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もしキリストがサラリーマンだったら 単行本 – 2005/11/30
鍋谷 憲一
(著)
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社阪急コミュニケーションズ
- 発売日2005/11/30
- ISBN-104484052202
- ISBN-13978-4484052205
登録情報
- 出版社 : 阪急コミュニケーションズ (2005/11/30)
- 発売日 : 2005/11/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4484052202
- ISBN-13 : 978-4484052205
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,222,406位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 982位ビジネスマナー (本)
- - 1,240位キリスト教史 (本)
- - 31,082位哲学・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年5月5日に日本でレビュー済み
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著者の商社マンとしての体験や経験が生かされ、時代背景が高度経済成長期らしいのが多少違和感がありますが、それを差し引いても経済小説としても読める面白さです。信仰というと視野がせまくなって杓子定規になることと思われがちですが、その逆で、この本を読めば数少ない選択の中から本当に血の通った誰も傷つけない判断をしている主人公たちに真のプロとしてのビジネスマンの姿を見出すことでしょう。そして、すがすがしい読後感を味わえることでしょう。なぜ神はキリスト本人でなく不完全なキリスト者を遣わすのかという難問にすら答えてしまっていて、しかも牧師の書いた本とは思えないというのがこの本のすごいところです。
2013年6月16日に日本でレビュー済み
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日本の生活習慣のなかで生きるキリスト者にとって役に立つものを探していて、このタイトルに引かれて読み始めたのですが、まったくの期待外れでした。まず、内容には一切「キリストがサラリーマンだったら…」と言う想定は出てきません。キリスト者がサラリーマンとしてどう生きるかを小説仕立てで書かれているのですが、それはあくまでも日本人が日本文化をそのままにキリスト者になったら、と言う想定なので日本人が一般的に悪いと思わないこと、例えば誰の迷惑にもならない嘘や誰かを守るための嘘はOKだったりし、最後には教会に行けなくなるくらいなら会社を辞めなさいと言っている様に取れる終わり方をしていて、まるでキリスト者はサラリーマン生活が出来ないと言っている様です。
あと、一番最悪だと思ったのは表記ミスが多いこと。一番肝心なところでは、『愛なる神』であるべきところが『変なる神』になっています。
あと、一番最悪だと思ったのは表記ミスが多いこと。一番肝心なところでは、『愛なる神』であるべきところが『変なる神』になっています。
2010年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クリスチャンにとっては、日々の仕事と信仰を結び付けるヒントが沢山あり、非常に信仰の成長にとって役立つと感じた。クリスチャンでなくとも、仕事や人生における理不尽な出来事や挫折に対しどういうスタンスで臨むべきかという点で読むと有益だと思う。
欲を言えば、現在の会社においては比較的レアなケースが多いので、もっと一般的な仕事上の失敗や嫉妬心、キャリアに対する漠然とした不安など、現在のビジネス現場におけるケースをもっともっと読みたいと思った。その意味で続編をぜひ書いて欲しい。
欲を言えば、現在の会社においては比較的レアなケースが多いので、もっと一般的な仕事上の失敗や嫉妬心、キャリアに対する漠然とした不安など、現在のビジネス現場におけるケースをもっともっと読みたいと思った。その意味で続編をぜひ書いて欲しい。
2008年3月22日に日本でレビュー済み
確かに、こういう視点から書かれた本がなかっただけに、斬新で貴重だとは思う。
また、やはり高度経済成長時代を背景に書かれ、著者の以前の職業をベースとして小説仕立てにしていることに文句を言っても始まらないとも思う。
ただ、どうなのかな?という思いはどうしても付きまとった。一つはあまりにも出世がどうのこうのという話題にこだわりすぎたのではないかということ、大会社でまともに勤めていれば、確かに大きな課題になるとは思うが、この不景気な時代、クリスチャンであると否とにかかわらず、皆生活するのが第一で、必死でそれを維持しようとしているのではないかと思うし、病気や介護や嗜癖などでもっと苦しんでいる人が多いと思う。そういう人々に、このおそらくは順調に会社を勤め上げた後で牧師になった著者の体験が届くのだろうか。サラリーマン時代の著者は、おそらく相当優秀だったろうことは、行間から汲み取れるが、むしろ、牧師として現在体験しておられるだろうことをベースに続編を書いてもらいたいと思う。
また、やはり高度経済成長時代を背景に書かれ、著者の以前の職業をベースとして小説仕立てにしていることに文句を言っても始まらないとも思う。
ただ、どうなのかな?という思いはどうしても付きまとった。一つはあまりにも出世がどうのこうのという話題にこだわりすぎたのではないかということ、大会社でまともに勤めていれば、確かに大きな課題になるとは思うが、この不景気な時代、クリスチャンであると否とにかかわらず、皆生活するのが第一で、必死でそれを維持しようとしているのではないかと思うし、病気や介護や嗜癖などでもっと苦しんでいる人が多いと思う。そういう人々に、このおそらくは順調に会社を勤め上げた後で牧師になった著者の体験が届くのだろうか。サラリーマン時代の著者は、おそらく相当優秀だったろうことは、行間から汲み取れるが、むしろ、牧師として現在体験しておられるだろうことをベースに続編を書いてもらいたいと思う。
2006年6月13日に日本でレビュー済み
普段、私は小説が苦手であんまり読まないのだが。
この本は、とても読みやすく、そして、主人公たちの、
問題に対する姿勢がとても痛快だったので、
気持ち良く読むことができた。
「キリストが」、とか「クリスチャンが」、というより。
主人公たちの頭の良さと人格の良さが。
全体的な話を、すっきりとしたものにさせている。
宗教心が無い人が読んでも。
抵抗なく、入っていけるのではないだろうか。
きっと、著者の鍋谷さんの性格が。
いいのだろうな、と思わせる作品だった。
この本は、とても読みやすく、そして、主人公たちの、
問題に対する姿勢がとても痛快だったので、
気持ち良く読むことができた。
「キリストが」、とか「クリスチャンが」、というより。
主人公たちの頭の良さと人格の良さが。
全体的な話を、すっきりとしたものにさせている。
宗教心が無い人が読んでも。
抵抗なく、入っていけるのではないだろうか。
きっと、著者の鍋谷さんの性格が。
いいのだろうな、と思わせる作品だった。
2006年2月11日に日本でレビュー済み
長年企業戦士として第一線で活躍してきた著者は、その経験を生かして非常にリアルなストーリーを展開している。
どれも実際にありそうなエピソードだが、それぞれのエピソードの主人公は葛藤しながらも正論を貫いている。しかしその正論は他者と比べての「正しい意見」ではない。主人公の信仰に裏打ちされた、聖書を土台にした正論だ。その正論は、腐敗や汚職にまみれた業界にただ罰を与えるだけでなく、その業界が利益追求ではなく、真に消費者の側にたった視点で会社運営をしていこうとする、変革に導く力を持っている。
著者も最初に断っているように、確かにちょっとかっこよすぎるかもしれない。出来過ぎた話しかもしれない。しかし日本の会社がこのような姿勢で業務を行ったら、世の中はだいぶ変わるのだろうなあと思わされる。おそらく著者は長年このような会社の姿を夢見ながらクリスチャンとして仕事をしてきたのではないだろうか?
一つ一つのストーリーはどれもドラマチックで人間味あふれるものだ。連続ドラマで見ることが出来たら良いと思うのだが。
どれも実際にありそうなエピソードだが、それぞれのエピソードの主人公は葛藤しながらも正論を貫いている。しかしその正論は他者と比べての「正しい意見」ではない。主人公の信仰に裏打ちされた、聖書を土台にした正論だ。その正論は、腐敗や汚職にまみれた業界にただ罰を与えるだけでなく、その業界が利益追求ではなく、真に消費者の側にたった視点で会社運営をしていこうとする、変革に導く力を持っている。
著者も最初に断っているように、確かにちょっとかっこよすぎるかもしれない。出来過ぎた話しかもしれない。しかし日本の会社がこのような姿勢で業務を行ったら、世の中はだいぶ変わるのだろうなあと思わされる。おそらく著者は長年このような会社の姿を夢見ながらクリスチャンとして仕事をしてきたのではないだろうか?
一つ一つのストーリーはどれもドラマチックで人間味あふれるものだ。連続ドラマで見ることが出来たら良いと思うのだが。
2005年12月15日に日本でレビュー済み
著者の鍋谷憲一氏は、元三井物産勤務の商社マンであった。商社マンというのは、場合によっては人を騙したりしなければならに職業である。その著者が洗礼・神学生・牧師と歩む間には、数多くの葛藤・矛盾が存在していただろう。その体験を下にした作品短編集には説得力を感じた。クリスチャンだけでなく、読んでもらいたい本だ。