武田百合子の「富士日記」を水上勉のエッセイで知り読んでみました。
日記ものは元々好きでしたので大変面白く読みました。
村松友硯も好きな作家でしたので、読んでみる気になりました。
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百合子さんは何色: 武田百合子への旅 ハードカバー – 1994/9/1
村松 友視
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1994/9/1
- ISBN-104480813543
- ISBN-13978-4480813541
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
作家・武田泰淳の妻であり、自らも数少ない珠玉の日記、エッセイをのこし、昨年死去した武田百合子。不思議な謎を秘めた彼女の人生に色をそえるために作家、村松友視が書き下ろした鎮魂の書。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1994/9/1)
- 発売日 : 1994/9/1
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 222ページ
- ISBN-10 : 4480813543
- ISBN-13 : 978-4480813541
- Amazon 売れ筋ランキング: - 438,190位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 77,549位ノンフィクション (本)
- - 117,085位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月24日に日本でレビュー済み
武田百合子が大好きで、その人のことを知りたい読みたいと思って読み始めたのであれば、文章に村松さんの調子が出過ぎてくると辟易する人もいるんじゃないだろうか。
裏表紙にある「傑作評伝」の惹句は評価が過ぎる。
しかし元担当編集者の村松さんでなくては知り難い話もやはりある。
百合子さんが文章の推敲を人一倍する人だったという記述は自分にとって新鮮でまた意外で、そこの件だけでもこの本を読んで良かったと思える。
百合子さんの学生時代の詩文が読めるのがまた喜ばしい。
武田百合子が大好きで、その人のことを知りたい読みたいと思って読み始めたのであれば、文章に村松さんの調子が出過ぎてくると辟易する人もいるんじゃないだろうか。
裏表紙にある「傑作評伝」の惹句は評価が過ぎる。
しかし元担当編集者の村松さんでなくては知り難い話もやはりある。
百合子さんが文章の推敲を人一倍する人だったという記述は自分にとって新鮮でまた意外で、そこの件だけでもこの本を読んで良かったと思える。
百合子さんの学生時代の詩文が読めるのがまた喜ばしい。
2012年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ年若い一編集者であった村松友視の目に映った、武田百合子の姿が鮮やかに描かれた素晴らしい一冊である。
2003年1月28日に日本でレビュー済み
「富士日記」「犬が星見た」などの一連の傑作が、夫泰淳の影響という以上に、百合子夫人の少女時代より培ってきた感性と表現力によるものであることを、彼女の習作や埴谷雄高などの証言、そして本人との付き合いを通じて記した評伝。村松友視のノンフィクション作品の多く(例えばプロレスもののすべて)に言える事だが、着想点は素晴らしいものの、今ひとつ核心の部分、暗闇の部分に踏み込まず、撫でて賛美して通り過ぎる嫌いは、本作においても例外ではない。