お届け先を選択
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

読んでいない本について堂々と語る方法 単行本 – 2008/11/27

4.1 5つ星のうち4.1 211個の評価

欧米で話題沸騰
〈未読書コメント術〉

本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ……
大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス論壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。
これ一冊あれば、とっさのコメントも、レポートや小論文、「読書感想文」も、もう怖くない!
続きを読む もっと少なく読む

出版社より

世界の「読書家」がこっそり読んでいる大ベストセラー!

30か国 大ヒット SNS 話題沸騰 セブンルール 文喫 テレビ 紹介

本は読んでいなくてもコメントできる。いや、むしろ読んでいないほうがいいくらいだ――大胆不敵なテーゼをひっさげて、フランス文壇の鬼才が放つ世界的ベストセラー。ヴァレリー、エーコ、漱石など、古今東西の名作から読書をめぐるシーンをとりあげ、知識人たちがいかに鮮やかに「読んだふり」をやってのけたかを例証。テクストの細部にひきずられて自分を見失うことなく、その書物の位置づけを大づかみに捉える力こそ、「教養」の正体なのだ。そのコツさえ押さえれば、とっさのコメントも、レポートや小論文も、もう怖くない!すべての読書家必携の快著。

目次

Ⅰ 未読の諸段階(「読んでいない」にも色々あって…)

1 ぜんぜん読んだことのない本

2 ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本

3 人から聞いたことがある本

4 読んだことはあるが忘れてしまった本

Ⅱ どんな状況でコメントするのか

1 大勢の人の前で

2 教師の面前で

3 作家を前にして

4 愛する人の前で

Ⅲ 心がまえ

1 気後れしない

2 自分の考えを押しつける

3 本をでっち上げる

4 自分自身について語る

商品の説明

著者について

ピエール・バイヤール(Pierre Bayard)
パリ第八大学教授、精神分析家。文学を精神分析に応用する「応用文学」の提唱者であると同時に分析療法の実践家でもある。近著にQui a tué Roger Ackroyd ?(1998;『アクロイドを殺したのはだれか』大浦康介訳,筑摩書房,2001),『失敗作をいかに改良するか』(2000),『バスカーヴィル家の犬事件』(2008)など多数。



大浦康介(おおうらやすすけ)
京都大学人文科学研究所教授。専門は文学・表象理論。訳書にピエール・バイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』(筑摩書房,2001),ウォルター・ケンドリック『シークレット・ミュージアム――猥褻と検閲の近代』(共訳,平凡社,2007),ヤン・アペリ『ファラゴ』(河出書房新社,2008)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2008/11/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/11/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480837167
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480837165
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 211個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
ピエ−ル・バイヤ−ル
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
211グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで真面目に本を読んできたけれど、これを読んだ後では、本は真面目に読まなくてもいいですよ、と肩の荷が降りた感じすらした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
章に分けて、過去の巨人たちが文献をいかに流し読みで、あるいは目次すら触れずに事をなしたかの実例について述べている。そこから得られるのは、本を読むことが目的ではなくその先の悟りにも似た「知性」を得ることが目的であり、その何に対しても備えているかのような「知性」を醸すことができれば目的を達するという逆説的な結論である。
なかなかにへそ曲がりな内容だが、ひろゆき的論破法よりは健全だし、著者は本への敬意を全く失っていない。あなたの読書バリエーションを増すのにきっと役立ってくれる一冊。
もちろんこの本を読まずに堂々と語ってもいい。私のように。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
千葉雅也氏の現代思想入門の中で推薦されていたので、買いました。まだ数ページしか読んでいませんが、この先の内容に期待が持てます。それより、まずは、大浦やすすけ氏の日本語が素晴らしいです。感動レベルの翻訳です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評判通り、大変面白い内容でした。一字一句を丹念に読むのも読書、さらっと流し読みも読書
全く読まずに作品の内容を語る、高等芸術です。お勧めです。
2023年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読むとはなにか?

この問いへの考察が、多数の引用をしながら、広く深く展開されている。

題名から「気軽い」印象をうけるがそんなことはなく、しっかりとした考察と洞察のある書であり、「よむとは?」「書物を自分の糧にするには?」と日頃から考えておる人には、面白い一冊だと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らない時代の知らない人の文章をひたすら引用して、これまで実際に読んでない本についてコメントしてきた著名人がたくさんいたっていう話が延々出てきます。
しかし、そいつらが何者でどういう文脈で何が言いたくて書いた文章なのかを知らない私には全く意味不明だった。
本書は著者が読んでない本の文章をひたすら引用しつつ進んでいきます。実際には読んでないみたいな印を本文に記してるけど、全く意味不明。著者なりのギャグなのかもしれないけどちょっとよく分からなかったな。
1800年代のフランスの詩人や作家に詳しい人ならクスッて笑えるのかもしれないですね。

そもそも、読んだことない本についてなぜ堂々と語りたいのか?その目的自体謎ですよね。
「読んだことないから知らないし、コメントできない。」でいいじゃない。

私はこの本を読んで、読んだことない本についてコメントできるようになりたいなと思った訳ではないが、非常に不思議なタイトルの本だし、最近オススメの本として上がってくるので、なんかクスッとさせてくれるかなと期待して読んでみたのだが全く面白くなかった。私と同じ目的でなんか知的なアプローチで笑わせてくれるのかなという期待で買うならやめといた方がいい。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルからしてふざけてると思いきや、かなり真面目に「読む」ということを書いている。分類、引用、論理の構築までガチでやっている。本に限らず教訓になる点があります。
2023年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初から最後まで詭弁だけど、時間潰しとしては面白く読めました
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート