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首鳴き鬼の島 (ミステリ・フロンティア 35) 単行本 – 2007/8/1

4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2007/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 315ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488017401
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488017408
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

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石崎 幸二
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ミリア&ユリ」シリーズの石崎幸二、唯一のシリーズ外、他社作品にして、315頁という超大作(彼にしては)。
今回はギャグはほぼ抜きで、島田荘司の正嫡ともいうべき大仕掛けなトリックを、よりシリアスな雰囲気で楽しみたいという方にはピッタリかも知れない。
が、主人公がもひとつシャキッとしない感じで冴えず、特に前半のテンポが良くない気がした。ここは、男女ペアももう少し軽快なタッチにしたほうが、結末なども引き立った気がする。
トリックは例によって大仕掛けに炸裂するし、ここへ至って哀切な人間ドラマも全貌をあらわす。が、それだけに、犯行の冷血さと、犯人の人間性が完全に肉離れを起こしてしまった。やるせない味わいは捨てがたいが、ここはやはり、バラバラ連続殺人も殺人抜きゲームも一様なギャグタッチで押し切ってしまう「ミリア&ユリ」の能天気さの方に軍配だ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月26日に日本でレビュー済み
この作者の作品を読んできましたが、ここ5年くらい新作が出ていなかったので、この人は4作で終わりかぁ〜なんて勝手に思い込んでいましたが、東京創元社からの久しぶりの新作です。
本作では、これまでミステリの常套手段だったトリックで、近年は使いづらくなったものを逆手に取るというもので、この発想はなかったなと思いました。凄いです。
今年の「このミステリーがすごい!」のベスト10に入ることは間違いないと思います。
ミステリ好きならお勧めです! ぜひ読んでみてください!
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までの,女子高生に翻弄される探偵のシリーズとは異なり,
装いも新たなホームズ・ワトソンのペアが誕生した。

大学の助手を務める影石は,かなり口が悪く主人公をののしるが,
心の優しい友人である。
東野圭吾の「ガリレオ」より偏屈で,アクの強いキャラクターだ。

鬼の伝説に見立てた連続殺人事件が,舞台となる離れ小島で起こる。

伝説自体がとても稚拙で,主人公が口にする度,
物語がしらけてしまうのは否定できないが,
最後のオチは非常に素晴らしく,上手くまとまっていた。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年1月21日に日本でレビュー済み
まず文章が読みづらく、物語に入り込むのが難しかった。

人物描写が浅く、人物の動きに無理やり感が否めないのも…。

トリックは良いんですが、生かされてなくてもったいない。

やっつけ仕事なのかなぁ?
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月25日に日本でレビュー済み
堂々とした、本格推理の一編。

トリックなどは、実は大したものではない気がするが、それを上手く長編に仕立てて楽しませてくれる。

怪奇ものの取材のため、ガールフレンド(?)と共に孤島に渡った編集者が・・という本当にベタな孤島もののストーリーが展開される。

それ自身悪くはないが、何か本格推理のカタにはめようとし過ぎて、話として余分な部分もあるように思うし、話のリズムが乱されている気がする。
2007年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタを割ることができないのでアレですが、とても素直な本格推理です。石崎探偵ものも自虐ネタとおたくネタの飾りをはがせばガチガチの本格でしたが、この作品では(ぴー)が可能になった時代に(ぴ−)を成立させるにはどうすればいいかを論理的に追求しています。推理小説でなければ描けないような非常に残酷な手段でそれは実現されます。また、背景となる基礎的な情報を丁寧に説明してくれる点、技術系の仕事を本業としているだけのことがあり、大変に好感が持てます。ワトソン役と探偵役の書き分けがちょっと弱いかな。その方が確かにリアルではありますが、推理小説としてはもうちょっと外連があってもいい気がする。とりあえず一点引いておくことにします。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月7日に日本でレビュー済み
自分は横溝正史の世界観が好きなこともあり、この本のタイトルに惹かれて購入しました。
殺人事件の舞台となった島にまつわる怪談になぞらえた連続殺人事件。
その殺人を行うためのトリックには関心させられましたが、登場人物が微妙な存在でした。

自分が思うに主人公は2人だと考えています。
メインはAとでもしておきましょうか。サブはBです。
この物語を読まれた方なら誰と誰のことを指しているのかお分かりいただけると思います。
このAとBの掛け合いがまわりくどく、また面倒くさい。
さらにラストにおけるAのピエロっぷりと、Bの「え!?Bってこういうタイプのやつだったっけ?」と思わせる描写。
特にBは理論的ではあるけども、性格的に面倒くさそう、また仕方なしにといった性格の人間なのですが
ラスト同一人物とは思えないぐらいガラっと変わります。

またラストの事件の解明では“島にまつわる怪談になぞらえた殺人の方法”というのもなんだか微妙なものになってしまいました。
きちんと事件を解決させるものの、この2人の主人公の人物描写が物語りをかき回してしまっている気がしてしまいました。
けっしてつまらない作品ではありませんが、人物の描写がちょっと浅いかなと思ってしまう作品でした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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