価格的に商品に状態には不安がありましたが、比較的良くて嬉しく思います、ありがとうございました。
追記
色々関連書籍を買いあさり読みましたが、やはりこの書籍はジャンヌダルクという女性を素直に知るための教科書です。近年のジャンヌダルク書籍はこの本をベースに書かれているといっかも過言ではないです。ジャンヌを訪ねてフランスに行きたいおじさんです(笑)
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ジャンヌ・ダルク 単行本 – 1992/9/12
ジャンヌ・ダルク=「乙女(ラ・ピュセル)」の出現から処刑までわずか2年…。後世に付与された伝説・神話の類を排除し,膨大な資料から事実のみを冷静に積み上げ,「ジャンヌ・ダルクという名の事件」の全容を解明する。綿密・重厚な評伝,同時代の登場人物解説。呼称,言語,王家の私生児伝説ほか,様々なテーマの徹底討論まで「今日知りうるかぎりのすべて」を網羅した決定版。
- 本の長さ557ページ
- 言語日本語
- 出版社東京書籍
- 発売日1992/9/12
- ISBN-104487761530
- ISBN-13978-4487761531
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商品の説明
レビュー
本書の狙いは、現在までに彼女についてわかっている確実なことをすべて収録することにあります。われわれが完全に合意している至上命令があります。それは可能な限り資料に密着して、そこから遊離しないということです。そこで1429年に初めてジャンヌ・ダルクの名前を広めた最初の風聞から話を始めることにしました。初めから年代順に話を進めるのが筋のようですが、彼女の幼年期や少女時代が初めて知られるようになるのは、復権裁判が行われて、教会関係の委員がドンレミ=グリュ村の人々のところに出張して調査を行ってからのことなのです。
この本の中で牢獄と処刑裁判の占めている位置に驚かれるむきもあるやもしれません。しかし、ジャンヌのまばゆい短い一生には、戦闘の一年と投獄の一年の両面があるのです。その点を今まで歴史家は必ずしも充分に明確にしてきたとはいえないようです…。 --本書 序文より
この本の中で牢獄と処刑裁判の占めている位置に驚かれるむきもあるやもしれません。しかし、ジャンヌのまばゆい短い一生には、戦闘の一年と投獄の一年の両面があるのです。その点を今まで歴史家は必ずしも充分に明確にしてきたとはいえないようです…。 --本書 序文より
登録情報
- 出版社 : 東京書籍 (1992/9/12)
- 発売日 : 1992/9/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 557ページ
- ISBN-10 : 4487761530
- ISBN-13 : 978-4487761531
- Amazon 売れ筋ランキング: - 423,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 148位フランス史
- - 1,130位ヨーロッパ史一般の本
- - 67,180位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャンヌダルクについての本でなんども読み返したくなる本でした!
2016年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャンヌ・ダルクの本で3冊目ですが、一番読みごたえがあり、全体が理解しやすい本でした。15世紀の事件が現代のように再現できることに驚きです。ただ、地図が本文とずれたところに入っていて、地名がさがしにくかったこと、翻訳だからといえばそれまでですが、個人名を領地名で言ったり、名字で言ったり、あだ名で言ったりして、当初は大変混乱します。また、欲を言えば、イギリスから見たジャンヌ像(現在も含めて)ももっと知りたかったところです。
2012年2月24日に日本でレビュー済み
オルレアン市のジャンヌ・ダルク研究所初代所長とその職員らによる共同著書。
本書の目的は「今日知りうるかぎりのすべて」を網羅する事だという(原書の出版は1986年)。
事実、本書にはジャンヌ・ダルクに関するあらゆる知識が収録されており、ジャンヌ・ダルク研究の集大成と言っていい内容になっている。
著者は同時代の記録やジャンヌが口答で書かせた手紙、裁判における証言など、信頼できる資料をもとに執筆しているが、その解釈は絶賛とは言わないまでもジャンヌに対してかなり好意的なものである。
その点が気にならないこともないが、フランス人が彼女に寄せる愛情はそれほど深いと言うことだろう。
ジャンヌ・ダルクを知る上では欠かせない名著の一つである。
本書の目的は「今日知りうるかぎりのすべて」を網羅する事だという(原書の出版は1986年)。
事実、本書にはジャンヌ・ダルクに関するあらゆる知識が収録されており、ジャンヌ・ダルク研究の集大成と言っていい内容になっている。
著者は同時代の記録やジャンヌが口答で書かせた手紙、裁判における証言など、信頼できる資料をもとに執筆しているが、その解釈は絶賛とは言わないまでもジャンヌに対してかなり好意的なものである。
その点が気にならないこともないが、フランス人が彼女に寄せる愛情はそれほど深いと言うことだろう。
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