押し入れの奥の段ボールを開けると真っ赤な背表紙が
一杯広がります。
おそらく、読み返す事は無いと思います。
氏の年齢を追うように年を重ね、紹介されている物を使
ってみて、同じ価値観がもてるようになったのかなと思
います。
*今回は娘にと購入しました。
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文房具を買いに 単行本 – 2003/8/1
片岡 義男
(著)
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- 本の長さ139ページ
- 言語日本語
- 出版社東京書籍
- 発売日2003/8/1
- ISBN-104487799139
- ISBN-13978-4487799138
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
日本有数の文房具フリークである著者が、万年筆、手帖、ノート、鉛筆、消しゴム、ダイアリー、インデックス・カード、押しピン、タイプライターなど、文房具の数々を愛情に満ちた文章とカラー写真で綴る。
登録情報
- 出版社 : 東京書籍 (2003/8/1)
- 発売日 : 2003/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 139ページ
- ISBN-10 : 4487799139
- ISBN-13 : 978-4487799138
- Amazon 売れ筋ランキング: - 900,909位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,679位エッセー・随筆 (本)
- - 77,320位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、1974年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。1975年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の写真や、本の中に度々登場する片岡氏愛用の〝文房具〟達の写真が好きだ。文章はあまり面白くないが、雰囲気で読む本だと思いました。
2007年11月23日に日本でレビュー済み
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つい東京書籍さんと聞くと「教科書の会社」とフト思い出してしまう今日この頃ですが、この本はそんな学校でも使う「文房具」について、その思いを語ってます。決して、どこかのスポンサーから依頼されて書きました、という雑誌のような薄っぺらなものじゃない。
もう最初の「モールスキン」について、その使い勝手だけでなく、自分がこの文具を使い、何を思い、何を伝えたいのかが、優しい文章で語られている。
つい伊東屋さんや丸善さんの陳列が気になってしょうがない病に罹っている人は読んでください。少し癒されます。あーいつもここに自分の文房具屋があるんだぁー、って。
もう最初の「モールスキン」について、その使い勝手だけでなく、自分がこの文具を使い、何を思い、何を伝えたいのかが、優しい文章で語られている。
つい伊東屋さんや丸善さんの陳列が気になってしょうがない病に罹っている人は読んでください。少し癒されます。あーいつもここに自分の文房具屋があるんだぁー、って。
2006年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文房具の紹介というより 片岡義男さんの独特のタッチで個々の文房具を表現しています。
掲載されている文房具は 現在買えるものや 古くアメリカの地方の文房具屋で見つけたものなど 様々です。 写真が独特です 片岡義男さんの文庫に出てくる70年代から80年代風の色で表現されていく文房具がとても 懐かしくも 新鮮な感じがします。 そんな風な味がお好きな方は おすすめの1冊だとおもいます。 私はもともとそういう風な感じが好きで たまたま 東急ハンズの手帳売場でモールスキンを見ていたら この本のモールスキンのページが開いてディスプレーされていて つい 注文してしまいましたが 忘れた頃にページを開いていまでも見ています。
掲載されている文房具は 現在買えるものや 古くアメリカの地方の文房具屋で見つけたものなど 様々です。 写真が独特です 片岡義男さんの文庫に出てくる70年代から80年代風の色で表現されていく文房具がとても 懐かしくも 新鮮な感じがします。 そんな風な味がお好きな方は おすすめの1冊だとおもいます。 私はもともとそういう風な感じが好きで たまたま 東急ハンズの手帳売場でモールスキンを見ていたら この本のモールスキンのページが開いてディスプレーされていて つい 注文してしまいましたが 忘れた頃にページを開いていまでも見ています。
2010年10月11日に日本でレビュー済み
片岡義男さんが、愛用の文房具の写真を撮って、その使い心地や面白さについて語るというエッセイ。
2頁文章、2頁写真という構成である。
取り上げられているのは、ノート、ホッチキス、カード、ペン、消しゴム等々。欧米のものが多い。
文章は、どこの製品で、どんな種類があるか、また写真の撮り方の工夫について書かれている。最初は軽いエッセイなのだが、頁が進に連れ、撮影に凝り出し、また自身の内面に深く切り込んだような内容になっていく。ここが好き嫌いの分かれ目になるかも。
そして、文章につづいて写真となる。この構成は一長一短で、文を読んでいるときはどんな文房具なんだろうとワクワクし、一方で文だけでは分かりづらい点が多い。
途中からどんどん方向性がすれていき、文房具そのものの話が少なくなっていくのが不満。
2010年には角川書店から文庫化もされているようだ。しかし、写真が小さくなってしまっては、価値が半減なのでは?
また、2009年には続編『何を買ったの? 文房具。』が出ている。
2頁文章、2頁写真という構成である。
取り上げられているのは、ノート、ホッチキス、カード、ペン、消しゴム等々。欧米のものが多い。
文章は、どこの製品で、どんな種類があるか、また写真の撮り方の工夫について書かれている。最初は軽いエッセイなのだが、頁が進に連れ、撮影に凝り出し、また自身の内面に深く切り込んだような内容になっていく。ここが好き嫌いの分かれ目になるかも。
そして、文章につづいて写真となる。この構成は一長一短で、文を読んでいるときはどんな文房具なんだろうとワクワクし、一方で文だけでは分かりづらい点が多い。
途中からどんどん方向性がすれていき、文房具そのものの話が少なくなっていくのが不満。
2010年には角川書店から文庫化もされているようだ。しかし、写真が小さくなってしまっては、価値が半減なのでは?
また、2009年には続編『何を買ったの? 文房具。』が出ている。
2004年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文房具フリークらしい片岡義男氏の文房具の本。片岡義男氏と言えば『スローなブギにしてくれ』などで著名な作家で、特に私の世代の方は少年の頃大人に憧れてよく読んだ思い入れのある小説家だ。こういった本を出しているとはちょっと意外だった。
内容は文房具をひたすらオリンパスの一眼レフに50mmレンズで撮った写真と、その文房具にまつわる思い入れやエッセイをつづったもの。中には、愛用している訳ではなく写真のために集めてきたものもあるらしいので、本格的な文房具マニアにはちょっとポイントをはずされた感があるかも知れない。
しかし、さすがに選ばれた文房具は鋭い。ほとんどが海外製のものばかりでモールスキンのノートやロディアのメモなど最近密かに人気なものから、聞いたこともない輪ゴムやピンまでカバーしている節操のなさ。だが、道具として独特の美しさを醸し出しているものばかりで、何でもないステーショナリーなのになんだかとてもおしゃれを感じる。この辺に少年の頃憧れたこの作家の感性が伺われる。写真だけ見ていても時間を立つのを忘れるほど楽しいし、文章もうんちくではなくそれぞれの道具に対するこだわりであったり、思い出であったり……、本当に文房具に対する愛を感じるエッセイに仕上がっている。
内容は文房具をひたすらオリンパスの一眼レフに50mmレンズで撮った写真と、その文房具にまつわる思い入れやエッセイをつづったもの。中には、愛用している訳ではなく写真のために集めてきたものもあるらしいので、本格的な文房具マニアにはちょっとポイントをはずされた感があるかも知れない。
しかし、さすがに選ばれた文房具は鋭い。ほとんどが海外製のものばかりでモールスキンのノートやロディアのメモなど最近密かに人気なものから、聞いたこともない輪ゴムやピンまでカバーしている節操のなさ。だが、道具として独特の美しさを醸し出しているものばかりで、何でもないステーショナリーなのになんだかとてもおしゃれを感じる。この辺に少年の頃憧れたこの作家の感性が伺われる。写真だけ見ていても時間を立つのを忘れるほど楽しいし、文章もうんちくではなくそれぞれの道具に対するこだわりであったり、思い出であったり……、本当に文房具に対する愛を感じるエッセイに仕上がっている。
2009年4月1日に日本でレビュー済み
文房具が好き、道具にコダワリを持っているという人には共感できる内容だと思います。
見開きエッセイで、ページをめくるとそれに関連した写真が掲載されています。(逆のほうが読みやすい気がしました。)
写真は筆者自らが撮っていて、作品としてもきれいです。本文も、ちょうど見開き2ページで収まるようにうまく作られています。
感想ですが、私としては途中から息切れして、最後のほうは流し読みしてしまいました。どうやって写真を撮影したかといった、写真"ありき"で語られる部分が多くて馴染めなかったというのもあります。
中には共感できたり、美しい表現だなと思うこともあるのですが、恣意的というか言い過ぎに感じる点もありました。
でも、身近なネタでこれだけのうんちくを語れるのは好きな証拠だと思うし、楽しみながら書いた本だと思います。筆者のファンなら。
見開きエッセイで、ページをめくるとそれに関連した写真が掲載されています。(逆のほうが読みやすい気がしました。)
写真は筆者自らが撮っていて、作品としてもきれいです。本文も、ちょうど見開き2ページで収まるようにうまく作られています。
感想ですが、私としては途中から息切れして、最後のほうは流し読みしてしまいました。どうやって写真を撮影したかといった、写真"ありき"で語られる部分が多くて馴染めなかったというのもあります。
中には共感できたり、美しい表現だなと思うこともあるのですが、恣意的というか言い過ぎに感じる点もありました。
でも、身近なネタでこれだけのうんちくを語れるのは好きな証拠だと思うし、楽しみながら書いた本だと思います。筆者のファンなら。
2010年6月2日に日本でレビュー済み
著者のお気に入りの文房具をめぐるエッセイ。片岡義男の文章を読むのは20年以上ぶり。当時、高校生だった自分の好みでは、あまりなかった。どこか、作られた文章で、なんか気障だなって思っていた。大人になった今、読んでみると、なかなかいい文章を書く。
作られた文章という印象は変わらないんだけど、むしろ、それがよく練られていて、それがかえって好ましい。彼が変わったというより、自分の好みが変わったということなんだろうけど。
内容としては、モレスキンのノートをはじめとするお気に入りの文房具を、彼の写真とともに、愛情を持って紹介している。
モレスキンのノートは私もお気に入り。私も文房具好きだけど、彼の趣味と合致するのはこれぐらい。でも文房具を愛する気持ちは一緒。その気持ちが伝わってくるこういうエッセイを読むと、なんだか、この世界に仲間がいたんだって安心する。いい本でした。
作られた文章という印象は変わらないんだけど、むしろ、それがよく練られていて、それがかえって好ましい。彼が変わったというより、自分の好みが変わったということなんだろうけど。
内容としては、モレスキンのノートをはじめとするお気に入りの文房具を、彼の写真とともに、愛情を持って紹介している。
モレスキンのノートは私もお気に入り。私も文房具好きだけど、彼の趣味と合致するのはこれぐらい。でも文房具を愛する気持ちは一緒。その気持ちが伝わってくるこういうエッセイを読むと、なんだか、この世界に仲間がいたんだって安心する。いい本でした。