ツイッターで話題になっていた「マウンティング」という言葉に興味があり購入。
3時間ほどでするっと読めちゃいました。おもしろかった~!
自分がバリバリの文化会系ということもあり、
「◎◎(映画名)も観てないなんて人生損してる!」
「△△(マンガのタイトル)を面白いって言う人とは話あわないわ~」といった
サブカルマウンティングはわりと身近で見たり聞いたりしていたので免疫あるつもりでしたが、
それでも心臓がバクバクするような会話例がたくさん出てきました。
とはいえ、著者である瀧波さん、犬山さんも対談中、懺悔しまくりで、
この手の本にたまにみられる“斜め上から見た底意地の悪さ”が全くなく、読後感は爽快です。
私も「ぎゃー、自分もやってた!」「あの時マウンティングされてたんだ!」
と、身もだえしながら読みましたが、最終的には、
「やっぱり女同士っていいな」「大事な友達には声出して『好き』っていおう」って思えました。
きっと、お二人もよく気のつく優しい方なんでしょうね~。
以前、男女5人で飲んでたとき、A子ちゃんという友だちが女王キャラの子にいじられたことがありまして。
すごくモヤモヤしたんですけど、「やめてあげて!」って私が仲裁することで、
事態が深刻化してもな~と思い、何もいわずにいたことがあるんです。
その時にマウンティングって言葉が存在していて、
「も~、マウンティングしないであげてよ~」って笑いながら言えたら、
女王キャラの子も「えへへ」って言いながらA子いじりを止めて、その場もうまくおさまっただろうに!くー!
この本で「マウンティング」って言葉が浸透するといいなーという思いを込めて星5つです。
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女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本) 単行本(ソフトカバー) – 2014/2/8
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私の方が上ですけど?
「私の方が立場が上! 」と態度や言葉で示すマウンティング女子。肉食女子vs草食女子、既婚女子vs独身女子、都会暮らし女子vs田舎暮らし女子……。「女の戦い」の実態に、赤裸々な本音で鋭く迫る!
マウンティング〔mounting〕
サルがほかのサルの尻に乗り、交尾の姿勢をとること。霊長類に見られ、雌雄に関係なく行われる。動物社会における順序確認の行為で、一方は優位を誇示し他方は無抵抗を示して、攻撃を抑止したり社会的関係を調停したりする。馬乗り行為。(『広辞林』より)
【目次】
第1章 マウンティストは笑顔で殴る
第2章 こんなにいる! ○○型マウンティスト
第3章 恐怖! マウンティングのなれの果て
第4章 マウンティングの「攻め」と「受け」―その関係と傾向
第5章 マウンティングの回避法
「私の方が立場が上! 」と態度や言葉で示すマウンティング女子。肉食女子vs草食女子、既婚女子vs独身女子、都会暮らし女子vs田舎暮らし女子……。「女の戦い」の実態に、赤裸々な本音で鋭く迫る!
マウンティング〔mounting〕
サルがほかのサルの尻に乗り、交尾の姿勢をとること。霊長類に見られ、雌雄に関係なく行われる。動物社会における順序確認の行為で、一方は優位を誇示し他方は無抵抗を示して、攻撃を抑止したり社会的関係を調停したりする。馬乗り行為。(『広辞林』より)
【目次】
第1章 マウンティストは笑顔で殴る
第2章 こんなにいる! ○○型マウンティスト
第3章 恐怖! マウンティングのなれの果て
第4章 マウンティングの「攻め」と「受け」―その関係と傾向
第5章 マウンティングの回避法
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2014/2/8
- ISBN-104480815198
- ISBN-13978-4480815194
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商品の説明
著者について
瀧波ユカリ(たきなみ・ゆかり)
1980年北海道生まれ。漫画家。日本大学藝術学部卒。2004年「臨死 !!江古田ちゃん」でアフタヌーン四季賞大賞を受賞しデビュー。著書に漫画『臨死!!江古田ちゃん』(講談社)、エッセイ『はるまき日記』(文藝春秋)、『女もたけなわ』(幻冬舎)など。
犬山紙子(いぬやま・かみこ)
1981年生まれ。エッセイスト。イラストエッセイ『負け美女』(マガジンハウス)で作家デビュー、女性観察の名手として注目を浴びる。著書に『嫌われ女子50』(ベストセラーズ)、『高学歴男はなぜモテないのか』(扶桑社)など。
1980年北海道生まれ。漫画家。日本大学藝術学部卒。2004年「臨死 !!江古田ちゃん」でアフタヌーン四季賞大賞を受賞しデビュー。著書に漫画『臨死!!江古田ちゃん』(講談社)、エッセイ『はるまき日記』(文藝春秋)、『女もたけなわ』(幻冬舎)など。
犬山紙子(いぬやま・かみこ)
1981年生まれ。エッセイスト。イラストエッセイ『負け美女』(マガジンハウス)で作家デビュー、女性観察の名手として注目を浴びる。著書に『嫌われ女子50』(ベストセラーズ)、『高学歴男はなぜモテないのか』(扶桑社)など。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2014/2/8)
- 発売日 : 2014/2/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4480815198
- ISBN-13 : 978-4480815194
- Amazon 売れ筋ランキング: - 304,793位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,538位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は40代男性です。職場で、何人もの女性を部下に持つ身として参考になればと思い、この本を読みました。
まず、本を読み終えて私が感じたことは、女性とは、なんと複雑で魅力的なのか。ということでした。
お互いを親友と呼び合いながらも勝ち負けを争い、孤独を何より恐れるはずが、相手と離れてしまう言葉を投げかける。論理的に考えたら、まったくつじつまの合わないことを、日常で行っているのが、この本で言い表される「女」という存在なのかと感じました。
もしも、職場の女性たちが、この本の登場人物のようにマウンティングをしあっているのならば、なんと過酷なストレス環境にさらしてしまっているのだろうかと、自分自身のマネジメントのやり方を考えさせられます。
その中で、この本に出てくるような、マウンティングする女性たちの根本には、「満たされない承認欲求」が渦巻いているように感じました。
自分が一番でありたい。いや、自分が一番であると、周囲の人に言ってほしい。
そういった、自分の価値を自分で決められない人たちが、その評価を周囲の人にゆだねてしまう。そんな中、その周囲の人たちも、同じように、自分以外の人間に評価をゆだねようとしているため、「私を認めて」という欲求が永久に満たされないまま、ループしているような気がしました。
女性を理解するには、論理で考えるより、その感情に寄り添ったほうが良いのかもしれません。
職場に限らず、自分の身近にいる女性が、もしもこの状況にいるのであれば、せめて私はその人のことを、ありのまま理解したいと感じます。
まず、本を読み終えて私が感じたことは、女性とは、なんと複雑で魅力的なのか。ということでした。
お互いを親友と呼び合いながらも勝ち負けを争い、孤独を何より恐れるはずが、相手と離れてしまう言葉を投げかける。論理的に考えたら、まったくつじつまの合わないことを、日常で行っているのが、この本で言い表される「女」という存在なのかと感じました。
もしも、職場の女性たちが、この本の登場人物のようにマウンティングをしあっているのならば、なんと過酷なストレス環境にさらしてしまっているのだろうかと、自分自身のマネジメントのやり方を考えさせられます。
その中で、この本に出てくるような、マウンティングする女性たちの根本には、「満たされない承認欲求」が渦巻いているように感じました。
自分が一番でありたい。いや、自分が一番であると、周囲の人に言ってほしい。
そういった、自分の価値を自分で決められない人たちが、その評価を周囲の人にゆだねてしまう。そんな中、その周囲の人たちも、同じように、自分以外の人間に評価をゆだねようとしているため、「私を認めて」という欲求が永久に満たされないまま、ループしているような気がしました。
女性を理解するには、論理で考えるより、その感情に寄り添ったほうが良いのかもしれません。
職場に限らず、自分の身近にいる女性が、もしもこの状況にいるのであれば、せめて私はその人のことを、ありのまま理解したいと感じます。
2015年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会話の中で、相手は表面的には
悪い事を言ってないはずなのに
内心なんかモヤモヤする
さっきの言葉、なぜか腹が立つ!
それについて話し合ってる感じの本でした。
生々しすぎて、見ていて
すごく嫌な気分になりました。
しかも、この著者の方は
かなりのマウンティストですね。
ご自身でも認めておられます。
多分こんな人とは一生
仲良くなれないと思います。
周りにいる人にすごいストレスを与えていると思います。
本の文からも著者のマウンティングが見られ、
この本を出したのも
周りをマウンティングするため
なんぢゃないかと思う程でした。
この本を読んでも、
私は何の解決にもなりませんでした。
むしろ余計に周りを疑うように
なったり、最悪です。
選んだ自分を責めたい気分です。
私は、今対人関係で悩んでいますが、
これは本当にヒドイ本だと思います。
自分のことしか考えて
ないような文章に
腹が立ちました。
お金を返してほしいです。
この本は人を不幸にすると思います。
世の中の人をマウンティングしてると思います。
悪い事を言ってないはずなのに
内心なんかモヤモヤする
さっきの言葉、なぜか腹が立つ!
それについて話し合ってる感じの本でした。
生々しすぎて、見ていて
すごく嫌な気分になりました。
しかも、この著者の方は
かなりのマウンティストですね。
ご自身でも認めておられます。
多分こんな人とは一生
仲良くなれないと思います。
周りにいる人にすごいストレスを与えていると思います。
本の文からも著者のマウンティングが見られ、
この本を出したのも
周りをマウンティングするため
なんぢゃないかと思う程でした。
この本を読んでも、
私は何の解決にもなりませんでした。
むしろ余計に周りを疑うように
なったり、最悪です。
選んだ自分を責めたい気分です。
私は、今対人関係で悩んでいますが、
これは本当にヒドイ本だと思います。
自分のことしか考えて
ないような文章に
腹が立ちました。
お金を返してほしいです。
この本は人を不幸にすると思います。
世の中の人をマウンティングしてると思います。
2014年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うう、いますいます、こわいくらいに。
「ほめてる…いや、けなしている…? 違う、、、マウンティングだ!」
ということがよーくわかりました。
女子の言葉はホント理解しがたい。
きれいごとばっかりですから。
回避芳も、とても勉強になりました。
ああ、こわい!笑
「ほめてる…いや、けなしている…? 違う、、、マウンティングだ!」
ということがよーくわかりました。
女子の言葉はホント理解しがたい。
きれいごとばっかりですから。
回避芳も、とても勉強になりました。
ああ、こわい!笑
2020年9月26日に日本でレビュー済み
瀧波ユカリさんと、犬山紙子さんの本です。
女性同士の会話で、暗に「私の方が上よ!」と、オブラートにつつんで、一見、相手を褒めているように見えつつ、実は自分を上として、相手を見下す、という、そういう会話術を「マウンティング」と定義して、その現象を話し合う、という内容の本でした。
とりあえず、「マウンティング」の定義が大切になってくるんですが、
瀧波ユカリさんの発言を拾っていくと、
その「自分の方が立場が上」と思いたくて、言葉や態度で自分の優位性を誇示してしまうことを私は「マウンティング」と呼んでいる(6㌻)
お互いひたすらほめちぎるスタンスをとりながら、暗に相手をdisって(批判して)自分を上げるという。(19㌻)
仲良し風の関係を続けたい人が、仲良しでありつつ上下関係を作り出したいときにするのがマウンティング。いじりはマウンティングによってできた立ち位置の差を利用して、マウンティングする側が楽しむ行為かな。(106㌻)
というようになっているので、上下関係を作って、「オレの方が上だぜ」と言いたいときに、とってしまう発言なんでしょうね。
第一章は、そのマウンティングの定義やら、マウンティストの傾向やらが書かれていて、
第二章では、マウンティストのパターンを、親友型、カウンセラー型、プロデューサー型、事情通型、自虐型、無神経型(無意識型)、司会型、というように分類、
第三章は、マウンティングを続けると、悲惨な結果になる、ということが、自分の体験やらを通して語られ、
第四章では、ケースシミュレーションで、会話に注釈をつけつつ、どのようにマウンティングの会話の攻防が繰りひろげられるのかを提示しつつ、それを二人が解説、という感じ、
第五章は、こういうマウンティングの回避法について話し合いをしています。
話としては、まあおもしろいんですよ。
お二人は「マウンティング」と言ってますが、こういう事象は、僕なんかも「会話の裏取りをする」という「裏取り」という言い方をしていました。
言葉の額面通りをそのまま受け取るんじゃなくて、深く読んでしまって「あの会話には、こういう裏があった」とか言って怒り出したりする、困った人を、「裏取りする人」とか言ってたんですね。
でも、会話って、「裏取り」しはじめたら、キリがないというか、「考えすぎ」になっちゃうことになるんですよ。
神経症になっちゃうので、会話できないというか。
一番良いのは、「会話しない」「コミュニケーションを取らない」ですからね。
本質的に、会話って、普通に会話するぶんには、別に問題ないわけですけど、
相手が自分に悪意を持っていたり、腹にイチモツを持っていたりすると、「マウンティング」とか考えちゃうんだろうな、と思うんですね。「裏取り」をされちゃうんですよ。
ですから、これは会話主の問題というより、その受け取り側の問題が大きいんです。
例えば、
「お久しぶりです。お元気そうですね」
という何気ない慣用的言い回しも、イチャモンつけれるわけね。
「お久しぶりです」→「おめーと会いたくなくて、避けてたのに、会っちまったぜ」
「お元気そうですね」→「ケッ、無駄に元気でいやがって、病気になりゃいいのに」
とかね。
「今日は良い天気ですね。気分が良いですね」
だって、「こんな良い天気で気分が良い時に、なんでテメーなんかと会わにゃいかんのよ」とか受け取られちゃって、
「テメー、なんだその言いぐさは!」
と喧嘩売ることだってできる。
俺なんて、「いつも天気の話ばかりですね」なんて言われたことあるかんね。
そら、話の枕やろ、時候の挨拶やろ、とか思うんですが、俺のことを嫌いな人(コミュニケーションとりたくない人)は、
もう俺の言うことに、イチャモンつけてくるわけですよ。坊主にくけりゃ袈裟まで、ですよ。
会話というか、言葉なんて、完璧なものではなく、不完全なコミュニケーションツールでしかないわけですよ。
つか、完璧なコミュニケーションツールなんて存在しねえし。
事実、相手の言葉尻を捉えて、非難する、というのは、得意な人はたくさんいますからねぇ。
こういうのって、受け手側が腹に一物ある、ということが問題で、素直に聞けば、怒るようなもんじゃない、普通の会話だったりするわけで、
そう考えると「マウンティング」と受け取っちゃう、というところは、要は腹に一物あるのが悪いというか。
瀧波ユカリさんと、犬山紙子さんは、相手の女の人に、腹に一物ありすぎるのが問題で、
だから「マウンティング」と言ってるのかな。
つか、本当の意味での「友達」なら、そんな腹に一物あったりしないわけで、
そう考えると、彼女たちの言う「友達」ってのが、実は「友達」なんかじゃなくて、惰性で付き合ってるだけで、本当の意味での「友達」なんかじゃないんじゃないか、と思わないではないです。
そういう会話の駆け引きを計算しないといけない「友達」って、「友達」なんですかね…?
そもそも、「相手より上だぜ」と誇示したい、ということ自体が、なんか「めんどくせえなあ」と思うんですよ。
自分が誰かより立場が上とか下とか、そういうポーズを取ること自体が不毛で、だからその手の会話を「マウンティング」という言葉で飼い慣らしてほしい(224㌻)と、お二人とも結論で述べているのですが、
ホントにそうで、やれ人をバカにしただの、バカにされたのだので、いちいち消耗しているって、それ無駄だよね。
そんなのより、もっと自分の技術を磨くとか、仕事をしっかりするとか、そういうことに精力を傾けた方が、どんだけ生産性があがるなぁ、なんて感じました。
とまあ、そんなふうに、「マウンティング」してしまったわけですけど、
でも、自分は素直に相手を賞賛したいのに、つい「マウンティング」してしまう苦悩、というか、
自分を制御できない苦しみ、みたいなものは、ちょろっと見えた感じがします。それを掘り下げていけば、もっと面白いかな。
とりあえず、会話はあまり「裏取り」しない、「マウンティング」とか意識しない、というのが良いように思えます。
つか、「マウンティング」する人間は切り捨ててった方が良いですよ。
そんなん、こちらから「友達」お断りですわ。
なんでしょうね、「友達多い方が良い」みたいな、昨今の風潮は。
本当に腹割って話せる「友達」なんて、1~2名いればええやん。
俺なんて、友達いねーし。
女性同士の会話で、暗に「私の方が上よ!」と、オブラートにつつんで、一見、相手を褒めているように見えつつ、実は自分を上として、相手を見下す、という、そういう会話術を「マウンティング」と定義して、その現象を話し合う、という内容の本でした。
とりあえず、「マウンティング」の定義が大切になってくるんですが、
瀧波ユカリさんの発言を拾っていくと、
その「自分の方が立場が上」と思いたくて、言葉や態度で自分の優位性を誇示してしまうことを私は「マウンティング」と呼んでいる(6㌻)
お互いひたすらほめちぎるスタンスをとりながら、暗に相手をdisって(批判して)自分を上げるという。(19㌻)
仲良し風の関係を続けたい人が、仲良しでありつつ上下関係を作り出したいときにするのがマウンティング。いじりはマウンティングによってできた立ち位置の差を利用して、マウンティングする側が楽しむ行為かな。(106㌻)
というようになっているので、上下関係を作って、「オレの方が上だぜ」と言いたいときに、とってしまう発言なんでしょうね。
第一章は、そのマウンティングの定義やら、マウンティストの傾向やらが書かれていて、
第二章では、マウンティストのパターンを、親友型、カウンセラー型、プロデューサー型、事情通型、自虐型、無神経型(無意識型)、司会型、というように分類、
第三章は、マウンティングを続けると、悲惨な結果になる、ということが、自分の体験やらを通して語られ、
第四章では、ケースシミュレーションで、会話に注釈をつけつつ、どのようにマウンティングの会話の攻防が繰りひろげられるのかを提示しつつ、それを二人が解説、という感じ、
第五章は、こういうマウンティングの回避法について話し合いをしています。
話としては、まあおもしろいんですよ。
お二人は「マウンティング」と言ってますが、こういう事象は、僕なんかも「会話の裏取りをする」という「裏取り」という言い方をしていました。
言葉の額面通りをそのまま受け取るんじゃなくて、深く読んでしまって「あの会話には、こういう裏があった」とか言って怒り出したりする、困った人を、「裏取りする人」とか言ってたんですね。
でも、会話って、「裏取り」しはじめたら、キリがないというか、「考えすぎ」になっちゃうことになるんですよ。
神経症になっちゃうので、会話できないというか。
一番良いのは、「会話しない」「コミュニケーションを取らない」ですからね。
本質的に、会話って、普通に会話するぶんには、別に問題ないわけですけど、
相手が自分に悪意を持っていたり、腹にイチモツを持っていたりすると、「マウンティング」とか考えちゃうんだろうな、と思うんですね。「裏取り」をされちゃうんですよ。
ですから、これは会話主の問題というより、その受け取り側の問題が大きいんです。
例えば、
「お久しぶりです。お元気そうですね」
という何気ない慣用的言い回しも、イチャモンつけれるわけね。
「お久しぶりです」→「おめーと会いたくなくて、避けてたのに、会っちまったぜ」
「お元気そうですね」→「ケッ、無駄に元気でいやがって、病気になりゃいいのに」
とかね。
「今日は良い天気ですね。気分が良いですね」
だって、「こんな良い天気で気分が良い時に、なんでテメーなんかと会わにゃいかんのよ」とか受け取られちゃって、
「テメー、なんだその言いぐさは!」
と喧嘩売ることだってできる。
俺なんて、「いつも天気の話ばかりですね」なんて言われたことあるかんね。
そら、話の枕やろ、時候の挨拶やろ、とか思うんですが、俺のことを嫌いな人(コミュニケーションとりたくない人)は、
もう俺の言うことに、イチャモンつけてくるわけですよ。坊主にくけりゃ袈裟まで、ですよ。
会話というか、言葉なんて、完璧なものではなく、不完全なコミュニケーションツールでしかないわけですよ。
つか、完璧なコミュニケーションツールなんて存在しねえし。
事実、相手の言葉尻を捉えて、非難する、というのは、得意な人はたくさんいますからねぇ。
こういうのって、受け手側が腹に一物ある、ということが問題で、素直に聞けば、怒るようなもんじゃない、普通の会話だったりするわけで、
そう考えると「マウンティング」と受け取っちゃう、というところは、要は腹に一物あるのが悪いというか。
瀧波ユカリさんと、犬山紙子さんは、相手の女の人に、腹に一物ありすぎるのが問題で、
だから「マウンティング」と言ってるのかな。
つか、本当の意味での「友達」なら、そんな腹に一物あったりしないわけで、
そう考えると、彼女たちの言う「友達」ってのが、実は「友達」なんかじゃなくて、惰性で付き合ってるだけで、本当の意味での「友達」なんかじゃないんじゃないか、と思わないではないです。
そういう会話の駆け引きを計算しないといけない「友達」って、「友達」なんですかね…?
そもそも、「相手より上だぜ」と誇示したい、ということ自体が、なんか「めんどくせえなあ」と思うんですよ。
自分が誰かより立場が上とか下とか、そういうポーズを取ること自体が不毛で、だからその手の会話を「マウンティング」という言葉で飼い慣らしてほしい(224㌻)と、お二人とも結論で述べているのですが、
ホントにそうで、やれ人をバカにしただの、バカにされたのだので、いちいち消耗しているって、それ無駄だよね。
そんなのより、もっと自分の技術を磨くとか、仕事をしっかりするとか、そういうことに精力を傾けた方が、どんだけ生産性があがるなぁ、なんて感じました。
とまあ、そんなふうに、「マウンティング」してしまったわけですけど、
でも、自分は素直に相手を賞賛したいのに、つい「マウンティング」してしまう苦悩、というか、
自分を制御できない苦しみ、みたいなものは、ちょろっと見えた感じがします。それを掘り下げていけば、もっと面白いかな。
とりあえず、会話はあまり「裏取り」しない、「マウンティング」とか意識しない、というのが良いように思えます。
つか、「マウンティング」する人間は切り捨ててった方が良いですよ。
そんなん、こちらから「友達」お断りですわ。
なんでしょうね、「友達多い方が良い」みたいな、昨今の風潮は。
本当に腹割って話せる「友達」なんて、1~2名いればええやん。
俺なんて、友達いねーし。
2014年12月9日に日本でレビュー済み
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自分がやってきたこと、他人にやられてきたこと。
罪悪感があったり、モヤッとしたり、それらの「どう形容していいかわからない」モヤモヤの原因を、
「ああ、こういうことだったのかと」突き止める大きなヒントになりました。
そして読見進めるたびに何とも言えない胸の苦しさと、自分がやってきたことを後悔して返し少し泣きそうになりました。
やられた人はもっともっと泣きたかったんだろうな、とか、自分もやられて悔しかったことをなど思い出したり。
自分とその人間関係やあり方を見つめ直すいいきっかけになりました。
ありがとうございます。
罪悪感があったり、モヤッとしたり、それらの「どう形容していいかわからない」モヤモヤの原因を、
「ああ、こういうことだったのかと」突き止める大きなヒントになりました。
そして読見進めるたびに何とも言えない胸の苦しさと、自分がやってきたことを後悔して返し少し泣きそうになりました。
やられた人はもっともっと泣きたかったんだろうな、とか、自分もやられて悔しかったことをなど思い出したり。
自分とその人間関係やあり方を見つめ直すいいきっかけになりました。
ありがとうございます。
2016年8月20日に日本でレビュー済み
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読みはじめは、面白さにグイグイ引っ張られました。
著者2人の会話が軽妙です。 いろいろな女子のマウンティング事例が次々飛び出し、ふむふむ、ほうほう―と感心しきりでした。
しかし、半分ぐらい読み進むと、マウンティングなるもののパターンが鼻についてきて、だんだん飽きてきてしまいました。
前半にくらべ、後半ではネタのキレが感じられなくなってきた感じで、それは、マウンティング会話に慣れたきてしまったからかもしれません。
それはさておき、瀧波ユカリさんの漫画やイラストが非常に魅力的で面白いので、もっと量を増やせばよかったのにと惜しまれます。
この方、非常に才能ある方ですね。 コマの運び、セリフなどに絶妙なセンスを感じましたし、超オモシロかったです。
著者のマンガ「臨死! 江古田ちゃん」を購入して読んでみようと思います。
著者2人の会話が軽妙です。 いろいろな女子のマウンティング事例が次々飛び出し、ふむふむ、ほうほう―と感心しきりでした。
しかし、半分ぐらい読み進むと、マウンティングなるもののパターンが鼻についてきて、だんだん飽きてきてしまいました。
前半にくらべ、後半ではネタのキレが感じられなくなってきた感じで、それは、マウンティング会話に慣れたきてしまったからかもしれません。
それはさておき、瀧波ユカリさんの漫画やイラストが非常に魅力的で面白いので、もっと量を増やせばよかったのにと惜しまれます。
この方、非常に才能ある方ですね。 コマの運び、セリフなどに絶妙なセンスを感じましたし、超オモシロかったです。
著者のマンガ「臨死! 江古田ちゃん」を購入して読んでみようと思います。
2016年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やられたことも、やったこともある。
アレって結局どういうこと?
それに答えてくれる本。江古田ちゃんの作者のキレッキレの発言に頷きまくりでした。
アレって結局どういうこと?
それに答えてくれる本。江古田ちゃんの作者のキレッキレの発言に頷きまくりでした。