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星を撃ち落とす (ミステリ・フロンティア) 単行本 – 2012/6/28

3.2 5つ星のうち3.2 9個の評価

4人の女子高生の不安定な対立感情が絶頂を迎えたとき、悲劇が起きた。傷ついたのは誰で、嘘をついていたのは誰なのか? 少女小説界の鬼才、完全復活のトリッキーな傑作!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2012/6/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/6/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 249ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488017703
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488017705
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 9個の評価

著者について

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友桐 夏
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友桐夏(ともぎり・なつ)

筆名は子供の頃からカレンダーを見るたびなぜか気になって仕方がなかった「友引」をベースに簡易な姓名判断を参考に、姓に合う漢字一文字をあてはめたもの。好きな季節は冬。2005年『ガールズレビューステイ』で作家デビュー。(同作は出版時『白い花の舞い散る時間』に改題)

【GirlsReview】

『ガールズレビュー〈ステイ〉』 

『ガールズレビュー〈ゴシック〉』 

『春待ちの姫君たち』

『星を撃ち落とす』

『裏窓クロニクル』

『少女の陣』

『王宮遊戯』前編/後編

『つばめの話』

短編集 『210万光年の君』

『王宮遊戯 REVERSE』

『フラッグの話』

【TEMPEST】

『テンペスト』

『予兆』

カスタマーレビュー

星5つ中3.2つ
5つのうち3.2つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月26日に日本でレビュー済み
2012年に出た単行本の文庫化。
 女子高生たちの関係性を主題としたミステリだ。話が進み、視角が変わっていくにつれ、まるで違った像が描きだされていく。けっこう衝撃的。
 二転三転する展開に引きこまれる。
 一筋縄ではいかない物語だ。
2012年11月13日に日本でレビュー済み
友桐夏さんの作品は初めてです。
それというのも、「復活が待たれていた少女小説界の鬼才による、五年ぶりの新作ミステリ」だからです。

手にとったきっかけも、丹地陽子さんのイラストに興味があったので。

内容に関しては、私の個人的な感想ですがなんともスッキリしない感じです。
提示された謎が解決されないまま(おそらくこうであろうと推論で決着されている。)に物語が終わっているからです。

タイトルについては、なるほどと思いました。
もしかすると続編もあるのでしょうか?
つまらなくはないけれど、なんとも不思議な感じの作品でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月25日に日本でレビュー済み
他の方も仰られているように
全部「こうだろうなー」とか「こうだったに違いない」という憶測です。
何の根拠も証拠も出てきません。妄想の域です。
2時間ドラマでも憶測だけで犯人を追及したりしますが、これに至ってはその追及もなく
まるで近所の噂好きオバハンの井戸端会議。
全ての謎や疑問はほったらかし。
本人を抜きにして勝手に喋りあって勝手に結論を導きだして勝手に納得している姿は
はっきり言って気味が悪いレベル。。。
それで小綺麗にまとめられても「は??」ってなります。
読了した際の不快感、もやもや感は今まで読んできた小説の中でダントツです。

ですが言葉のチョイス、表現はとても綺麗だったので何だか悔しいです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月10日に日本でレビュー済み
友桐さんの小説を殆ど読んでいるので、オチのこういう裏切られ方には慣れているのですが…他の方も仰っているように、納得のいく展開とは言いがたい。女の子って、ふわふわして優しそうにしていても、内面はみんなドロドロしてるんでしょう?とでも言いたげな話。そういうのが好きな人には面白いかも。結果的には、美少女って、大変なのね…という物語。
2012年7月8日に日本でレビュー済み
 コバルト文庫でリリカル・ミステリーというキャッチフレーズでデビューされた友桐夏さんが、ミステリの老舗、東京創元社から新作を出すということで、期待していました。

 表紙の絵は、丹地陽子さん。ロマンティックな感じで素敵です。冒頭から登場する主人公(?)の津上有騎は右側の金髪の少女ですね。左側で正面を向いているのは、物語の途中から出てくる葉原三雲です。

 さて、物語は、有名私立校受験に失敗して名家の家を勘当された母が、自ら親子の縁を切って3年間、世界一周旅行をしたエピソードからはじまります。そうして母親が18歳の時、旅先で出会った誰かとの間にできたのが有騎。

 そんな彼女はストーカーにつきまとわれていた。そんな彼女を助けてくれたことをきっかけに、クラスメートの水瀬鮎子、長岡栞歩とのつきあいがはじまる。そして彼女たちを含めてクラスメート6名を家に招待した翌日、自宅の空気清浄機のリモコンが家の外のポストに入っていることから、誰かが盗み出したという疑いが生じる。そんな犯人探しの最中に口を出してきたのが、クラス一の問題児、葉原三雲。

 こうした日常の謎やストーカー犯人の動機を巡って、有騎・鮎子・栞歩・三雲の4人の少女の間の人間関係が二転三転していきます。物語全体は、三雲の両親が管理人を任されている廃園の屋敷の一角に閉じこもったお譲様を巡る中編を挟んで、4人の少女たちの嘘と騙し合いの心理戦がメインディッシュとなります。

 被害者になる栞歩は、鮎子にいじめられていたのか、それとも両親に虐待を受けていたのか? 親友の鮎子を有騎にとられたと思い込んで自殺未遂を試みたのか、それとも三雲を恐れてのことか? こうした謎を巡って、有騎・鮎子・三雲の3人が推理合戦を展開します。多重解決もの、と見ることもできるかもしれません。

 なかなか手の込んだ作りになっていておもしろく読みましたが、全体としては会話や内省が中心で動きの少ない物語なので、ページを繰る手が止まらない!という感じではなく、淡々と述べられていく事実を通じて、以前までの解決が塗り替えられていく驚きを楽しむタイプの本でした。この辺りは読者を選ぶかもしれません。

 友桐夏さんの次回作は、コバルト時代の作品のリライトだとどこかで見ました。次回も期待したいと思います。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月9日に日本でレビュー済み
リリカルミステリーシリーズファンです。

想像と会話だけで推理が進んでいき、結果に対して真実かどうか裏を取らずに終わる。
納得できない人もいるかもしれませんね。
人の心に対して推理していくので、それが正しいかどうかは誰も確かめられないんですよね。
物語全体もとにかく掴みどころがない。
2章の主要人物になっているお嬢様なんて姿すら現さないですし。
まあこの本は雰囲気を楽しむのが良いのではないでしょうか。
個人的には普通の学生が裏で激しい駆け引きをしているのが面白いと思います。
人間関係で優位に立つために工作したり、騙したり、そんな世界が本当にあったらと想像したら楽しいです。
あとはリリミスの大きな組織の陰謀が見え隠れする感じが好きだったので、それがなかったのは残念ですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月29日に日本でレビュー済み
初めて読む作家です。
裏表紙の紹介と、表紙のイラストにつられて読んでみました。

なんでも大袈裟に表現してしまう高校生の感性や、きらりとした単語使いは惹かれるものがありました。
が、ストーリーに関しては疑問の連続でした。
どのエピソードも中途半端に投げっぱなしの印象しかないのは、私の読み方が悪かったせいでしょうか?
続編をあらかじめ予定してのこの描き方なのでしょうか…。

キャラクターを深読みして楽しむストーリーなのでしょうが、人物像が二転三転するのも私には読みにくく感じましたし、
とりたてて魅力的とも感じませんでした。
読み終わってもやもや感の残る話でした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月7日に日本でレビュー済み
他の方々もおっしゃってますが、肝心の謎解きが
「あの人はそんなことをする人じゃない」
「この人は繊細だからそうしたのかも」
など、想像だけで話してるので、全然納得できません。
(なのに納得してショックで不登校になるヒロインに
イラッとしてしまう…)

「私が彼女と会っている日は街にスリが出ない」とか
どうやって確認したのか不思議なことを堂々と言ってるし…。

何より、ストーカー被害にあってる女子高生へのアドバイスが
「そんなことを悩むな」
「別に趣味を持て」
というのがありえない。
現実のストーカーが起こした事件を知らないわけでは無いでしょうに…。
自転車で追い掛け回されてるレベルまで行ってるのなら警察に行くべきでしょう。

文章も、有騎目線で語られている時に「有騎は立ち上がった」みたいな文が入るので、読んでて引っかかってしまいます。

叔父さんのその後や天文会のメンバーの正体など今後の伏線らしきものが見受けられますが、もういいです…。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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