テレビでのお馴染みの斉藤兆史先生による「正統派英語学習法」です。
中高校生向けに書かれた本ですが、大人の我々にも示唆を与えてくれ
ます。自習方法として「英語を見たらとりあえず音読する」「同じ文
章を繰り返し音読する」「ひたすら書き写す」「細かいところまで注
意しながら読む」「英文を暗唱する」「多量の英文を読む」「丸暗記
する」「英語の文章を書く」「視聴覚教材を活用する」「自分なりの
学習法を工夫する」という、ひたすら型の学習方法がオススメされて
います。
本書で著者が本当に言いたいことは、最後のあたりに出てくる「英語
を使う際の心構え」という節に出てくる次の部分だと思いました。
「これから国際対話の道具として英語を用いていくとすれば、それは、
私たちの考え方や文化をきちんと伝えられるものでなければなりま
せん。」
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これが正しい!英語学習法 (ちくまプリマー新書 51) 新書 – 2007/1/9
斎藤 兆史
(著)
- 本の長さ142ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/1/9
- ISBN-104480687505
- ISBN-13978-4480687500
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/1/9)
- 発売日 : 2007/1/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 142ページ
- ISBN-10 : 4480687505
- ISBN-13 : 978-4480687500
- Amazon 売れ筋ランキング: - 389,889位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、栃木県出身。東京大学大学院教育学研究科教授。専門の英学・英語教育の他、英文学の翻訳も数多く手がける。英ノッティンガム大学英文科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部で長年教鞭をとった(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『教養の力 東大駒場で学ぶこと (ISBN-10: 4087206858)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般的な高校生レベルの英語力があるならぜひおススメ。
また、得意な人でも読んで損はない。
苦手な人も根気があれば読んでいける。
とにかく良書。
他のを読んで自己満足に浸るぐらいだったら、少々無理してでも読むべき。
自分もセンター試験・二次試験ともに90%はとれるので、自分の力を過信して全く勉強してこなかった。
しかし、この本を読んでからというもの、英語の勉強が驚くほど楽しくなった。
むしろ勉強せずには床につけないほど。
また、得意な人でも読んで損はない。
苦手な人も根気があれば読んでいける。
とにかく良書。
他のを読んで自己満足に浸るぐらいだったら、少々無理してでも読むべき。
自分もセンター試験・二次試験ともに90%はとれるので、自分の力を過信して全く勉強してこなかった。
しかし、この本を読んでからというもの、英語の勉強が驚くほど楽しくなった。
むしろ勉強せずには床につけないほど。
2011年9月12日に日本でレビュー済み
書物を上梓する以上、もっと内容を練って自分の中で結晶化した言葉で書いていただきたいものです。ところどころ共感を覚えても、書物としては全く感心しませんでした。読者を侮りすぎていませんか。
これは著者だけの責任ではないように感じますので、少々書かせていただきます。
筑摩書房には素晴らしい著者、著作との出会いを多々いただいているのですが、時々見識を疑うような本に出くわします。今回本書を読み、昔『英文法の謎を解く』という本を買ってひどく後悔した記憶がよみがえりました。
編集者、出版社の責任も重いと考えています。そもそも、ちくまプリマ―新書シリーズ刊行の意図は何ですか?書物自体には全く記述がなく、ちくま新書との棲み分けも見えません。今後筑摩の新書は内容をしっかり確認しないと怖くて買えません。こんなことを書くのも本書刊行の意図を自分が誤解していたのではないかという疑念から「刊行にあたって」のようなものが巻末にないか探そうとしたということです。それくらい、これまでちくま新書、ちくま文庫、ちくま学芸文庫などで読んできた本と本書の間に「落差」を感じました。
これは著者だけの責任ではないように感じますので、少々書かせていただきます。
筑摩書房には素晴らしい著者、著作との出会いを多々いただいているのですが、時々見識を疑うような本に出くわします。今回本書を読み、昔『英文法の謎を解く』という本を買ってひどく後悔した記憶がよみがえりました。
編集者、出版社の責任も重いと考えています。そもそも、ちくまプリマ―新書シリーズ刊行の意図は何ですか?書物自体には全く記述がなく、ちくま新書との棲み分けも見えません。今後筑摩の新書は内容をしっかり確認しないと怖くて買えません。こんなことを書くのも本書刊行の意図を自分が誤解していたのではないかという疑念から「刊行にあたって」のようなものが巻末にないか探そうとしたということです。それくらい、これまでちくま新書、ちくま文庫、ちくま学芸文庫などで読んできた本と本書の間に「落差」を感じました。
2023年3月28日に日本でレビュー済み
★3.3/2023年24冊目/3月10冊目/『これが正しい!英語学習法』(ちくまプリマー新書/筑摩書房)/斎藤 兆史/P.142/2007年/700円+税 #読書 #読書2023 #読了 #読了2023
数々の東大教授が信頼する斎藤兆史さんの本。ページ数も少なく、各論よりも本論的な内容。何度も書かれているが「自分の毎日の生活の中で常に英語に触れるような工夫をすることが大切」(p30)である。xxをすれば最短で〜、楽しみながら〜というのも紛い物である。英語学習は簡単ではない。文法と単語を正しく理解し、絶え間ない努力が必要だと解く。さまざまな英語勉強本を読んできた。著者によってメッセージは十人十色だが、斎藤兆史のような勉強法が王道だろう。毎日英語に触れる、音読を繰り返す、文法を正しく理解することだ。
数々の東大教授が信頼する斎藤兆史さんの本。ページ数も少なく、各論よりも本論的な内容。何度も書かれているが「自分の毎日の生活の中で常に英語に触れるような工夫をすることが大切」(p30)である。xxをすれば最短で〜、楽しみながら〜というのも紛い物である。英語学習は簡単ではない。文法と単語を正しく理解し、絶え間ない努力が必要だと解く。さまざまな英語勉強本を読んできた。著者によってメッセージは十人十色だが、斎藤兆史のような勉強法が王道だろう。毎日英語に触れる、音読を繰り返す、文法を正しく理解することだ。
2007年1月15日に日本でレビュー済み
著者はこの本の「読者の英語力としては、中学2年修了時までに習うべき学習事項をほぼ完璧に習得している段階を想定して書いた」と述べています。一部の漢字にはルビを振ってありますので、高校生や初中級レベルの読者に適した本だと思います。構成は異なりますが、著者のこれまでの英語学習に対する主張が易しく書かれています。著者の提唱する学習法に基本的には賛同し、全てではありませんが実践し、効果を上げています。
2007年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、中学校程度から、相当高度な段階のひとまでを対象にしている。この本を読んだからといって英語が上達するわけではないが、英語を勉強したいひとが、何から手をつけていいやら分からないとき、格好の案内になるでしょう。
大きくわけて、予習編、授業編、自習編、復習編で構成されている。巻末にはおすすめの学習教材も紹介されている。
読了するのはたいして難しくないが、書かれている内容を実践するのは、読者次第です。読んでおしまいという本ではなく、折に触れて読めば、自分の進路を確認する羅針盤となるでしょう。
大きくわけて、予習編、授業編、自習編、復習編で構成されている。巻末にはおすすめの学習教材も紹介されている。
読了するのはたいして難しくないが、書かれている内容を実践するのは、読者次第です。読んでおしまいという本ではなく、折に触れて読めば、自分の進路を確認する羅針盤となるでしょう。
2008年5月27日に日本でレビュー済み
タイトルどおり英語の学習方法を紹介した本であるが、
一言でいえば、「質実剛健」の学習法の紹介本といった
ところだろう。
昨今英語教育の流れとなっている、「文法は気にせずに話をしよう」、
「自由英作文をしよう」、「英文和訳は役に立たない」、
「学校文法や受験英語は役に立たない」という風潮に疑問を投げかけ、
真っ向から自らが主張する学習法を推薦している。
その背景となり根拠となっているのが、前著ともいえる、『英語達人列伝』
や『英語達人塾』(ともに中公新書)で研究し、紹介してきた、
「英語達人」と言われる人たちの学習法である。
それに基づき、音読、素読、暗唱、多読、辞書使用推奨…など、
昔ながらの質実剛健な学習法が提示されている。
また、文法の箇所では、学校文法にのっとった解説も特徴的だろう。
著者の著作の中でも読みやすく、気軽に読める体裁になっている。
初めて著者の著作を読む方には特におすすめである。
一言でいえば、「質実剛健」の学習法の紹介本といった
ところだろう。
昨今英語教育の流れとなっている、「文法は気にせずに話をしよう」、
「自由英作文をしよう」、「英文和訳は役に立たない」、
「学校文法や受験英語は役に立たない」という風潮に疑問を投げかけ、
真っ向から自らが主張する学習法を推薦している。
その背景となり根拠となっているのが、前著ともいえる、『英語達人列伝』
や『英語達人塾』(ともに中公新書)で研究し、紹介してきた、
「英語達人」と言われる人たちの学習法である。
それに基づき、音読、素読、暗唱、多読、辞書使用推奨…など、
昔ながらの質実剛健な学習法が提示されている。
また、文法の箇所では、学校文法にのっとった解説も特徴的だろう。
著者の著作の中でも読みやすく、気軽に読める体裁になっている。
初めて著者の著作を読む方には特におすすめである。
2023年3月12日に日本でレビュー済み
この本には、英語の達人になるための勉強法が書いてあります。著者の斎藤氏はいかにもクソ真面目な昭和のオジサンと言った感じの人で、文体が説教臭くて私は好きになれなかった(笑)。
第1章は「予習編」です。英語学習に必要な道具や学習環境、発音記号などについて書いてありました。斎藤氏によると、日本語(母国語)の勉強は英語力の向上に役立つとのこと。
第2章は「授業編」です。品詞の違いや時制、基本的な英単語や長文読解テストなど。英語のネイティブは日常会話に2万語は用いているらしい。
第3章は「自習編」です。ひたすら音読、ひたすら筆写、精読や暗唱などの努力が勧められていました。ジョージ・オーウェルの『動物農場』は語学入門に便利らしいので、いずれ読んでみたい。
第4章は「復習編」です。長文読解テストや英語の歴史、英語を学ぶ際の心構えなど。
巻末にはおすすめの教材が載っていました。
この本は低年齢層向けのちくまプリマー新書ですから、内容もさほど高度ではないと思いました。お金に余裕があったら買って、ざっくり読んだら肝心の英語学習をすぐに実践したほうが良いかと思いますぞ。
第1章は「予習編」です。英語学習に必要な道具や学習環境、発音記号などについて書いてありました。斎藤氏によると、日本語(母国語)の勉強は英語力の向上に役立つとのこと。
第2章は「授業編」です。品詞の違いや時制、基本的な英単語や長文読解テストなど。英語のネイティブは日常会話に2万語は用いているらしい。
第3章は「自習編」です。ひたすら音読、ひたすら筆写、精読や暗唱などの努力が勧められていました。ジョージ・オーウェルの『動物農場』は語学入門に便利らしいので、いずれ読んでみたい。
第4章は「復習編」です。長文読解テストや英語の歴史、英語を学ぶ際の心構えなど。
巻末にはおすすめの教材が載っていました。
この本は低年齢層向けのちくまプリマー新書ですから、内容もさほど高度ではないと思いました。お金に余裕があったら買って、ざっくり読んだら肝心の英語学習をすぐに実践したほうが良いかと思いますぞ。