久しぶりに面白いファンタジーを読んだ。内容的にちょっと物足りなさがあるものの、本が進めば進むほど面白くなるのは久しぶり。
1巻よりも2巻、2巻よりも3巻が面白い。続きが出るのを期待します。
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ミッドナイターズ 1 真夜中に生まれし者 単行本 – 2007/7/19
真夜中に生まれし者
- 本の長さ367ページ
- 出版社東京書籍
- 発売日2007/7/19
- ISBN-104487801656
- ISBN-13978-4487801657
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商品の説明
レビュー
もうずいぶんファンタジーを訳してきたが、ふと立ち止まって思うのは、ファンタジーって、ほとんどがどこかに「幼さ」をもっていて、なんとなく「けなげ」で、全体的に「感動的」で、そこがまたいいんだけど、そのぶん、なんとなく物足りないかも、ということだ。(中略)
スコット・ウエスターフェルドの『ミッドナイターズ1』(Midnighters1)は、その発想といい、イメージといい、物語の展開といい、いままでのファンタジーとは、ちょっとちがう。そして雰囲気はまるっきりちがう。おそらく主人公たちが高校生ということもあるんだろうけど、すごく大人っぽいし、シャープだ。いままでのファンタジーとちがって、「幼さ」や「けなげさ」のかわりに、一種「あやうくて、危ない」感触が強い。ただ「感動的」な部分はしっかり残っている。ファンタジーの「新しい波」かなと思ってしまう。(後略) --「訳者あとがき」、2007/6/14
スコット・ウエスターフェルドの『ミッドナイターズ1』(Midnighters1)は、その発想といい、イメージといい、物語の展開といい、いままでのファンタジーとは、ちょっとちがう。そして雰囲気はまるっきりちがう。おそらく主人公たちが高校生ということもあるんだろうけど、すごく大人っぽいし、シャープだ。いままでのファンタジーとちがって、「幼さ」や「けなげさ」のかわりに、一種「あやうくて、危ない」感触が強い。ただ「感動的」な部分はしっかり残っている。ファンタジーの「新しい波」かなと思ってしまう。(後略) --「訳者あとがき」、2007/6/14
登録情報
- 出版社 : 東京書籍 (2007/7/19)
- 発売日 : 2007/7/19
- 単行本 : 367ページ
- ISBN-10 : 4487801656
- ISBN-13 : 978-4487801657
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,603,451位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,350位こどものSF・ファンタジー
- - 18,561位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
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1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。児童書やヤングアダルトむけの作品のほか、一般書、ノンフィクションなど、翻訳書は400点以上。訳書に『豚の死なない日』『青空のむこう』『国のない男』『不思議を売る男』『バーティミアス』『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』『さよならを待つふたりのために』など。エッセイに『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『翻訳のさじかげん』など。日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』『怪談牡丹灯籠』。
(写真撮影:根津千尋)
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月21日に日本でレビュー済み
ビクスビーいう街では1日は25時間ある。
従来の24時間と、真夜中の12時から1時間だけあらわれるブルータイムだ。
しかし、ブルータイムに自由に行動できるのは
真夜中の12時に生まれた人(ミッドナイターズ)とダークリングと呼ばれる魔物だけ。
それ以外の人や物は、全て静止して彫刻のようになってしまう。
ミッドナイターズにはそれぞれ特殊な能力を持っていて、
これまでダークリングとはある種の均衡を保っていたが、
ジェシカ・デイがビクスビーに引っ越してきたことで事態は変わってしまう…。
設定はもちろんですが、どのキャラクターも個性的で魅力的。
テンポの良いストーリーにぐいぐい引き込まれて、あっという間に読んでしまいました。
登場人物紹介にジェシカ・デイが主人公とありますが、
仲間のミッドナイターズの視点も多く、
それぞれの気持ちや秘密、見せ場があるので全員主役という感じがします。
従来の24時間と、真夜中の12時から1時間だけあらわれるブルータイムだ。
しかし、ブルータイムに自由に行動できるのは
真夜中の12時に生まれた人(ミッドナイターズ)とダークリングと呼ばれる魔物だけ。
それ以外の人や物は、全て静止して彫刻のようになってしまう。
ミッドナイターズにはそれぞれ特殊な能力を持っていて、
これまでダークリングとはある種の均衡を保っていたが、
ジェシカ・デイがビクスビーに引っ越してきたことで事態は変わってしまう…。
設定はもちろんですが、どのキャラクターも個性的で魅力的。
テンポの良いストーリーにぐいぐい引き込まれて、あっという間に読んでしまいました。
登場人物紹介にジェシカ・デイが主人公とありますが、
仲間のミッドナイターズの視点も多く、
それぞれの気持ちや秘密、見せ場があるので全員主役という感じがします。
2014年3月23日に日本でレビュー済み
不思議な雰囲気。岡田淳さんの『ようこそ、おまけの時間に』をふと多い出す・・・。でもこちらは、もっとアクティブで怖くて、高学年からの現代アクションファンタジー。登場人物間の微妙な人間関係もステキ! はまる子多いと思うなあ!
2007年8月6日に日本でレビュー済み
ちょっと謎めいた町にあらわれた転校生……と、ここまではありがちな設定なんだけど、
そこからの展開がとても新鮮! 内容は控えめにいうと、
真夜中の「すきま」っていうのが存在して、そこは別世界になってる。
そこには真夜中に生まれた人しか入れない。で、そこにはモンスターみたいなやつがいて……。
とぐいぐい予想外のストーリーが展開するのだ。
数字がからんできたり、古代からの因縁がからんできたりとかなり面白い。
登場人物もありきたりなキャラじゃなくて、オタクぽかったり、暗かったり(笑)とてもリアル。
幻想的なカバーも、読んだあとに眺めるとさらに大満足!!
おすすめです。
そこからの展開がとても新鮮! 内容は控えめにいうと、
真夜中の「すきま」っていうのが存在して、そこは別世界になってる。
そこには真夜中に生まれた人しか入れない。で、そこにはモンスターみたいなやつがいて……。
とぐいぐい予想外のストーリーが展開するのだ。
数字がからんできたり、古代からの因縁がからんできたりとかなり面白い。
登場人物もありきたりなキャラじゃなくて、オタクぽかったり、暗かったり(笑)とてもリアル。
幻想的なカバーも、読んだあとに眺めるとさらに大満足!!
おすすめです。
2007年10月30日に日本でレビュー済み
最近のファンタジー小説ってちょっとワンパターン化してる部分があったけど、この本に関しては今までにない発想と展開で凄く新鮮でした。
1日は24時間ではなく25時間で、普通の人間では気付かないブルータイムという1時間が存在してるのが面白いです。
ブルータイムには美しい世界っていう反面、不気味な闇の生き物が存在しています。
この1時間の世界を体験する事を許された4人の若者たち、その若者たちにはそれぞれ特殊な能力を身につけています。
何事もなくブルータイムを楽しんでた若者たちやったけど、そんな時間はメリッサの登場で終わりを迎えます。
メリッサの存在を良く思わない闇の生き物たちがメリッサを殺そうと攻撃を開始します。
メリッサには闇の生き物を恐れさせる能力があると気付いた若者たちはメリッサを守ろうとするが・・・・。
これは今までの子供でも楽しめるファンタジーではなく間違いなく大人のファンタジーやと思います。
闇の生き物もグロテスクです。
メリッサの仲間となる若者たちもヒーローというよりはオタクって感じなんで、変な親しみがわきますよ。
メリッサを含めた5人の人間関係もどうなるのか楽しみです。
続編では全てがパワーアップしてるらしいので早く読んでみたいです。
1日は24時間ではなく25時間で、普通の人間では気付かないブルータイムという1時間が存在してるのが面白いです。
ブルータイムには美しい世界っていう反面、不気味な闇の生き物が存在しています。
この1時間の世界を体験する事を許された4人の若者たち、その若者たちにはそれぞれ特殊な能力を身につけています。
何事もなくブルータイムを楽しんでた若者たちやったけど、そんな時間はメリッサの登場で終わりを迎えます。
メリッサの存在を良く思わない闇の生き物たちがメリッサを殺そうと攻撃を開始します。
メリッサには闇の生き物を恐れさせる能力があると気付いた若者たちはメリッサを守ろうとするが・・・・。
これは今までの子供でも楽しめるファンタジーではなく間違いなく大人のファンタジーやと思います。
闇の生き物もグロテスクです。
メリッサの仲間となる若者たちもヒーローというよりはオタクって感じなんで、変な親しみがわきますよ。
メリッサを含めた5人の人間関係もどうなるのか楽しみです。
続編では全てがパワーアップしてるらしいので早く読んでみたいです。
2007年8月19日に日本でレビュー済み
文章のリズムがよくて、展開がスリリング!というのが第一印象。
そして、「真夜中にもう1時間あったら」という設定が面白いと思った。
読みやすいから、魅力的?な登場人物が織り成す舞台にどんどん引き込まれていきます。
加えて、ドラマチックなラストシーン!!!
ナゾを残したまま終わったので、早く2巻が読みたい!
そして、「真夜中にもう1時間あったら」という設定が面白いと思った。
読みやすいから、魅力的?な登場人物が織り成す舞台にどんどん引き込まれていきます。
加えて、ドラマチックなラストシーン!!!
ナゾを残したまま終わったので、早く2巻が読みたい!