無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
おともだち 単行本 – 1993/11/1
高野 文子
(著)
- 本の長さ174ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1993/11/1
- ISBN-104480872353
- ISBN-13978-4480872357
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1993/11/1)
- 発売日 : 1993/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 174ページ
- ISBN-10 : 4480872353
- ISBN-13 : 978-4480872357
- Amazon 売れ筋ランキング: - 693,924位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 310,581位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気になっていた作品だったので、読めて嬉しかったです。淡々としたお話の中に言葉にできない思いが表現されているのがすごいなと思いました。
2019年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20歳頃に持っていたのですが、何かの折に手放してしまってました。
また読みたくなったので購入しました。
また読みたくなったので購入しました。
2021年8月31日に日本でレビュー済み
「第一章 日本のおともだち」に3篇、「アメリカのおともだち」に2篇、計5作品が収録されている。このうち「日本のおともだち」に含まれる100ページ超の『春ノ波止場デウマレタ鳥ハ』が本書内でもっとも長く、内容的にも充実している。そのほかは、「アメリカのおともだち」の2篇がそれぞれ30ページほどの短編で、「日本のおともだち」の残り2篇は各2ページのみの掌編である。
タイトルの『おともだち』をテーマに編まれた作品集かと思っていたが違っていた。明らかに『春ノ波止場~』を読むために出版されたものといえるだろう。『おともだち』というタイトルが『春ノ波止場~』以外の作品にマッチしているかというと微妙で、「日本」と「アメリカ」の章分けも全体としてのまとまりのなさを補うための編集上の苦肉の策にみえる。
発表は1983年と、単行本として第一作にあたる『絶対安全剃刀』に次いで古い。各作品で画風が変わるのも同様だが、当然かもしれないが『るきさん』や『棒がいっぽん』とは明らかに雰囲気が異なり、やはり第一作の『絶対安全剃刀』に近い。以下、各作品の短い紹介。
----------
「第一章 日本のおともだち」
『盛子さまのおひなまつり』
旧肥後藩主・霧島家息女の盛子様のひなまつりの騒動を描くコミカルな2ページのカラー作品。
『上海の街角で』
水平に翻弄された港の女の哀しい話。こちらも2ページ切りのカラー作品。
『春ノ波止場デウマレタ鳥ハ』
カラー表紙で、冒頭8ページが三色カラー。全体が100ページ強で、本書の核となる作品といっていい。主人公の露子は大正期と思わしき時代の港町の裕福な家庭で幸せに暮らす少女である。露子の通う女子小学校では開港記念祭として生徒たちによる演劇「青い鳥」を催すことが決まった。チルチルの犬の役を演じることになった露子は、本当は演じたかったチルチル役を担当するボーイッシュな吉本笛子の陰のある様子が気になっている。笛子に興味をもつうちに、露子は吉本家の家庭の事情を知るにいたる。
とにかく露子・笛子を中心とした少女たちの可憐さに惹かれる。「青い鳥」の作中劇のシーンは少女版宝塚といったところだろうか。幕切れも強い印象を残す。本篇あってこその本書である。
「第二章 アメリカのおともだち」」
『ボビー&ハーシー』
50年代らしきアメリカのハイスクールを舞台にした、15歳の爽やかなボーイミーツガール。念願の自転車をなかなか手に入れることができないハーシーは、それをきっかけにボビーと出会う。自転車屋の店主(のちのモーターサイクル会社社長)が狂言回しをつとめる。明るく開放的な30ページの作品。
『デイビスの計画』
主人公は14歳のパピ。舞台はこれも「古き良き時代」のアメリカ。表紙と1ページの登場人物紹介につづいて、冒頭では帰らぬ姉を待つパピと姉の婚約者デイビスが描かれる。クライムサスペンス風だが、タイトルがネタをばらしている。フィルムノワールな雰囲気を備える26ページの作品。
タイトルの『おともだち』をテーマに編まれた作品集かと思っていたが違っていた。明らかに『春ノ波止場~』を読むために出版されたものといえるだろう。『おともだち』というタイトルが『春ノ波止場~』以外の作品にマッチしているかというと微妙で、「日本」と「アメリカ」の章分けも全体としてのまとまりのなさを補うための編集上の苦肉の策にみえる。
発表は1983年と、単行本として第一作にあたる『絶対安全剃刀』に次いで古い。各作品で画風が変わるのも同様だが、当然かもしれないが『るきさん』や『棒がいっぽん』とは明らかに雰囲気が異なり、やはり第一作の『絶対安全剃刀』に近い。以下、各作品の短い紹介。
----------
「第一章 日本のおともだち」
『盛子さまのおひなまつり』
旧肥後藩主・霧島家息女の盛子様のひなまつりの騒動を描くコミカルな2ページのカラー作品。
『上海の街角で』
水平に翻弄された港の女の哀しい話。こちらも2ページ切りのカラー作品。
『春ノ波止場デウマレタ鳥ハ』
カラー表紙で、冒頭8ページが三色カラー。全体が100ページ強で、本書の核となる作品といっていい。主人公の露子は大正期と思わしき時代の港町の裕福な家庭で幸せに暮らす少女である。露子の通う女子小学校では開港記念祭として生徒たちによる演劇「青い鳥」を催すことが決まった。チルチルの犬の役を演じることになった露子は、本当は演じたかったチルチル役を担当するボーイッシュな吉本笛子の陰のある様子が気になっている。笛子に興味をもつうちに、露子は吉本家の家庭の事情を知るにいたる。
とにかく露子・笛子を中心とした少女たちの可憐さに惹かれる。「青い鳥」の作中劇のシーンは少女版宝塚といったところだろうか。幕切れも強い印象を残す。本篇あってこその本書である。
「第二章 アメリカのおともだち」」
『ボビー&ハーシー』
50年代らしきアメリカのハイスクールを舞台にした、15歳の爽やかなボーイミーツガール。念願の自転車をなかなか手に入れることができないハーシーは、それをきっかけにボビーと出会う。自転車屋の店主(のちのモーターサイクル会社社長)が狂言回しをつとめる。明るく開放的な30ページの作品。
『デイビスの計画』
主人公は14歳のパピ。舞台はこれも「古き良き時代」のアメリカ。表紙と1ページの登場人物紹介につづいて、冒頭では帰らぬ姉を待つパピと姉の婚約者デイビスが描かれる。クライムサスペンス風だが、タイトルがネタをばらしている。フィルムノワールな雰囲気を備える26ページの作品。
2018年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
懐かしい映画を見るような、読んでて心地よい作品を手に入れて満足です。
梱包も丁寧でした。
梱包も丁寧でした。
2017年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
洗練された線が美しい。画集としての価値があります。一家に一冊!
2023年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人の作品で一番マシ ただどうにもあやふやさに踏み切れない
2015年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どこかなつかしい絵柄とやわらかい色。私が最初に高野さんの漫画に出会ったのはこの本でした。当時は本の箱はピンク。出版したのは綺譚社。おそらく高野さんのご主人がやっておられた個人出版社だった。筑摩から再版されるにあたって、箱の色をうすいグリンに変えたので、これももっておきたいと購入しました。
2011年2月16日に日本でレビュー済み
高野文子作品としては、解りやすい方です。
「春ノ波止場デ〜」の話の説明は、「少女が少女に淡い恋心を抱く話」で済むし、
こう書けばこのレビュー読んでる人は、 「ああ、あの手の良くある…」と大体見当は付くと思います。
で、それが上手い。
主人公が物語最初の方で泣くシーン。
上手い。
舞台直前の○○の交換なんて、もうドキドキした…
上手い。
素敵な短篇集です。 また絵が少女漫画らしくて可愛いんだこれが。
装丁も可愛い。
大人の皆様、安い買い物でしょう?
で、あの、最後の収録作品の最後のページ、あれ笑う所なんですよね?
ていうか最初のページからしてあの話コメディーでいいんですよね?(^^;
「春ノ波止場デ〜」の話の説明は、「少女が少女に淡い恋心を抱く話」で済むし、
こう書けばこのレビュー読んでる人は、 「ああ、あの手の良くある…」と大体見当は付くと思います。
で、それが上手い。
主人公が物語最初の方で泣くシーン。
上手い。
舞台直前の○○の交換なんて、もうドキドキした…
上手い。
素敵な短篇集です。 また絵が少女漫画らしくて可愛いんだこれが。
装丁も可愛い。
大人の皆様、安い買い物でしょう?
で、あの、最後の収録作品の最後のページ、あれ笑う所なんですよね?
ていうか最初のページからしてあの話コメディーでいいんですよね?(^^;