主人公が昔の約束を果たす為に日本に戻ってくるのですが、約束の時間に来るはずの女性は来ないで、彼女のだんなという人物が登場して・・・。
そんな感じで話が始まります。
二つのストーリーが同時展開します。
私は最初混乱しましたが、読んでいくうちに引き込まれていきます。
ラストはびっくりしました。
感動的な場面を向かえ、良い話だったなあと余韻に浸っているともう一つどんでん返しが待っていました。
そのラストを読んだ時に、今まで何気ない文章がそれを指し示していたのかと衝撃を受けました。
ただの推理小説ではありません。
絶対にラストのラストにびっくりすると思います。
そして泣くと思います。
悲しいのですが、前向きになれる作品でもあります。
何度読んでも楽しめる作品です。
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HEARTBEAT (ミステリ・フロンティア) 単行本 – 2005/4/25
小路 幸也
(著)
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2005/4/25
- ISBN-104488017150
- ISBN-13978-4488017156
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2005/4/25)
- 発売日 : 2005/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 315ページ
- ISBN-10 : 4488017150
- ISBN-13 : 978-4488017156
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,621,622位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38,610位日本文学
- カスタマーレビュー:
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2016年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙とタイトルに惹かれてまず図書館で借りました。
読んでいくうちに視点が誰の視点かがわからなくなることがありましたが、物語が見えてくるたびにドキドキハラハラ
していました。
ひさしくこういう物語を読んでいなかったので、面白く
読めました。
読んでいくうちに視点が誰の視点かがわからなくなることがありましたが、物語が見えてくるたびにドキドキハラハラ
していました。
ひさしくこういう物語を読んでいなかったので、面白く
読めました。
2015年1月13日に日本でレビュー済み
この著者の作品中ではミステリー度が高いが、そんなことよりこの暗く重い話をあたたかく包み込むような雰囲気で仕上げられる力量に感心した。最後は唐突な感じもあるが、それがゆるせるだけのものがある。
2013年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後の最後まで読ませる本。
大きな波があるはずなのに小路さん独特の坦々とした進め方。
やっぱりこの人の本は全部読みたい。
大きな波があるはずなのに小路さん独特の坦々とした進め方。
やっぱりこの人の本は全部読みたい。
2013年6月12日に日本でレビュー済み
面白くて引き込まれるように読み進みましたが,,,,最後に本人が死んでいるって事が納得いかなくて、それでも続編が出来たら面白いかな
2005年8月30日に日本でレビュー済み
人として守りたい人が出来たとき、心置きなく守りきれればいいが
心残りのまま別れてしまう時
人の心にはその人の幸せを祈りたくなる気持ちが出来るように思う
「あの人が幸せでありますように」
そんな思いを一度でも感じたことのある人
この本はラストのネタが重大なので詳細を書けませんが、お薦めの1冊です
心残りのまま別れてしまう時
人の心にはその人の幸せを祈りたくなる気持ちが出来るように思う
「あの人が幸せでありますように」
そんな思いを一度でも感じたことのある人
この本はラストのネタが重大なので詳細を書けませんが、お薦めの1冊です
2005年8月2日に日本でレビュー済み
二つの物語が絡みあい、縺れあって一つの大きな流れが見えてくる。二つの物語には、それぞれ謎がある。どこで関係しあうのか?いつ同じ話として謎が絡みあうのか?と頁を繰る手が止まらない。
元高校の同級生の原之井、ヤオ。そして二人に共通の友人、巡矢。この三人が背負う話がまず一つ目。
元男爵家で財閥の五条辻家の直系であるユーリ少年(小学五年生)。ユーリのお屋敷で起きる幽霊の謎が二つ目の話。これらが細かく交互に語られていく。
優等生で委員長と呼ばれていた原之井といわゆる不良少女だったヤオとの間には十年後に果たすはずの“約束”があった。
この原之井の人物造形がとても複雑。善良で正義漢。しかし、深く傷ついた心を抱えている。
ヤオについての謎を、巡矢が手助けするのだが、彼もまた興味深い人物。巡矢はこの物語を支える探偵役でもあり、言動と裏腹な内面を覗かせつつ、小気味よい切れ味の活躍をする。
巡矢が原之井に語る「ハートビート」の二つの意味は、最後まで生きている。あっと言わされた。きゅうんと心を鷲掴みにされたような切なさとともに、沸々と温かなものがこみ上げてくる。
ミステリーとしても、友情を巡る青春ストーリーとしても、また小路さんが得意とするちょっと不思議な能力をもつ者もちゃんと登場させていて、これまで以上に楽しめる作品であると思う。
元高校の同級生の原之井、ヤオ。そして二人に共通の友人、巡矢。この三人が背負う話がまず一つ目。
元男爵家で財閥の五条辻家の直系であるユーリ少年(小学五年生)。ユーリのお屋敷で起きる幽霊の謎が二つ目の話。これらが細かく交互に語られていく。
優等生で委員長と呼ばれていた原之井といわゆる不良少女だったヤオとの間には十年後に果たすはずの“約束”があった。
この原之井の人物造形がとても複雑。善良で正義漢。しかし、深く傷ついた心を抱えている。
ヤオについての謎を、巡矢が手助けするのだが、彼もまた興味深い人物。巡矢はこの物語を支える探偵役でもあり、言動と裏腹な内面を覗かせつつ、小気味よい切れ味の活躍をする。
巡矢が原之井に語る「ハートビート」の二つの意味は、最後まで生きている。あっと言わされた。きゅうんと心を鷲掴みにされたような切なさとともに、沸々と温かなものがこみ上げてくる。
ミステリーとしても、友情を巡る青春ストーリーとしても、また小路さんが得意とするちょっと不思議な能力をもつ者もちゃんと登場させていて、これまで以上に楽しめる作品であると思う。
2012年9月28日に日本でレビュー済み
文庫版の解説に「気持ちのいい”力み”」があると書かれていますが、この本の印象をまとめるとそんな感じです。書きたい思い、読ませたい思いが溢れているような気がして心地よいです。思わず一気読み。
思わぬ真相に最後目を見開く思いでしたが、この本を読むためには、身構えるほどのエネルギーは不要。ラストは号泣するでもなく、むしろ爽やかでした。
思わぬ真相に最後目を見開く思いでしたが、この本を読むためには、身構えるほどのエネルギーは不要。ラストは号泣するでもなく、むしろ爽やかでした。