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笑いごとじゃない: 世にも明るい闘病記 単行本 – 1987/3/1
- 本の長さ374ページ
- 言語日本語
- 出版社シーシーシーメディアハウス
- 発売日1987/3/1
- ISBN-104484871238
- ISBN-13978-4484871233
登録情報
- 出版社 : シーシーシーメディアハウス (1987/3/1)
- 発売日 : 1987/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 374ページ
- ISBN-10 : 4484871238
- ISBN-13 : 978-4484871233
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,976,598位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 22,965位英米文学研究
- - 189,223位ノンフィクション (本)
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カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
2グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年11月29日に日本でレビュー済み
何度が入院したことがある。そのなかで最悪だったのが椎間板ヘルニアと軽い脳梗塞の併発だった。その時に友人からの差し入れられたのが「笑いごとじゃない」だった。絶望が希望にかわり、主人公と同じように看護婦とデートもした。肉体は不自由でも精神は自由である。この本は入院した者にとって一種のドラッグである。著者の1人の名前はスピード。彼の名前を大声で叫ぶと大変だ。そんな描写もこの本に出てきて大笑いさせられた。
2004年9月4日に日本でレビュー済み
ジョーセフ・ヘラーは、ご存じ『キャッチ22』の作者。そのヘラーが「ギランバレー症候群」という奇病にかかるんだが、このおっさん、離婚調停中の奥さん(別居中)がいるだけで、なにしろ身よりのない。
まったく身動きがとれなくなり、意識ばかりはいつまでもはっきりしているこの病気。そこで、その看病や身の回りの世話は、2、30年来の悪友たちがつぎからつぎに駆けつけてやっていく。
ウォークマンをもってくる内気なダスティン・ホフマン。
医学事典を全部暗記してて、看護婦に勝手に指示を飛ばすメル・ブルックス。他、諸々。
時に悪態をつきあい、時に「くいしんぼう」の動けない病人をほっておいて(しかも、ヘラーの病室を「集合場所」にしているのだ)、ロブスターを中華街に食べに行く友人達。すでに病室がサロンになってしまって、病人が退院まぢかになると、「おれたち、これからどこであそんだらいいんだ」などという始末。
しかしなんといっても、悪友たちのひとり(で見舞人連筆頭にしてこの本の共著者)スピード・ヴォーゲル! 大工仕事、絵画、彫刻、水泳、ジョギング、パーティにロックコンサート、および家事全般(なかでも中国料理の腕はすばらしい)をなんなくこなし、自転車で毎日見舞に来る、さらにはヘラーの筆跡をまねて小切手にサインをし、ヘラーの身代りに(ヘラー先生は、動けもしないのに、かわいい看護婦とデートの約束をとりつけるのだ!)デート代行もする、この定職に付いていない初老の男。何にもできないヘラー(病気になる前だって、この作家の生活力ときたら!)に対して、何でもできてしまう一番の親友。
「スピードさんって、いったい何をしてる人なんですか」
長年、友人たちの誰もが答えられなかった質問に、今ならヘラーは自信をもって答えることができるのだ。
「ぼくを助けてくれてる男だよ」
まったく身動きがとれなくなり、意識ばかりはいつまでもはっきりしているこの病気。そこで、その看病や身の回りの世話は、2、30年来の悪友たちがつぎからつぎに駆けつけてやっていく。
ウォークマンをもってくる内気なダスティン・ホフマン。
医学事典を全部暗記してて、看護婦に勝手に指示を飛ばすメル・ブルックス。他、諸々。
時に悪態をつきあい、時に「くいしんぼう」の動けない病人をほっておいて(しかも、ヘラーの病室を「集合場所」にしているのだ)、ロブスターを中華街に食べに行く友人達。すでに病室がサロンになってしまって、病人が退院まぢかになると、「おれたち、これからどこであそんだらいいんだ」などという始末。
しかしなんといっても、悪友たちのひとり(で見舞人連筆頭にしてこの本の共著者)スピード・ヴォーゲル! 大工仕事、絵画、彫刻、水泳、ジョギング、パーティにロックコンサート、および家事全般(なかでも中国料理の腕はすばらしい)をなんなくこなし、自転車で毎日見舞に来る、さらにはヘラーの筆跡をまねて小切手にサインをし、ヘラーの身代りに(ヘラー先生は、動けもしないのに、かわいい看護婦とデートの約束をとりつけるのだ!)デート代行もする、この定職に付いていない初老の男。何にもできないヘラー(病気になる前だって、この作家の生活力ときたら!)に対して、何でもできてしまう一番の親友。
「スピードさんって、いったい何をしてる人なんですか」
長年、友人たちの誰もが答えられなかった質問に、今ならヘラーは自信をもって答えることができるのだ。
「ぼくを助けてくれてる男だよ」