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理想の食事: 武玉川に見る元禄の食事とマクガバン・レポート (メディカルサイエンスシリーズ 10) 単行本 – 2009/5/1

4.2 5つ星のうち4.2 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東海大学 (2009/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 137ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4486018265
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4486018261
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 3個の評価

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太田 保世
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 米国のマクガバン報告というもので日本の元禄以前の食生活が
理想だとされていることから、だいたい時期が近い川柳の武玉川
という書物に現れる食にまつわる句を引いて当時の食生活を紹介
するというもの。

 ところが、そのマクガバン報告なるものの内容がほとんど説明
されていないので、その報告では元禄期の食生活が理想とされて
いるのだろうが、一体どういう意味でそう言っているのかがよく
わからない。まずはその報告ではどういう風に元禄期の食生活を
分析しているのかを紹介してくれないことには途方に暮れてしま
う。

 また、いきなり川柳を並べられても、ほとんど著者の趣味にし
か思われず、武玉川という句集があってもなくても本書の論旨に
はほとんど影響はないと思われる。なぜいろいろな書物がある中
でいきなり武玉川に限定するのか、これも途方に暮れる。

 全体的に、個人的な勝手な想いを読み手の知識などを考えずに
並べるという意味で、非常に素人くさい文章である。
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