僕は、これまで国境というものをこの目で見たことがない。
海外へは、大学4年の夏に韓国へ、大学院1年の夏にドイツへといった。日本は島国だから、国境をこの目で確かめることも、無い。良し悪しは別にして、海がその役目を果たしてくれている。
以前、世界に旅立った友人の書いたブログを読んでたら、国境を歩いて渡ったときの事が書かれてて、すごく興味深く読んだ。国境を越える、歩いて渡るって、どういう感じだろうか？
世界地図は、国ごとに色分けされて、見た目はけっこう綺麗なわけで、僕も世界地図を見ながら、未だ目にした事のない土地を思い浮かべては、わくわくすることもある。僕らは、あの世界地図を見ても何の違和感も感じない。それくらい、当たり前のことだと思ってる。
地図には、不可避的に国家のイデオロギーが詰まってる。世界地図のイデオロギー。
この本自体は、地図の話から「文明｣「文化」「国民国家」に関してのとっても難しく、重要なテーマに移っていきます。勉強になる。
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