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問題がモンダイなのだ (ちくまプリマー新書 50) 新書 – 2006/12/1
- 本の長さ126ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104480687521
- ISBN-13978-4480687524
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著者について
文筆家、編集者、ユーチューバー。1972年3月、鳥取県米子市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。晶文社にて編集業にも従事。関心領域は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、デジタルガジェット、映画、ロックなど。哲学愛好家。Tシャツ愛好家。ハーレーダビッドソン愛好家。卓球愛好家。
主な著書
『哲学の門前』(紀伊國屋書店)
『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版』(ちくま文庫)
『理不尽な進化 増補新版──遺伝子と運のあいだ』(ちくま文庫)
『人文的、あまりに人文的──古代ローマからマルチバースまでブックガイド20講+α』(山本貴光との共著、本の雑誌社)
『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。──古代ローマの大賢人の教え』(山本との共著、筑摩書房)
『脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座』(山本との共著、太田出版)
『問題がモンダイなのだ』(山本との共著、ちくまプリマー新書)
主な訳書
『先史学者プラトン──紀元前一万年―五千年の神話と考古学』(山本との共訳、朝日出版社)
『MiND 心の哲学』(山本との共訳、ちくま学芸文庫)
プロフィール
http://clnmn.net/works
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文筆家・ゲーム作家。1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。1994年から2004年までコーエーにてゲーム制作(プログラム/企画)に従事。2004年からフリーランス。2015年から2020年までモブキャストゲームスとプロ契約。金沢工業大学客員教授、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。
詳しくはブログ「作品メモランダム」のプロフィールをご覧ください。
http://yakumoizuru.hatenadiary.jp/entry/profile
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書は、自分で考えたくない、調べたくない、あなたには向かない。
考えることを考える、何を考えるかを考える、「何を」が何かを考える。
考えるためには、「問題がモンダイ」なのです。
本書は、暦年齢とは別の、考えることの「入り口」の精神年齢にさしかかったあなたに「仕組み」を考える機会を作ってくれます。
本書を、迷った時、迷ったかなと思った時、手にしたらいかがでしょうか。
そもそも、問題発見能力が高ければ、その「経験」からおのずと人間はその解決能力が
高くなっていくものだと思うからです。
では、問題発見をする一助になるか?といえば、、、なると思います。
結局、問題と、その解決、解消というものの関係を非常にシンプルなモデルとして提示
して、そのモデルにあてはめていくつかの例示をしている、というのがこの書籍の主題
だと思います。
また、モデルが提示されることにより、実は、その「解法」につながるものがでてくる
と思います。なぜなら、自分にふりかかっていたものをこのモデルに「あてはめてみる」
ことで今まで気がつかなかったことに気がつく可能性があるからです。
KJ法のような発想法とは少し趣きは異なるものの、
・事象をモデル化
・それを自ら図示してみる
をすることで、人間というのは今まで電気の流れていなかったところに「発火」する
可能性は非常に高いことを身をもって体験いたしました。
「きっかけ」を求めている方や、それを「指導」したいと思っている方には是非、
おススメだと思います。
下衆な解法を書いていないことが逆に、「自分で思考する」ことを教え、その先の広
がり(解法を書くとそこからの応用はないから)を与える可能性がある、奥ゆかしくも
優れた書籍だと思います。