¥880 税込
ポイント: 53pt  (6%)  詳細はこちら
無料配送5月26日 日曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 明日 5月25日にお届け(5 時間 17 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
在庫あり。 在庫状況について
¥880 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥880
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

先生はえらい (ちくまプリマー新書) 新書 – 2005/1/1

4.2 5つ星のうち4.2 214個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥880","priceAmount":880.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"880","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"uHRf63Wgg0iTUKUMiKH1Vbh48ZN5nMiQ6Bf1%2BfASVQc%2Bk2kaToFMfuKMPrI2ywyFpME97zUk3ZkjTj%2BDlS8i6942s%2BrJj2%2FgSVa1%2BpstTAjGcJ%2FsU9AqIibJPr5sGxdt","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}

購入オプションとあわせ買い

だれもが幸福になれる、常識やぶりの教育論。

著者からひとこと
この本は「ちくまプリマー新書」という中高生対象の新しい新書シリーズの一冊として書かれたものです。

「いまどきの中高生に何か言いたいことがありますか?」と筑摩の編集者に尋ねられたときに、「『先生はえらい』かな・・」とぽつりと答えたのが、この本のきっかけになりました。

タイトルからおわかりいただけるようにこれは師弟論です。
教育論というのは世に多くありますが、師弟論というのは、最近少ないですね。
というのも、「先生はえらくない」ということがいまの日本ではほとんど常識になっているからです。
「教育基本法を改正せよ」「教育勅語を復活せよ」などと言われるみなさんはもちろん、「教師だって生身の人間だい」「教師は労働者である」という方向に力点を置かれるみなさんも、とりあえず「先生はそんなにえらいもんじゃないです、別に」ということについては衆議一決されています。
先生方のお気持ちも、あるいは先生方を罵倒される方々も、それなりに切ない事情があって語り出されているわけですから、お気持ちもわからないではありませんが、そういうことだけで果たしてよろしいのであろうか、という警世の一石を投じるのが本書の趣旨であります。

私の「先生はえらい」論は、「えらい先生とはこれこれこういうものである」というような認知的なものではありません(そんなことを言っても何も始まりません)。
あるいは「いいから黙って先生の言うことを聞きなさい」というような政治的なものでもありません(そんなことを言っても誰も聞いちゃくれません)。
そうではなくて、「先生」というのは定義上「えらい」ものである。あなたが「えらい」と思う人、それが「先生」であるという必勝不敗の同語反復を断固主張するところの書物なのであります。

私が行ったのはいわば「えらい」の構造分析です。
「他者を『えらい』と思うのは、どういう心的状況、いかなる権力的付置のことか」
という分析を試みたのです。
これなら私も理論的に熟知しています。
というのは、私がこの数年集中的に読んできたレヴィナス老師とラカン老師はどちらも「えらい」の専門家だからです。
この方たちは「えらい」というのはどういうことで、それがどのような教育的・分析的効果をもつのかということを、ほとんどそのこと「だけ」を考究され、書き残されているのでした(ということに気づかれているかたはあまりいないようですが、そうなんですよ、これが)。
私も最近まで気づきませんでしたから、偉そうなことは言えませんが。

ともあれ、レヴィナス、ラカン両老師のご高説をすべて「えらいの構造分析」という視点から読み直し、ついに「『先生はえらい』だって、『えらい人』のことを『先生』ていうんだもん」という必殺の同語反復に到達したというのがことの真相であります。

「えらい」の構造分析を通じて、師弟関係の力学的構造が解明されれば、まあ、あとは原理的には「赤子の手をひねる」ようなものです。ビジネスでいうところの「レバレッジ」(梃子)というやつですね。
「われにレバレッジを与えよ、さらば宇宙を動かしてごらんにいれよう」とまではゆきませんが、「えらい」のレバレッジ・モデルの解明を通じて、やがて日本の教育はあらたなフェーズに入ってゆくものと確信しつつ、新刊案内のご挨拶に代えさせて頂きます。

内田 樹

【目次】
先生は既製品ではありません
恋愛と学び
教習所とF‐1ドライバー
学びの主体性
なんでも根源的に考える
オチのない話
他我
前未来形で語られる過去
うなぎ
原因と結果
沈黙交易
交換とサッカー
大航海時代とアマゾン・ドットコム
話は最初に戻って
あべこべことば
誤解の幅
誤解のコミュニケーション
聴き手のいないことば
口ごもる文章
誤読する自由
あなたは何を言いたいのですか?
謎の先生
誤解者としてのアイデンティティ
沓を落とす人
先生はえらい
続きを読む もっと少なく読む

よく一緒に購入されている商品

¥880
最短で5月26日 日曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥484
最短で5月26日 日曜日のお届け予定です
残り20点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥495
最短で5月26日 日曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
spCSRF_Control
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

商品の説明

著者からのコメント

著者からひとこと

この本は「ちくまプリマー新書」という中高生対象の新しい新書シリーズの一冊として書かれたものです。

「いまどきの中高生に何か言いたいことがありますか?」と筑摩の編集者に尋ねられたときに、「『先生はえらい』かな・・」とぽつりと答えたのが、この本のきっかけになりました。

タイトルからおわかりいただけるようにこれは師弟論です。
教育論というのは世に多くありますが、師弟論というのは、最近少ないですね。
というのも、「先生はえらくない」ということがいまの日本ではほとんど常識になっているからです。
「教育基本法を改正せよ」「教育勅語を復活せよ」などと言われるみなさんはもちろん、「教師だって生身の人間だい」「教師は労働者である」という方向に力点を置かれるみなさんも、とりあえず「先生はそんなにえらいもんじゃないです、別に」ということについては衆議一決されています。
先生方のお気持ちも、あるいは先生方を罵倒される方々も、それなりに切ない事情があって語り出されているわけですから、お気持ちもわからないではありませんが、そういうことだけで果たしてよろしいのであろうか、という警世の一石を投じるのが本書の趣旨であります。

私の「先生はえらい」論は、「えらい先生とはこれこれこういうものである」というような認知的なものではありません(そんなことを言っても何も始まりません)。
あるいは「いいから黙って先生の言うことを聞きなさい」というような政治的なものでもありません(そんなことを言っても誰も聞いちゃくれません)。
そうではなくて、「先生」というのは定義上「えらい」ものである。あなたが「えらい」と思う人、それが「先生」であるという必勝不敗の同語反復を断固主張するところの書物なのであります。

私が行ったのはいわば「えらい」の構造分析です。
「他者を『えらい』と思うのは、どういう心的状況、いかなる権力的付置のことか」
という分析を試みたのです。
これなら私も理論的に熟知しています。
というのは、私がこの数年集中的に読んできたレヴィナス老師とラカン老師はどちらも「えらい」の専門家だからです。
この方たちは「えらい」というのはどういうことで、それがどのような教育的・分析的効果をもつのかということを、ほとんどそのこと「だけ」を考究され、書き残されているのでした(ということに気づかれているかたはあまりいないようですが、そうなんですよ、これが)。
私も最近まで気づきませんでしたから、偉そうなことは言えませんが。

ともあれ、レヴィナス、ラカン両老師のご高説をすべて「えらいの構造分析」という視点から読み直し、ついに「『先生はえらい』だって、『えらい人』のことを『先生』ていうんだもん」という必殺の同語反復に到達したというのがことの真相であります。

「えらい」の構造分析を通じて、師弟関係の力学的構造が解明されれば、まあ、あとは原理的には「赤子の手をひねる」ようなものです。ビジネスでいうところの「レバレッジ」(梃子)というやつですね。
「われにレバレッジを与えよ、さらば宇宙を動かしてごらんにいれよう」とまではゆきませんが、「えらい」のレバレッジ・モデルの解明を通じて、やがて日本の教育はあらたなフェーズに入ってゆくものと確信しつつ、新刊案内のご挨拶に代えさせて頂きます。

内田 樹

出版社からのコメント

何も批判しない教育論
ひとりでできる教育改革

「先生はえらい」のです。たとえ何ひとつ教えてくれなくても。「えらい」と思いさえすれば学びの道はひらかれる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2005/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 175ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480687025
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480687029
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 214個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
内田 樹
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
214グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「学びの主体性」とは、学ぶ者が先生の言いたいことを自ら想像することである。そして、自ら想像することは、無限の解釈の余地があり、それが「学びの主体性」である。
しかし、学ぶ者は必敗の者であり、学ぶ者に解釈の余地ある教えを施す先生はえらい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう言葉あそびっぽい哲学っぽい、思索っぽい、本はエネルギーがいるからね。一気に読めるけど、ほんとはなんだ、みたいな不可解な疑問が頭の中に連呼してしまうのね。難しい本であればちょっとあきらめて、まいいかで納得するけど、おっさんが高校生向けとおもわれている本を挫折したら悲しいからね。誰かにものを習うって、いや、初心者はなんだって、先生必要。お弟子さんと師みたいな関係と、テクニカルな先生は違うのではないかなとか。「先生はえらい、と思うから先生。」みたいな同語反復みたいな。、、そういう混乱を呼び起こして、でもまたある程度生きている人にはみょーな納得がきたりして。そういう本です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
師弟論のロジックがわかる。いや、わからないのか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態はいいのですが、予定日までに届きませんでした!前回購入した本も同じ状態でしたので、今後は予定通りの到着をお願い致します。
2022年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ内田先生がこのような言い回しをするのか、そのネタバラシが書いてありました。この本の構造自体がそれを表しており、一気に読了してしまいました。何も分かりません。「何も分かりません」と「すべて分かりました」の隙間に隠れている忍者を引きづり出す。それが僕の解釈したことで、最後には免許皆伝してしまいました。誤解こそがよいコミュニケーションであるという立脚点が、光の速度も空間の大きさも規定してしまう新しい書物。(すでに過去にあったのかもしれませんが)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内田氏のこの著作『先生はえらい』を自分なりに解釈すると、学ぶ側(学生、生徒)は、
「自分は何を知らないか、できないか」を適切に言うことができない状態を適切だとしている。
そして、先生は、その「何か=知識」を教えてくれるものではなく、
「スイッチ=媒介装置」の役割をすることが適切だと、
つまり、教師は、知識を教授する、しないは、あまり学ぶ側にとって真に必要とせず
学ぶ側が何を知りたいかを自己に問いかけるような存在になるべきだということです。
学ぶ側が、あっ自分自身は、こういう「知」を知りたいんだ、勉強したいんだと、
心の底から思える状態ではあれば、教師の役目は半ば終了し、
学ぶ側は、以後、自発的に学ぶ。

今、学校の授業はシラバス方式(いつ、何を、どう教えるを開示したもの)になっているらしい。
これは、先生を知識提供サービス者とし、勉強する側は消費者とする、
まさに、ビジネスの論理で教育を考えている。
これをやっちゃおしまいよという言葉がありますが、
内田氏曰く、お終いなのでしょう。

つまり今の状況は、学ぶ側にメリットがあるように思えるが
(だって知識を効率的に分かり易く教えてくれるんだから)、
しかし、実はあまりメリットがない。
そもそも、教育に対してメリット、デメリットを考えしまうこと自体が、
ナンセンスなのだろうと思う。

結局は知識の過多で点数をつけられるから、仕方ないかもしれないが、
これでは、今も昔も大量の勉強嫌い(点数をつけられ、順番をつけられることが嫌だと思うこと)
を生んでしまうように思う。

こういう社会的損失をしっかり把握したほうがいいんじゃないだろうか。
ただ、現に、これではいかん!と思って動き出している先生は多数いる。
ビジネスの論理に負けないで、是非、頑張っていただきたい。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなにわかりやすくて深い内容のものに出会ったのは久しぶりです。

それでいて平易で、親しみのある文体で、説得力もあります。

よくあるベストセラーのように、誰もがとっくに気がついているようなことを、もっともらしく言い換えているレベルのものではないことは確かです。

ちょっとだけ回りくどい点と、最近の子供が「うざい、微妙、かわいい等」程度の言葉でコミュニケーションをしている傾向に問題意識が薄すぎる(忌忌しき事態だと私はとらえているので)という点で☆4つです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
問題なく配送されました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート