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齋藤孝の速読塾: これで頭がグングンよくなる! 単行本 – 2006/10/25
斎藤 孝
(著)
ダブルポイント 詳細
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- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2006/10/25
- ISBN-104480816518
- ISBN-13978-4480816511
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2006/10/25)
- 発売日 : 2006/10/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 202ページ
- ISBN-10 : 4480816518
- ISBN-13 : 978-4480816511
- Amazon 売れ筋ランキング: - 461,041位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本を読む意味と、自分の成長のためにどのように読んだらいいか、本の効率の良い読み方がわかります。
2013年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「読書は脳を鍛えるトレーニングである。」
読書を通じて、広い視野を持ち、多様な考え方・思想(本の中では概念と表現)を取り込み、
本の要約だけには止まらない独自の切り口(アイデア)を提案できる人間に育てるのが狙いです。
また、幅広い分野・著者の本を多読することで
価値観の偏食を治そうというのがコンセプトのひとつ。
曰く、一定の分野・思想・お気に入りの著者の本ばかり読んでいると
凝り固まった価値観が出来上がってしまうといいます。
そんな脳を解してあげる方法として
斜に構えず一定の理解を示すこと、ここでいう多読がキーワードになっています。
よって、読むスピードを高める技術ではなく
考えながら読書することで得られる効果についての説明
またその効果を高める技術について
事細かく記されているテクニック集だと思っていただければ間違いないとおもいます。
そのために効率的な読書法として
「視点移動」「三色ボールペン」「2割読書法」があります。
視点移動は、多角的な視野を持つための訓練で
著者(もしくは登場人物)の視点に立ち
自分とは異なった価値観や考え方に触れることで
自分の中の価値観を養うというものです。
これは読書の目的にもある、新たな概念の獲得にも貢献します。
読書がただの娯楽で終わらない有用な見方だといえるでしょう。
本の全体像を把握するために大きく役立つかと思います。
そこで客観性を養うために使うのが三色ボールペンです。
視点移動の習慣をつけるために手を使って目を使って本を汚していきます。
本の主題やテーマに深く関わるであろう文章に赤・青で線を
主観的に面白いor違和感を感じた箇所に緑で線を引きます。
これは、自身と著者との立ち位置を明確にするだけでなく
主観的に違和感・共感を覚えた箇所を手掛かりに
著者との心のズレを際立たせるポイントにもなります。
また、違和感を覚えた箇所をポイントにあなた独自の切り口が開けてくるはずです。
二割読書法は
本の主旨に携わる部分以外をバッサリ切り捨てて読み進める方法です。
読書は読破することが目的ではなく、新しい概念を獲得し
物事の見方や考え方の切り口を学ぶ場であると割り切ることが重要です。
そのため2割に削るわけですが
無駄なくそぎ落とした箇所にはテーマの大筋と大筋に密接に関わる部分だけが残ります。
つまり全体像の把握だけなら2割でも十分ということです。
これは捨てる技術を養う訓練にもなり
情報の取捨選択の能力を磨くには打ってつけです
時間の効率的にも一石二鳥ですね。
これは娯楽が目的の小説にはあまり向いておらず
実用書向けになると思います。
または時間が差し迫っているケースですかね。
読書は著者との疑似的対話空間です
異なる考え方に触れるだけで終わらず、吸収しましょう。
真に受けろとはいいません。
2割読書法で学んだように概念の取捨選択は貴方の手に委ねられます。
また、著者が書いた本を手当たり次第に読むことも
新しい概念の獲得のためにはとても有益なことですし
同じスタイルに数多く触れていくと
著者の思考や切り口や表現の仕方が知らずに身についてきます。
本は著者が時間をかけて私たちのために用意してくれたテキストです。
そこには時代も国もありません。
低コストで偉大な思想家・有名人の個人授業を受けられると思えるのなら安いものです。
そこには著者の思惑が見え隠れすることもありますから
注意が必要なのは言うまでもありませんが。
思想や概念の数が自分の中で数を増すほどの
困難な問題に直面したときに、解決の糸口にもなるでしょうし
コミュニケーションの場では相手の立場で物事を考え
相手の望む方向性を予測することもできます。
バランスのよい判断力を養うことが
実生活の場でも優位に働くことが多くなるはずです。
他人よりも一歩も二歩も先読みできる思考を養う勉強の場であると
自分の中では位置づけることができました。
読書には無限の可能性が広がっています。
読書を通じて、広い視野を持ち、多様な考え方・思想(本の中では概念と表現)を取り込み、
本の要約だけには止まらない独自の切り口(アイデア)を提案できる人間に育てるのが狙いです。
また、幅広い分野・著者の本を多読することで
価値観の偏食を治そうというのがコンセプトのひとつ。
曰く、一定の分野・思想・お気に入りの著者の本ばかり読んでいると
凝り固まった価値観が出来上がってしまうといいます。
そんな脳を解してあげる方法として
斜に構えず一定の理解を示すこと、ここでいう多読がキーワードになっています。
よって、読むスピードを高める技術ではなく
考えながら読書することで得られる効果についての説明
またその効果を高める技術について
事細かく記されているテクニック集だと思っていただければ間違いないとおもいます。
そのために効率的な読書法として
「視点移動」「三色ボールペン」「2割読書法」があります。
視点移動は、多角的な視野を持つための訓練で
著者(もしくは登場人物)の視点に立ち
自分とは異なった価値観や考え方に触れることで
自分の中の価値観を養うというものです。
これは読書の目的にもある、新たな概念の獲得にも貢献します。
読書がただの娯楽で終わらない有用な見方だといえるでしょう。
本の全体像を把握するために大きく役立つかと思います。
そこで客観性を養うために使うのが三色ボールペンです。
視点移動の習慣をつけるために手を使って目を使って本を汚していきます。
本の主題やテーマに深く関わるであろう文章に赤・青で線を
主観的に面白いor違和感を感じた箇所に緑で線を引きます。
これは、自身と著者との立ち位置を明確にするだけでなく
主観的に違和感・共感を覚えた箇所を手掛かりに
著者との心のズレを際立たせるポイントにもなります。
また、違和感を覚えた箇所をポイントにあなた独自の切り口が開けてくるはずです。
二割読書法は
本の主旨に携わる部分以外をバッサリ切り捨てて読み進める方法です。
読書は読破することが目的ではなく、新しい概念を獲得し
物事の見方や考え方の切り口を学ぶ場であると割り切ることが重要です。
そのため2割に削るわけですが
無駄なくそぎ落とした箇所にはテーマの大筋と大筋に密接に関わる部分だけが残ります。
つまり全体像の把握だけなら2割でも十分ということです。
これは捨てる技術を養う訓練にもなり
情報の取捨選択の能力を磨くには打ってつけです
時間の効率的にも一石二鳥ですね。
これは娯楽が目的の小説にはあまり向いておらず
実用書向けになると思います。
または時間が差し迫っているケースですかね。
読書は著者との疑似的対話空間です
異なる考え方に触れるだけで終わらず、吸収しましょう。
真に受けろとはいいません。
2割読書法で学んだように概念の取捨選択は貴方の手に委ねられます。
また、著者が書いた本を手当たり次第に読むことも
新しい概念の獲得のためにはとても有益なことですし
同じスタイルに数多く触れていくと
著者の思考や切り口や表現の仕方が知らずに身についてきます。
本は著者が時間をかけて私たちのために用意してくれたテキストです。
そこには時代も国もありません。
低コストで偉大な思想家・有名人の個人授業を受けられると思えるのなら安いものです。
そこには著者の思惑が見え隠れすることもありますから
注意が必要なのは言うまでもありませんが。
思想や概念の数が自分の中で数を増すほどの
困難な問題に直面したときに、解決の糸口にもなるでしょうし
コミュニケーションの場では相手の立場で物事を考え
相手の望む方向性を予測することもできます。
バランスのよい判断力を養うことが
実生活の場でも優位に働くことが多くなるはずです。
他人よりも一歩も二歩も先読みできる思考を養う勉強の場であると
自分の中では位置づけることができました。
読書には無限の可能性が広がっています。
2017年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
速読「術」というより、効率的な読み方の本だった。
ただ、平易な文章で速読のトレーニングになる本だった。
ただ、平易な文章で速読のトレーニングになる本だった。
2019年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単に速読が出来るようになることを目的にこの本を読みましたが、中身はそれ以上に本を読むことの尊さや、人生において如何に読書が大切かということを学ぶ事ができました!
本当に出会って良かった一冊です。
沢山の本を無理なく読むことで、自然と難解な本にも慣れてゆき、やがてその本を自分の言葉で説明出来るようになる。
単に速読するだけの一般的なものと違い、その本を自分の言葉で人に紹介できるくらい、中身を理解しながら読み進めることが出来る。
本当に良書だと思います。
本当に出会って良かった一冊です。
沢山の本を無理なく読むことで、自然と難解な本にも慣れてゆき、やがてその本を自分の言葉で説明出来るようになる。
単に速読するだけの一般的なものと違い、その本を自分の言葉で人に紹介できるくらい、中身を理解しながら読み進めることが出来る。
本当に良書だと思います。
2018年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
速読の方法というよりも、本の効果的な読み方をわかりやすく解説している一冊だと思います。
私は今まで本を読んでも、内容をうまく説明できなかったり気づいた頃にはあらすじさえも忘れていたりすることがありました。
しかし、それは本の登場人物に自分を重ね合わせ主観的にしか内容を理解しようとしていなかったことが原因なのかなと思いました。
なので、これからは一歩引いて、客観的な視点を入れて時には「つっこみ」を入れながら読んでいきたいと思います。
どうせ読むなら、得るものが多い方がいいですよね!
私は今まで本を読んでも、内容をうまく説明できなかったり気づいた頃にはあらすじさえも忘れていたりすることがありました。
しかし、それは本の登場人物に自分を重ね合わせ主観的にしか内容を理解しようとしていなかったことが原因なのかなと思いました。
なので、これからは一歩引いて、客観的な視点を入れて時には「つっこみ」を入れながら読んでいきたいと思います。
どうせ読むなら、得るものが多い方がいいですよね!
2019年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単なるランダムな早や読みではなく、大意を掴むテクニックが沢山書かれています。頭に残る速読術を教えて貰う教本です。
2014年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単に要約で終わらせず、自分の提案を筆者の意見を理解したうえで持ち出せるか、そのレベルを目指している速読本です。ただ、気になったのが、本をたくさん読んでいればわかるようになるというのは違うと思います。多読≠速読だからです。本をたくさん読むこと(できるだけ多岐の分野にわたって)で確かに知識が身について、速読ができるという一面はあります。しかし、2割だけ理解し、8割は切り捨ててもいいというのは国語のテストならまだしも、自分で筆者の意見を反芻する暇もないうちに次の本へと移っていく可能性があります。それでは、目的が少しずれている気がします。速読はあくまで速読であって、スピードの速さがゆえに自分で考える時間が取れない、まして多読となると1回読んだきりの本ばかりが積まれていき、深まらない気がします。多読は良いことですが、本を1回しか読まないことも有りえますので、思い出したときにでも軽く読み返して新しい発見をすることが大事だと思います。速読も同様で、3回くらいは同じ本を読まないと抜け漏れが多くて使える力にはならないと思います。