喜多八はやはり人間ができています。それでも「あいつ、俺、大っ嫌い」と意思表示がハッキリしているのは気持ちが良いです。
そうだろうなと感じていたのは、歌武蔵が観客に対して怒りを感じていること。また、喬太郎は意見を言うものの白黒は付けないこと。
三者三様、その咄家らしさを感じられる贅沢な本でした。
1つだけ不平を言うならば、各章の付録で誰かがサイコロの当番で話をするのがアプリで見れなかった事です。発行年度が過ぎているから、見れないかな?という考えが浮かびながらも、もしかしたら?!と期待もしました。こういった貴重な動画は、本を発行するならば、一生涯見れるようにして欲しかったです。
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落語教育委員会 単行本(ソフトカバー) – 2012/8/13
落語界の未来はどっちだ?
今、大人気の噺家による爆笑鼎談。
伝説の噺家の幻のエピソードから、奇妙な師弟関係、アッと驚く演出方法まで。
本当の面白さを「教育」する!
※スマートフォンやタブレットがあれば、AR機能を活用した、3師匠のポケットトークを楽しむことができます。(無料アプリ「AReader」に対応)
今、大人気の噺家による爆笑鼎談。
伝説の噺家の幻のエピソードから、奇妙な師弟関係、アッと驚く演出方法まで。
本当の面白さを「教育」する!
※スマートフォンやタブレットがあれば、AR機能を活用した、3師匠のポケットトークを楽しむことができます。(無料アプリ「AReader」に対応)
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社東京書籍
- 発売日2012/8/13
- ISBN-104487806496
- ISBN-13978-4487806492
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登録情報
- 出版社 : 東京書籍 (2012/8/13)
- 発売日 : 2012/8/13
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 227ページ
- ISBN-10 : 4487806496
- ISBN-13 : 978-4487806492
- Amazon 売れ筋ランキング: - 637,912位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,573位演劇・舞台 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
落語教育委員会のできた経緯やそれぞれのお気持ちが分かって、親近感がもてた。
2012年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
肩の力を抜いて一気読みしました。楽しい話が満載。
落語は聴かないけど噺家が好きだ…
噺家にはなろうとは思わないけど噺家のように生きたい…
そんな自分にはぴったりの一冊でした。
「ほんとうにここは素晴らしい世界 …中略…だからみんな、師匠が逝っちゃうときに泣くんですよ」
あったかいねえ。
落語は聴かないけど噺家が好きだ…
噺家にはなろうとは思わないけど噺家のように生きたい…
そんな自分にはぴったりの一冊でした。
「ほんとうにここは素晴らしい世界 …中略…だからみんな、師匠が逝っちゃうときに泣くんですよ」
あったかいねえ。
2020年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態満足です。スムーズに届きました。入手できてうれしい。
この本、堅苦しくなく噺家さんの了見や魅力がわかる良い本なのに中古でしか買えないのはもったいない。
喜多八師匠不在となりましたが、兼好師匠が加入した落語教育委員会で続編が出て欲しい。
この本、堅苦しくなく噺家さんの了見や魅力がわかる良い本なのに中古でしか買えないのはもったいない。
喜多八師匠不在となりましたが、兼好師匠が加入した落語教育委員会で続編が出て欲しい。
2012年10月28日に日本でレビュー済み
今、寄席で人気の 落語家さん三人の 鼎談です。
経験談あり、苦労話あり、落語論ありと 三人の考えていること
今までの暮らしぶりの一端が垣間見られます。
先輩の噺家さんに対する感想(批評?)は面白いですね・・
学校寄席・刑務所慰問などの裏話も中々聞けません。。
落語好きな方には、是非読んで欲しい一冊です。
経験談あり、苦労話あり、落語論ありと 三人の考えていること
今までの暮らしぶりの一端が垣間見られます。
先輩の噺家さんに対する感想(批評?)は面白いですね・・
学校寄席・刑務所慰問などの裏話も中々聞けません。。
落語好きな方には、是非読んで欲しい一冊です。
2012年11月11日に日本でレビュー済み
三人でやっている勉強会みたいな落語教育委員会はなかなか人気らしく、興業は完売が続いているみたいです。特に柳家喜多八師匠のは、最近何回かおジャマしているんですが、だいたい満席。ただ本人は、まだまだという感じのようです。
喜多八 茶化すわけじゃないけど、俺は生きているうちに売れたい。
喬太郎 もう売れてますよ。
喜多八 いや、こんなんじゃ嫌だ。これじゃあロト6の五等が当たったみたいなもんなんだから。金額的に八十万円ぐらいかな。いや四等かな。
というあたりはちょっとキュンときてしまいました(p.157)。
祝儀の出し方なんかも、いろいろ考えさせられました。普通、夏の楽屋には麦茶ぐらいしかないらしいんですが、たまにカルピスやアイスクリームとかがあると、立て前座(楽屋で働く前座の頭)が「師匠、カルピスとアイスクリームがございますが」と聞くと、ピッと出たり、フッとポチ袋を膨らますなんていうのがカッコいいかな、とか(p.68-)。
喜多八 茶化すわけじゃないけど、俺は生きているうちに売れたい。
喬太郎 もう売れてますよ。
喜多八 いや、こんなんじゃ嫌だ。これじゃあロト6の五等が当たったみたいなもんなんだから。金額的に八十万円ぐらいかな。いや四等かな。
というあたりはちょっとキュンときてしまいました(p.157)。
祝儀の出し方なんかも、いろいろ考えさせられました。普通、夏の楽屋には麦茶ぐらいしかないらしいんですが、たまにカルピスやアイスクリームとかがあると、立て前座(楽屋で働く前座の頭)が「師匠、カルピスとアイスクリームがございますが」と聞くと、ピッと出たり、フッとポチ袋を膨らますなんていうのがカッコいいかな、とか(p.68-)。