新品:
¥968
ポイント: 30pt  (3%)  詳細はこちら
無料配送3月31日 日曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 明日 3月30日にお届け(4 時間 22 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り4点(入荷予定あり) 在庫状況について
¥968 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥968
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

箱根山 (ちくま文庫 し 39-10) 文庫 – 2017/9/6

5つ星のうち4.3 18

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥968","priceAmount":968.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"968","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"hLMBeU65bNdSe7AmfoygbzoqfBfYCt5Cuo1ZvzRQleAPtnrgwb9dskgOlYy4z5NKWi5bOcXgBjLyiLk35XZ5tfjrS4MdaYx582xwaYKqFORNPhWHUmLNEOWcdVkxN0d9i628M9YY3B0%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}

購入オプションとあわせ買い

よく一緒に購入されている商品

¥968
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥968
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥968
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

商品の説明

メディア掲載レビューほか

箱根の老舗旅館 “いがみあい"の結末は?

品のいい笑いと起伏に富んだ展開の妙、それに付け加えるなら明日を信じる気持ち。獅子文六の傑作『箱根山』はそんな成分から出来ている。

かつて箱根山の観光開発を巡って西武と東急という二大資本が争ったことがあった。箱根の山は天下の嶮というが本当は喧嘩のケンではないか、と獅子は考えたのだろう。箱根の温泉地・芦刈(作中では足刈)を舞台に、二つの老舗旅館のいがみあいの物語を書くことを思いついた。

玉屋と若松屋は、先祖を同じくする間柄だが、足刈一の名にどちらがふさわしいか、互いに譲らず争い続けている。しかも旧い湯治場であった箱根を近代的なリゾート地に生まれ変わらせようとする新興勢力も入り込んできていて、両家ともに気が抜けない。

そんな中、若い人々は旧い世代の対立とは無縁だった。有能で人柄もよい勝又乙夫は、若番頭として玉屋を支える立場だ。彼はドイツ人水兵と使用人の間に生まれた子供で、天涯孤独の自分を育ててくれた玉屋に絶対の忠誠を誓っている。そんな彼と、若松屋の長女・明日子の間に思いがけない縁ができた。英語と物理の成績が悪い明日子が、乙夫に家庭教師をこっそり頼んだからだ。二人の間にはやがて、強い信頼感が芽生えていく。

開発業者たちの思惑が絡み合い、玉屋と若松屋の人々は翻弄される。反目し合っているものの、彼らには戦後のせちがらさとは無縁という共通点があるのだ。先の読めなさが獅子作品の魅力だが、人間関係がもつれて行き詰まったかと思える箇所で、物語には明るい光が射す。目を射る鋭いものではなく、朝日のように暖かい光である。それが読者に、希望と活力を与えてくれるだろう。(恋)

評者:徹夜本研究会

(週刊文春 2017.11.30 号掲載)

著者について

1893─1969年。横浜生まれ。小説家・劇作家・演出家。本名・岩田豊雄。慶應義塾大学文科予科中退。フランスで演劇理論を学び日本の演劇振興に尽力、岸田國士、久保田万太郎らと文学座を結成した。一方、庶民生活の日常をとらえウィットとユーモアに富んだ小説は人気を博し、昭和を代表する作家となる。『コーヒーと恋愛』『てんやわんや』『娘と私』『七時間半』『悦ちゃん』『自由学校』(以上、ちくま文庫)。『娘と私』はNHK連続テレビ小説の1作目となった。『ちんちん電車』『食味歳時記』などエッセイも多く残した。日本芸術院賞受賞、文化勲章受章。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2017/9/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/9/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 432ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480434704
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480434708
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.8 x 14.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 18

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
獅子 文六
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
18グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2020年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月12日に日本でレビュー済み
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月12日に日本でレビュー済み
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入