このシリーズはまりそうです。
言われてみれば、と思うことばかりです。
勉強になります。
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出版社より
「はじめに」
本書は「いなり寿司」や「銭湯」など３４組の「東（主に関東）と西（主に関西）の文化・風俗の違いを」を解説した本です。
今までもこういった「東と西の違い」をくらべる本はありましたが、そのほとんどは文字による情報のみでした。しかし本書では、そのすべてを写真にとってくらべ、違いを一目瞭然にしたところに大きな特徴があります。
一組の「くらべる東西」は４ページで紹介してあります。初めの２ページには、東西両者の写真を掲載しています。そしてめくったところにそれぞれの特徴の解説と、それに関連した情報を掲載しています。
写真はすべて本書のために撮り下ろしたものです。借り物の写真など使わず、あえて自ら撮っている姿勢もコラムなどを通じて楽しんでもらえたら嬉しく思います。
掲載した「くらべる東西」は五十音順に並んでいます。もちろん前から順に読む必要はありませんので、パラパラとめくって気になったところからご覧ください。
また「東西」の違いについては様々な説や解釈、例外があります。また、それらは、時代や地域によっても変わる多様性を備えたものです。よって、そのすべてに言及するのは現実的ではなく本書の性格も変わってしまうので、そのなかからひとつに絞って紹介していることをお断りしておきます。
文はおかべたかしが担当し、写真は山出高士が担当しました。
本書をご覧になった方が、その違いをすっきりと理解するだけでなく、「東と西の違い」から感じられる日本文化の豊かさにも気づいていただけたら幸いです。
内容見本
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カルタ《犬も歩けば棒にあたる》が「東のカルタ」 《一寸先は闇》が「西のカルタ」 |
タマゴサンドゆで卵を使うのが「東のタマゴサンド」 玉子を焼いて使うのが「西のタマゴサンド」 |
ネコカギ型の尻尾が多いのが「東のネコ」 真っすぐな形の尻尾が多いのが「西のネコ」 |
落語家何も置かないのが「東の落語家」 「見台」と「ひざ隠し」を置くのが「西の落語家」 |
著者について
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