高慢と偏見は,とても人気のある作品で小説だけでなく映画でもパロディー版がいろいろでているほどだ。
作品が大好きな作者が創作した作品がもちろん多いのだと思うが,中に人気にあやかって売ろうと書いたとしか思えない物がある。
例えば、このペンバリー館。
結婚後の二人が主人公ということになっているが,名前は一緒でも考え方や行動はほとんど別人。
まったくがっかりさせられた。
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ペンバリー館: 続・高慢と偏見 ジェイン・オースティン 単行本 – 1996/12/1
- 本の長さ257ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1996/12/1
- ISBN-10448083169X
- ISBN-13978-4480831699
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
世界で愛読されてきた19世紀英文学「高慢と偏見」。この結末に出てくる宏壮な邸宅・ペンバリー館を舞台に、イギリス現代作家が綴った続編。紆余曲折を経ての青年貴族の結婚はその後…。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1996/12/1)
- 発売日 : 1996/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 257ページ
- ISBN-10 : 448083169X
- ISBN-13 : 978-4480831699
- Amazon 売れ筋ランキング: - 141,594位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2003年1月22日に日本でレビュー済み
主人公のウィットに富んでいて爽やかなすれ違いを、丹念な人物描写をバックに描いていた原作と比べると、やはり劣ると言わざるを得ません。もちろん原作も、結婚詐欺まがいの色男やら駆け落ちやら財産問題やらが登場して、それなりに濃い(濃く感じられないのは、現代の私達がもっと濃いから?!)ストーリーなのですが、だからこそふたりの恋愛の純粋さがひきたっている。この作品はエリザベスに肩の荷をおわせすぎるように思います。家族の問題を、ダーシーと2人で乗り越えてくれれば、もっと爽やかになったのになぁ。それに、原作で皮肉をちりばめたユーモアを連発していたお父さまが亡くなっている設定で拍子抜けしました。原作では、エリザベスとともに鋭い観察眼とユーモアで作品を締めていた存在だっただけに、この人を外すと作品に締まりがなくなって家族が暴走してしまいます。そう言う目で見れば、筆者の人物描写は正しいかもしれない。ま、一言でいうと、この作品はバランスが悪いと思う。ただ、イギリス人が愛して止まないこの作品の続編に始めてtryするのは、多かれ少なかれ酷評覚悟のことだと思われ、その勇気と努力には敬意を表する。
2013年8月18日に日本でレビュー済み
出来の悪いハーレクインのような作品。P.D.Jamesの「高慢と偏見、そして殺人」という作品の方が、原作の登場人物をよく再現していて楽しいですよ。題名だけみるとキワモノみたいですが、ゾンビとは全然ちがいます。是非お試しを。
高慢と偏見、そして殺人〔ハヤカワ・ミステリ1865〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
高慢と偏見、そして殺人〔ハヤカワ・ミステリ1865〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
2002年6月24日に日本でレビュー済み
確かに『高慢と偏見』の「続編」を期待してこの作品を読むと、失望することになると思います。
ストーリーは、引き続き、田園暮らしの日常メロドラマです。しかし、そのたわいないメロドラマを名作にまで引き上げていた、本編作者オースティンの生き生きとした人物描写や、幸せな気分にさせてくれるユーモラスで人間肯定的な作風は、このテナントによる続編に望むべくもありません。場当たり的に性格が変わる登場人物は魅力に乏しく、文章も説明的で、メロドラマを浅はかに感じさせます。人物の相関関係などに明らかに誤った記述があり、時代考証が無視されがちなのも残念です。
とはいえ、新しい設定をも生んで物語を展開していく旺盛な想像力は素晴らしく、「続編」ではなく「同舞台の別作品」と割りきって読むことが出来れば、それなりに楽しめるのではないでしょうか。
ストーリーは、引き続き、田園暮らしの日常メロドラマです。しかし、そのたわいないメロドラマを名作にまで引き上げていた、本編作者オースティンの生き生きとした人物描写や、幸せな気分にさせてくれるユーモラスで人間肯定的な作風は、このテナントによる続編に望むべくもありません。場当たり的に性格が変わる登場人物は魅力に乏しく、文章も説明的で、メロドラマを浅はかに感じさせます。人物の相関関係などに明らかに誤った記述があり、時代考証が無視されがちなのも残念です。
とはいえ、新しい設定をも生んで物語を展開していく旺盛な想像力は素晴らしく、「続編」ではなく「同舞台の別作品」と割りきって読むことが出来れば、それなりに楽しめるのではないでしょうか。
2006年12月31日に日本でレビュー済み
コリン・ファース出演のBBCドラマが日本で放送された後に、かなり期待して読んだのですが、あまりのひどさに激怒したほどです。まず、原作を無視してミスタ・ベネットが亡くなっている設定に納得できず、キャラクターも原作のイメージからかけ離れてしまう言動をとっていたり・・・(内容が分かってしまうので詳しくは言いませんが)。原作を冒涜しているかんじすら受けてしまいました。
ためしに読んでみるには構いませんが、私の場合は、読後に不快になってしまったのでお勧めしません。最後の部分など特に、翻訳もよくないと思いました。この作品で懲りてしまい、他にもオースティンの続編が出ているのを見かけますが、怖くて手に取れません・・・。
ためしに読んでみるには構いませんが、私の場合は、読後に不快になってしまったのでお勧めしません。最後の部分など特に、翻訳もよくないと思いました。この作品で懲りてしまい、他にもオースティンの続編が出ているのを見かけますが、怖くて手に取れません・・・。
2002年2月14日に日本でレビュー済み
『風と共に去りぬ』の続編もかなりのものでしたが、
『自負と偏見』愛読者にはお薦めできないです。
悲しくなります。私は思わず暴れたくなってしまいました。
『自負と偏見』愛読者にはお薦めできないです。
悲しくなります。私は思わず暴れたくなってしまいました。