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スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法 単行本 – 2004/10/1

3.6 5つ星のうち3.6 18個の評価

商品の説明

著者からのコメント

ある時、ある場所で、隣に座った他人がひょんなことから実は自分の知り合いの知り合いであることが分かり、「世間は狭いですね!(=It's a small world!)」とつい感嘆の声をあげてしまった。このような思いがけない経験あるいは類似の経験は誰にでもあるはずである。「果たして世間は本当に狭いのか?」「もし狭いとしたらどれくらい狭いのか?」「世間が狭いとどうなるのか?」思いがけない経験を単なる偶然の出来事であるとは片付けず、『スモールワールド現象』と命名までし、答えを追い求めている科学者たちがいる(実は翻訳を担当した我々もそうなのであるが…)。
  名門コロンビア大学に勤務する若く才能溢れる社会学者、ダンカン・ワッツも「世間は本当に狭いのか?」という問いに取り付かれた一人である。本書はネットワーク科学の革命児と称されるダンカン・ワッツによる『スモールワールド現象』全般に関する初の一般書である。ワッツは言う。「ネットワークの科学は、世界についての新しい考え方を与えてくれる。」本書は前半部分でネットワークの科学に関する基礎的な知識を数式を一切使うことなく与えてくれ、後半部分では豊富な例をさまざまな角度から検証することにより、現実の社会をよりよく理解するのにネットワークの科学をどのように応用するかについてが記されている。
  ネットワーク ― 現代社会を語るうえで外すことの出来ないキーワード。その不思議に迫る本書を読めば、人間関係はもちろんのこと、狂牛病、鳥インフルエンザ、重症急性呼吸器症候群(SARS)、そしてコンピュータウイルスの流行から、ハリー・ポッターのヒット、株価の暴落、バブル経済の崩壊まで、実に様々な出来事の背後にひそむ『スモールワールド現象』が見えてくる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ CCCメディアハウス (2004/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 389ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4484041162
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4484041162
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 18個の評価

著者について

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ダンカン・ワッツ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2005年1月8日に日本でレビュー済み
「狭い世界」を形成するグラフ構造(Small-World現象)に関する一般向けの本.同著者による同じテーマの本として「Small Worlds: The Dynamics of Networks Between Order and Randomness」が有名ですが,この本をより噛み砕いて分かりやすくしたのが本書だと思います.前著にあった数式や図表はほとんど出てこないのが特徴.非常に読みやすい仕上がりになっているので誰にでもお勧めできる本.
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
複雑ネットワークの研究者であるダンカン・ワッツが自分の研究経験もふくめて書いた本である. とりあげられている話題はタイトルにあるスモールワールドのほか,スケールフリー,伝染病やインターネット・ウィルス,WWW や他のネットワークにおける探索などだ. 研究者どうしの関係などは研究者が書いた本ならではだとおもえる.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月29日に日本でレビュー済み
マーク・ブキャナン、アルバート・ラズロ・バラバシと読み、
この本に行き着く。
マイブームとなっていたネットワーク科学、読む込もうと
思っていたのだが、他の本よりも一番難解な感じがした。

学者さん特有の文体だからか、訳がわかりにくいのか、
私の理解度が浅いのか。
所詮素人には理解は無理なのかなぁ、、と反省。
でもネットワーク科学、極めて単純な法則でありながら、
深い詮索と興味を呼ぶ。当分はまりそう。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帯の「たった6つのステップでわれわれは全世界の人々と繋がっている」という文に非常に興味深く魅力を感じて購入しましたが、
まず本の分厚さに驚いた事と、翻訳が酷くて読めた物ではありません。内容も数学的な考えや図ばかりでうんざりします。
期待しただけにがっかりです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月28日に日本でレビュー済み
事象の系列や分岐の概念が面白い

読み物として楽しむのにはいいですね

樹形図を用いたり化学関係の作業にも応用できそうです

あとはこの理論を自分流にカスタマイズしていいのでは?
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年9月18日に日本でレビュー済み
最初の仮説設定が甘かったのか、スモールワールドネットワークという理論そのものには奥深さを感じることはできませんでした。

はじめのほうでこの法則を打ち立て、他の学問分野を古いと強調してはいるものの、
ページをめくるにつれて、法則から見た例外事項が結構出てきます。
そして、バラバシ「新ネットワーク思考」で提唱されている、スケールフリー・ネットワークを批判しながらも、
提出している資料が結局バラバシを肯定するものになってしまっています。
美しい数学を第一目的としたことが結果として美しくなくなってしまった、ということでしょうか。
カオス理論や複雑系理論から入れば、もっといいものになったのではないでしょうか。

スモールワールドの説明については、
マーク・ブキャナン「複雑な世界、単純な法則」の方が判りやすいと思います。
また、バラバシに匹敵する内容としては、
マルコム・グラッドウェル「ティッピング・ポイント」の方が有益です(理論としては荒削りですが)。

但し、仕事や生活では結構使える考え方だとは思います。
普段接点のない人・集団などが、異質な刺激・視点・思考・知識を得たいと思ったときには、
この理論をヒントにするならば、リンク先を意図的に変えてみることが大事だと言えます。
特に、イノベーションをしたいと思うときには、このような考え方で試してみるといいのではないでしょうか。
イノベーションを最初に唱えたシュンペーターは、イノベーションを新結合と定義しています。
スモールワールド・ネットワーク理論とスケールフリー・ネットワーク理論(バラバシ)は、
目的・場面に応じて使い分けることで、相互補完的なものになると思います。

あと、訳注と訳者解説は不要でしょう。明らかに本書とは整合しない自説展開を意図しています。
翻訳者としての役割を逸脱しています。

2008/3/10読了
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年6月4日に日本でレビュー済み
Zipf's law, small worlds 現象に興味が有るので読んでみたが、非常に後味が悪い。
本書の内容が悪いのではない。
訳者が悪いのだ!
すでに他のレビュアーの方が書いているとおり参考文献が無いのは論外としても、
1. 本文中の訳注に翻訳者の意見が書かれていて意図的に読者をある方向へ洗脳しようしているがごとくである。
2. 訳者あとがきで訳者自身の意見をこれでもかというほど勝手なことを書いている。
優れた書籍を母国語で読めるために訳者は必要である。
だから訳者の考えが反映されてしまうのは仕方が無い部分もあろう。
だがしかし、最低限、原著者に訳注やあとがき内容を説明して了解を得る必要が有るのではないだろうか。
訳者あとがきの中で、原著者ワッツに日本語版への序文の依頼が断られたことが書かれているが、あたりまえだろう。
メチャクチャな訳注と訳者あとがき ---韓国ドラマの冬のソナタまで例に出して--- これほど悪行を働くのだから。
「良識の欠如と研究者としての姿勢に多大なる疑義を抱かざるを得ない。」とレビューを書いている方がおられるが、私も同感である。
一つ見識ある出版社にお願いしたい、翻訳者たちが訳者あとがきで述べているとおり二度と翻訳の依頼を彼らにしないでいただきたい。
6次のつながり、スモールワールド現象、カスケード現象などには非常に興味があるし、これから発展してゆく分野でもあることは確実である。
それだけに残念でならない。
159人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月10日に日本でレビュー済み
「俺の友だちの友だちが***(有名な芸能人)と知り合いでさー」なんて話をされたとき、
「友だちの友だちなんてもはや全くの他人だろ…」なんて内心思った(またはつい口に出した)ことってあるんじゃないでしょう

か。
また、「俺の友だちの友だちの知り合いの弟がさー」と話のしょっぱなに言われたら、これは冗談で言ってるんだな、とさすがに

わかりますよね。
それでも「友だちの友だちの…」と6人の友だちを間に介したなら、世界中の誰とでもつながっている(米大統領オバマさんとも

!)と言われたらちょっと驚くかもしれません。
この話は、1967年に社会心理学者のスタンレー・ミルグロムによる「スモールワールド実験」として知られる話です
(スタンレー・ミルグロムについては、スモールワールドよりも服従実験の方が有名かもしれません)。
実際にはスモールワールド実験を行った場合、思うような結果が得られないことが多いらしいのですが、それでもやはり魅力的な

話に聞こえることは間違いないでしょう。

このようなスモールワールド現象は、ネットワークの言葉で言えば「ある程度大きなクラスターと小さなパスの長さを持つネットワーク」と言えるものなのですが、この現象は様々なネットワークにおいて生じ得ることが知られています。

ダンカン・ワッツの「スモールワールド・ネットワーク」(阪急コミュニケーションズ)はスモールワールドを対象として含むネットワークの科学について一般向けに解説された本です。本書は全部で10章から構成されていますが、前半の5章まではネットワークに関する学術的な知見に関する解説であり、後半の5章(第6章から第10章まで)は現実世界におけるネットワーク現象の事例を取り扱っています。後半の事例に関しては、やや文章が散漫で、議論も明確でない部分が多くありますが、前半の5章はネットワークの科学に関する格好の入門となっていると思います。

現代社会では、複雑な人間関係や業務フロー、そして(当然ながら)インターネットからSNSまで、およそネットワークと無関係に生活することはあり得ない状況になっています。こうした状況の中にあって、本書を読んでネットワークを自分なりに考察してみることはきっと有益なことと思います。次に何を読もうかなあ、と迷っている方がいたらぜひ一度手にとってみてください。

なお、レファレンスが無いのでより詳しい内容を知りたい場合にはやや不便を感じるかもしれません。だた、本書は学術書ではなく一般書なので、その点は仕方ないのかもしれませんが。