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18世紀パリ市民の私生活: 名高くも面白おかしい訴訟事件 単行本 – 2001/6/1


商品の説明

商品説明

裁判記録など無味乾燥でつまらないというのは、我々の思い込みである。そこには人生の諸相、人間の喜怒哀楽がたっぷりと詰め込まれているからだ。

若い踊り子に入れあげてスッカラカンになった貴族は、愛人の不実を恨んで訴訟を起こす。だがこれは原告敗訴。一方、5歳で盲人となったが、幸い親が下着を売る店をやっていたので、これを首尾よく継いだ男は、店の雇い人の娘を娶ったはいいが、これがとんでもない食わせ物。結婚するや本性をあらわにして、わがままのし放題、8年目には一緒に寝るのもいやだと言い出す。この結婚でこうむった損害を、夫は妻に請求し、めでたく勝訴となる。さらに豚肉加工組合は、菓子職人を訴える。「ハムのパイ皮包み焼き」を売り出したのは、他の職業集団の権益侵害にあたるというのだ。これも原告勝訴…といった具合に、250年前のパリ市民生活のひとコマが、裁判記録を通じて生き生きと浮かび上がるのだから、これほどおもしろい読み物はない。

これを発掘して執筆編纂したのが19世紀のジャーナリスト・歴史家で、彼は『往年の私生活』なる27巻の大著を発表したという。その抄訳が本書だが、ゴシップとスキャンダルにまみれたパリの市民生活が、練達の翻訳によってよみがえった。この分野に関しては鹿島茂という大家がいるが、ひょっとして彼のすぐれた書物のネタ本の1つは、これなのだろうか。それにしてもやっぱりフランス人、恋愛のもつれと食べ物が大きな位置を占めている。(小林章夫)

内容(「MARC」データベースより)

身分違いの結婚、迷惑な店子を訴えた家主、傲慢な妻を告発した盲人ほか、ルイ15世治下のパリっ子の耳目を集めた有名な訴訟事件を再現。ワイドショー的などたばた劇の向こうに、逞しくもしたたかな庶民の姿が見えてくる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京書籍 (2001/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 243ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4487795974
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4487795970

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