本書の中のある項のキャッチコピーだが、ドキッとした。
子供の頃はもっと自由に色々発想していた（はず？）。
大人になって仕事をし出すと、
前提条件だとか、今の自分の能力だとか、空気を読むだとか、、、
本来は考えなくてもよいことを考えてしまうことがある。
そんなことばっかしていては世渡りは上手くなるかもしれないが、
決してブランド人にはなれないだろう。
誰にも頼らず自分の力で生きていける人を著者は「ブランド人」と定義しているが、
果たして自分は何が出来て何をやりたかったのだろう。
色々と考えさせられた本だった。。
あのトムピーターズの本なので、内容は面白く役に立つことばかりだ。
コンサル出身なだけあって、考え方とアクションアイテムも豊富なので、
たくさんあるメニューの中から何をやろうか迷うほどだ。
トム・ピーターズさん、仁平和夫さん、ありがとうございました。
以下気に入ったフレーズ
カッコいい仕事とはどういう仕事か考えてみよう。
自分とはどういう人間か、自分はどういう仕事をやりたいのか、箇条書きにしてみよう。
少なくとも２５項目は書き出してほしい。書き出したら、そのうち５項目を、
いま取り組んでいる仕事で何とか実現できないか考えてみよう。
近所の有名人と友達になろう。職業はなんでもいい。
どうやって「衆に抜きんでる」ことが出来たのか、話を聞いてみよう。
パッケージとは個性の表現にほかならない。
自分にはどういった能力があるのか。自分はどういう性格なのか。
自分の得意技は何か。その他大勢と自分がはっきり違うものは何か。
自分が経営者で、自分を雇おうとすれば、年に７万ドルも払う気がするだろうか。
これから話すことは、たっぷりと汗をかかなくちゃいけないことだ。
すなわち、実行である。別名、政治ともいう。
政治は「ものごとを実現する技術」とか「可能性の模索術」とか言われる。
考えてみれば人生そのものではないか。
近くの本屋さんへ行き、雑誌コーナーで２０分立ち読みしてみよう。
そして、雑誌を２０点、気前よく買ってしまおう。
若い者の覇気に目を細める長老の度量と愛情に訴えよう。
そして、相手に与えるエサも忘れずに。
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出版社より
田端信太郎氏 激賞！！
この本は俺の人生を変えた。 労働ではなく投資! の時代に、 個人が持ち得る最大の資本は自分の『名前』だ! (田端信太郎)
著者について
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