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未来形の読書術 (ちくまプリマー新書 62) 新書 – 2007/7/1
石原 千秋
(著)
- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104480687645
- ISBN-13978-4480687647
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 159ページ
- ISBN-10 : 4480687645
- ISBN-13 : 978-4480687647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 435,892位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人にもよると思いますが、読書する際に参考になると思います。
2017年4月7日に日本でレビュー済み
読了:2017年028冊(2月14冊)★3.4
『未来形の読書術 (ちくまプリマー新書)』 、新書2007/7、石原 千秋 (著)
石原氏の本は2冊目である。石原さんのような文章が私は好きである。文章を理屈でこねくり回して解釈を加えるところが哲学っぽくて良い。
残念なのは、本書が160ページほどしかないことである。もっと石原氏の小説に対する解釈をたくさん読みたいと思いました。
中でも言語論的転回というキーワードが引っ掛かりました。こういう考え方も理屈派の私としては大好きなものの考え方でした。そして、次に読む小説は夏目漱石、と心に決めたのであります。
───文学の言葉はそうではない。解釈の余地があればある程、言葉が多義的であればある程、優れた文学とさえいえる。そう言う文学が古典足り得る。(中略)迷うことを楽しむ読者を「精読者」と呼ぶこともある。ぼくは先に「読書への抵抗」と言ってみた。(p.115)
『未来形の読書術 (ちくまプリマー新書)』 、新書2007/7、石原 千秋 (著)
石原氏の本は2冊目である。石原さんのような文章が私は好きである。文章を理屈でこねくり回して解釈を加えるところが哲学っぽくて良い。
残念なのは、本書が160ページほどしかないことである。もっと石原氏の小説に対する解釈をたくさん読みたいと思いました。
中でも言語論的転回というキーワードが引っ掛かりました。こういう考え方も理屈派の私としては大好きなものの考え方でした。そして、次に読む小説は夏目漱石、と心に決めたのであります。
───文学の言葉はそうではない。解釈の余地があればある程、言葉が多義的であればある程、優れた文学とさえいえる。そう言う文学が古典足り得る。(中略)迷うことを楽しむ読者を「精読者」と呼ぶこともある。ぼくは先に「読書への抵抗」と言ってみた。(p.115)
2007年8月21日に日本でレビュー済み
石原先生愛読者には、内容的にはこれまでの復習のような感が強いが、「読者の仕事」を明確に示している点では新鮮に読むことができた。
小説を読むという行為は、読者が物語を主体的に構築していくということである。これが、本書の一番のメッセージだと思う(その意味で、「未来系の読書」というタイトルにはやや違和感を感じた)。
ユーモアを交えた親しみやすい語り口は健在。
明日から小説の読み方が少し変わってきそうな気になる本である。
小説を読むという行為は、読者が物語を主体的に構築していくということである。これが、本書の一番のメッセージだと思う(その意味で、「未来系の読書」というタイトルにはやや違和感を感じた)。
ユーモアを交えた親しみやすい語り口は健在。
明日から小説の読み方が少し変わってきそうな気になる本である。