図書館を舞台繰り広げられる事件。
その発端が・・・図書館司書には出来ない!すなわち犯人は誰?の
出来事がとにもかくにも笑う。
NDCに洗脳され本をぐちゃぐちゃに配架できない。
夢中になる書架整理
利用者が一部だけ記憶している本を見つけ出す喜び
『国歌大観』の和歌番号などなど・・・・・
知らず知らずに自分が図書館司書に染まってたんだわ、と図書館関係者が読むと唖然とする本。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,980¥1,980 税込
発送元: Amazon 販売者: マッスル書房
¥1,980¥1,980 税込
発送元: Amazon
販売者: マッスル書房
¥20¥20 税込
配送料 ¥257 6月7日-9日にお届け
発送元: 古書買取堂 静岡県からの発送です。 販売者: 古書買取堂 静岡県からの発送です。
¥20¥20 税込
配送料 ¥257 6月7日-9日にお届け
発送元: 古書買取堂 静岡県からの発送です。
販売者: 古書買取堂 静岡県からの発送です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
サンプル サンプル
れんげ野原のまんなかで (ミステリ・フロンティア) 単行本 – 2005/3/1
森谷 明子
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,980","priceAmount":1980.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,980","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"zGp1I269Wu4sMe1pzPIJrxeBQ3Jf0uuKKnJ08YrLhbs2Ev2M9ieNpDCR7sgcAHeK%2F4h%2BpfUk23oH56i7ZLrN48qm7X0gUErWAzzQVeYRox%2BNweUz3btBzHHQir2MR5jRZIYF1hK6K0KihAz%2FjlsJ9VSTPh03GtDe%2BiTn%2FbQs88gw%2FU5YNYIALQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥20","priceAmount":20.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"20","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"zGp1I269Wu4sMe1pzPIJrxeBQ3Jf0uuKWEyRiA9om0yHKJpCxfL7Arpvt0FJlkLBQS4UayuaJYv6%2Bp7pyUmLS0YGBFqKZ%2F8VD6IbZ5fs6BF2A2r9ssZjxQ6wdZ36ssqhS%2BdLQmBz%2FMTY71%2Fqi81eB7%2BvE2LTg%2FxUtzKQEw%2Fjzt9sc3EDhH7C7Q%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2005/3/1
- ISBN-10448801710X
- ISBN-13978-4488017101
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2005/3/1)
- 発売日 : 2005/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 448801710X
- ISBN-13 : 978-4488017101
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,606,527位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 386,228位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる【本格ミステリ】にはひとつも魅力を感じない。
ちょっとした謎を含んだほのぼのストーリーなのかと思ってたら違った。本作だと謎自体が複雑すぎてそれを解くだけで終わってしまっているのもある。
雪女の話。最後に秋葉氏を再登場させてなにか言わせないと、ただの推理ゲームにしかならないと思う。真相が分かっても「だからどうしたの?」しか感想がない。
へんな言い方だけど「謎解き」の部分がバッサリいらない。秋葉氏の造形はよかった。
ちょっとした謎を含んだほのぼのストーリーなのかと思ってたら違った。本作だと謎自体が複雑すぎてそれを解くだけで終わってしまっているのもある。
雪女の話。最後に秋葉氏を再登場させてなにか言わせないと、ただの推理ゲームにしかならないと思う。真相が分かっても「だからどうしたの?」しか感想がない。
へんな言い方だけど「謎解き」の部分がバッサリいらない。秋葉氏の造形はよかった。
2005年7月31日に日本でレビュー済み
表紙折り返しの内容紹介には「ささやかな謎」なんて書いてあるが、大嘘である。だって冒頭の話は図書館のセキュリティーシステムをかいくぐって閉館後にも居残ろうとするガキんちょとバトルが繰り広げられるんですよ。『黄金を抱いて翔べ』『硝子のハンマー』の世界である(笑)。第三話は個人情報漏洩をめぐるもので、第四話は怪談である。そして第五話では変死事件が出てくる。創元さん、「日常の謎」の路線に持って行きたいお気持ちは重々に分かるのですが、この作品に限ってはムリでしょう。本作はれっきとした本格ミステリ、そしておそらくは、本年を代表する傑作である。
先述した通り、個々の話には魅力的かつ巧緻な謎が凝らされているが、やはり白眉は最終話だろう。図書館に紛れ込んだ古本の、そこにあった落書きや、そのほかの小道具によって、過去に変死事件に関わってしまった青年の孤独な肖像が浮き彫りにされる手付きは練達と言うほかない。更に物語の大団円、予定調和との批判もあろうが、むしろ広げた風呂敷をあるべき形へ、寸分のくるいもなく畳みあげる、物語作者としての力量というかある種の責任感を賞賛したい。蛇足ではあるが、本作品のタイトルはこれ以外に考えられない、というものであるが、しかし、ここはやや象徴的に『れんげ図書館』とでもした方が、作品の情感を伝えているように思う。
先述した通り、個々の話には魅力的かつ巧緻な謎が凝らされているが、やはり白眉は最終話だろう。図書館に紛れ込んだ古本の、そこにあった落書きや、そのほかの小道具によって、過去に変死事件に関わってしまった青年の孤独な肖像が浮き彫りにされる手付きは練達と言うほかない。更に物語の大団円、予定調和との批判もあろうが、むしろ広げた風呂敷をあるべき形へ、寸分のくるいもなく畳みあげる、物語作者としての力量というかある種の責任感を賞賛したい。蛇足ではあるが、本作品のタイトルはこれ以外に考えられない、というものであるが、しかし、ここはやや象徴的に『れんげ図書館』とでもした方が、作品の情感を伝えているように思う。
2011年12月21日に日本でレビュー済み
静かな図書館にちょっとした事件が起きる。その事件を解決していく短編小説である。全体的にはまったりしているなあという印象を受けた。あと、この登場人物にのめりこんだり共感することはなかった。それは、登場人物の描き方が若干薄いのかなと思う。どういう人なのかがいまいちわからなかったので、あっさりした感じで終わった。
第1話 霜降ー花薄、光る。
職員の目を盗んで閉館後の図書館に居座ろうとする少年たちがいる。それはどういうことか?
第2話 冬至ー銀杏黄葉
写真集のシリーズの中に絵本の表紙のコピーがある。暗号ものみたいだが、それはどういうことか?この話が心が温まっていいかなと思いましたね。
第3話 立春ー雛支度
秋葉氏の店に図書館の利用者リストっぽいコピーが落ちていた。それはなぜか?
第4話 二月尽ー名残の雪
文子は秋葉氏より雪女の話を聞かされる。雪女とはどういうことか?
第5話 清明ーれんげ、咲く。
阿伎葉中学校蔵の『床下の小人たち』がこの秋葉図書館の書架に存在する。それはなぜか?
ジャンル: 本
第1話 霜降ー花薄、光る。
職員の目を盗んで閉館後の図書館に居座ろうとする少年たちがいる。それはどういうことか?
第2話 冬至ー銀杏黄葉
写真集のシリーズの中に絵本の表紙のコピーがある。暗号ものみたいだが、それはどういうことか?この話が心が温まっていいかなと思いましたね。
第3話 立春ー雛支度
秋葉氏の店に図書館の利用者リストっぽいコピーが落ちていた。それはなぜか?
第4話 二月尽ー名残の雪
文子は秋葉氏より雪女の話を聞かされる。雪女とはどういうことか?
第5話 清明ーれんげ、咲く。
阿伎葉中学校蔵の『床下の小人たち』がこの秋葉図書館の書架に存在する。それはなぜか?
ジャンル: 本
2007年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書誌好き(読書もだけど、本自体に興味があるという意味です)、図書館好きのミステリーファンにお薦めの1冊です。5編とも秋葉図書館やその司書さんたちに関連して起こる事件を扱っていますが、それぞれ味わいが違います。
最後の話はやや陰惨な展開ですが、微笑みとともに読み終えることがですます。中心的な視点人物の文子や探偵役の能勢さんについてもう少し書き込んでくれたら、さらに味わい深いものになったと思います。ということで、星は4つ。
最後の話はやや陰惨な展開ですが、微笑みとともに読み終えることがですます。中心的な視点人物の文子や探偵役の能勢さんについてもう少し書き込んでくれたら、さらに味わい深いものになったと思います。ということで、星は4つ。
2017年12月6日に日本でレビュー済み
まず第一話「霜降 花薄」でぐっと惹きつけられました。とある地方都市、郊外のしかも辺鄙なススキ野原の真ん中にある図書館。どうしてそんな不便な場所に建てられたかというと、予算など自治体の諸々の事情があり・・。そんなゆったり静かな図書館に勤める主人公、文子のまわりでおかしな出来事が頻発し始めます。閉館時間を過ぎても隠れて図書館に居残ろうとする子供たち、そして奇妙な忘れ物や持ち主不明の物があちこちに置かれ始める・・いったい何が進行しているのか?ささやかな謎ながらミステリアスで、「どうなっているのだろう?」と好奇心をかきたてられます。そしてヒントはアメリカの児童文学「クロディーアの秘密」。たまたまこの本がうちにあって積読状態だったので、思わず手に取って読了してしまいました。
各短編ごとにテーマとなる本がとりあげられているのかと期待したのですが、必ずしもそうではありませんでした。けれどこの小説は、本好き、図書好きで、かつて学校の図書室や町の図書館を逍遥して様々な本に出会ったり、読みふけったりしたことがある人たちにはたまらないと思います。
ミステリとしてはどうかと言えば、登場人物の数が限られているせいか、どの短編でも途中でオチや犯人がだいたいわかってしまいます。そのあたりの伏線の巡らせ方がちょっと苦しいというか、本格ミステリ作家のように巧妙ではないというか。謎というのも殺人など重大犯罪ではなく、日常の中のちょっとした出来事がほとんどです。けれど、作者が一番描きたかったのは犯人探しではなく、自然に囲まれたおっとり穏やかな図書館の雰囲気や、無類の図書好きで変人の域に達している司書たち、図書館の土地を提供した地元の大地主、秋葉氏の癒される田舎のおっさんキャラなどではないのか、と。この連作集にはこのようにいろんな魅力が詰め込まれていると思います。
個人的に一番気に入ったのは、4話目の「二月尽くし 名残の雪」です。大雪に閉じ込められて帰宅できなくなった文子は、地主の秋葉氏宅に一晩お世話になります。まるで横溝正史の小説に出てきそうな(笑)広大で薄暗く迷路のような田舎屋敷。そこで晩御飯をいただきながら聞く秋葉氏の子供の頃の思い出や不思議な話は、古民家で聞く古老の昔語りのおもむきがあります。
またこれらの登場人物に会いたい、続編はないのだろうかと調べたら、「花野に眠る」が発表されているようです。こちらもまたぜひ読んでみたいと思います。
各短編ごとにテーマとなる本がとりあげられているのかと期待したのですが、必ずしもそうではありませんでした。けれどこの小説は、本好き、図書好きで、かつて学校の図書室や町の図書館を逍遥して様々な本に出会ったり、読みふけったりしたことがある人たちにはたまらないと思います。
ミステリとしてはどうかと言えば、登場人物の数が限られているせいか、どの短編でも途中でオチや犯人がだいたいわかってしまいます。そのあたりの伏線の巡らせ方がちょっと苦しいというか、本格ミステリ作家のように巧妙ではないというか。謎というのも殺人など重大犯罪ではなく、日常の中のちょっとした出来事がほとんどです。けれど、作者が一番描きたかったのは犯人探しではなく、自然に囲まれたおっとり穏やかな図書館の雰囲気や、無類の図書好きで変人の域に達している司書たち、図書館の土地を提供した地元の大地主、秋葉氏の癒される田舎のおっさんキャラなどではないのか、と。この連作集にはこのようにいろんな魅力が詰め込まれていると思います。
個人的に一番気に入ったのは、4話目の「二月尽くし 名残の雪」です。大雪に閉じ込められて帰宅できなくなった文子は、地主の秋葉氏宅に一晩お世話になります。まるで横溝正史の小説に出てきそうな(笑)広大で薄暗く迷路のような田舎屋敷。そこで晩御飯をいただきながら聞く秋葉氏の子供の頃の思い出や不思議な話は、古民家で聞く古老の昔語りのおもむきがあります。
またこれらの登場人物に会いたい、続編はないのだろうかと調べたら、「花野に眠る」が発表されているようです。こちらもまたぜひ読んでみたいと思います。
2013年1月11日に日本でレビュー済み
2005年に出た単行本の文庫化。
5本を収める短編集。
地方の公立図書館を舞台とした日常の謎系のミステリだ。
暗号ものあり、幽霊物語ありと手が込んでいて楽しい。外国の絵本、児童文学を組み込んだストーリーが多く、ファンならニヤリとさせられること間違いなし。
著者が図書館員だったこともあり、図書館の「知られざるシステム」や司書たちの「ひそかな悩み」が垣間見れるのもいい。
5本を収める短編集。
地方の公立図書館を舞台とした日常の謎系のミステリだ。
暗号ものあり、幽霊物語ありと手が込んでいて楽しい。外国の絵本、児童文学を組み込んだストーリーが多く、ファンならニヤリとさせられること間違いなし。
著者が図書館員だったこともあり、図書館の「知られざるシステム」や司書たちの「ひそかな悩み」が垣間見れるのもいい。