるかを教えてくれるというわけです。

 著者は『ローマの休日』や『スタンド・バイ・ミー』といった著名な映画を俎上に載せ、通過儀礼のプロセスを3段階に腑分けした場合の「分離」「移行」「結合」のそれぞれに当てはまるシークエンスがどれであるかといった解説を平易な文章で綴っていきます。
 分離のプロセスで主人公が通った敷居や出入り口と、結合の段階では二度とまたがないことに着目したくだりは、大変示唆的で、見知った映画であってもその点に注意しながら再見したいと強く思わせるものです。

 ところで、通過儀礼という宗教人類学的な用語を鍵として宗教学者らしい見方で筆を進めている著者の視点は確かに学ぶところは多いのですが、それは決して新しい視点ではありません。映画の観客である著者が論じるずっと以前から、映画製作者側はこの通過儀礼こそが映画の核心であると指摘してきました。

 リンダ シーガー著『
アカデミー賞を獲る脚本術 』(フィルムアート社 2005年4月刊)の中にこんなくだりがあります。
 「人間は成長しなければ人生の勢いは衰え、時には止まってしまう。変化がなければ、人間は同じパターンを繰り返すだけで、人生の旅は止まってしまう。(中略)人間の変化とはより人間味のある、自分らしい人間へと変わっていく動きであり、前向きなものだ」。(184頁)
 つまり、観客側が通過儀礼をキータームにして映画を読み解く努力をする/しないに関わらず、製作者側は確信犯として通過儀礼を映画の中に織り込む努力を続けてきたといえます。

 とはいうものの、映画から人生を学ぶ上での重要な補助線として著者が提示する通過儀礼という視線は大変有益であることは間違いありません。
 若い読者には人生の予習として映画を見る上での一助として、ぜひとも一読を勧めたい一冊ですし、一方、著者自身がいうように、既に人生の折り返し地点を通過してしまった読者には、人生を復習する上で映画の中の通過儀礼に目を止めるのはまた大いに意味のあることだといえるでしょう。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年6月23日に日本でレビュー済み
宗教学者が、映画について評論するという変わった本である。通過儀礼という文化人類学でよく使われるキーワードをもとに、映画の中で登場人物がどのように通過儀礼を経て成長するか説いている。特にアメリカ映画では通過儀礼は大切なものであるらしい。

特にアメリカ映画では父と子の葛藤が描かれ、子はいかにして父を乗り越えて成長するかが物語の柱になっている(分かりやすいのはスターウォーズ)。それは私自身ハリウッド映画を観ていてなるほどと感じる。最近観た「セッション」には、「2人の父」が出てくるが、最後は主人公が父たちを乗り越えて幕を閉じていた。

日本映画に関しても述べている。主に小津、黒澤、それに「男はつらいよ」シリーズを題材に日本の通過儀礼についても述べている。しかし、アメリカと比べると、寅さんのように通過儀礼を経ず、すぐ放浪の旅に出てしまうなどの展開が多い。私も含め日本人に、通過儀礼を経たという実感が薄いのは映画を観てもわかる。

私自身まだ「男はつらいよ」をちゃんと観た事がないので、一作でも見ようかと思っている。まだ観てないのにいうのもどうだが、私と寅さんは似ていると思っている。どこか通過儀礼を避け、いつまでも放浪している感じなのだ。だが、映画と現実は違う。寅さんはずっと寅さんだが、私はいつか老いていくのだ。いつまでも寅さんのままでいるわけにはいかない。

巻末にある町山智浩の解説は泣かせる。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年6月1日に日本でレビュー済み
 著者は一般向けの著書の多い宗教学者。過激なタイトルだが、「通過儀礼」 という宗教的概念から、日米の映画をどう見るかを論じた真面目な本。ユニークな視点が大変面白かった。
 通過儀礼とは、人が節目を迎えて別の状態へと移行したことの確認儀式。例えば成人式・結婚式など。1.分離(それまでの状態から離れる)、2.移行(試練)、3.統合(新しい状態へ生まれ変わる)の3段階を経る。「ローマの休日」 や「スタンド・バイ・ミー」 は、子どもから大人への通過儀礼が主題になっている。
 最も面白いのは「アメリカ映画は父殺しを描く」 の章。厳格な、または逆にだらしのない父親に対し、子は愛憎相半ばの確執と葛藤を抱く。その苦しみを乗り越え、父に打ち勝つ(ダースベーダーに対するルーク)または和解する(「フィールド・オブ・ドリームス」)ことが、通過儀礼になっている。このパターンがアメリカ映画で繰り返し描かれる意味を考察している。
 他に、宮崎アニメでは通過儀礼が描かれていないこと、黒澤映画・小津映画の通過儀礼、通過儀礼に失敗し続ける寅さんと漱石との共通点を論じている。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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