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ニッポン硬貨の謎 単行本 – 2005/6/30

3.1 5つ星のうち3.1 9個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2005/6/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/6/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 321ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488023827
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488023829
  • カスタマーレビュー:
    3.1 5つ星のうち3.1 9個の評価

著者について

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北村 薫
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北村 薫

1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、’89(平成元)年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。’91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。作品に『ニッポン硬貨の謎』(2006年本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(’09年直木賞受賞)など:本データは『1950年のバックトス (ISBN-13:978-4101373324 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.1つ
5つのうち3.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2005年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
~現代日本を代表するミステリ作家の一人、北村薫が、黄金時代を代表するクィーンのパスティーシュを書いた。
タイトルの「硬貨の謎」とは、もともと、ミステリ作家、若竹七海が実際に体験した(未解決の)謎、五十円玉二十枚を千円札に両替してもらいにくる男の話……といえば、同じ出版社から出ている『競作 五十円玉二十枚の謎』(創元推理文庫)を思い出~~すかもしれない。その通り。本作はその姉妹編という側面もある、遊び心満載の快作だ。
圧巻は、第二部で展開されるクィーンの名作「シャム双子の謎」論。クィーン同様、優れたアンソロジストでもある北村薫の批評眼の鋭さのかいま見える瞬間で、目から鱗が落ちた。
また、本書は、クィーン(の片割れ、フレデリック・ダネイ)が来日後に書いたという設定で~~あり、都筑道夫『三重露出』の作中作部分や、山口雅也『日本殺人事件』のような、「ガイジンの目から見たヘンなニッポン像」小説の系譜にも連なる作品でもある。
来日経験のあるダネイが、ここまでアナクロなものを書くだろうか? という疑問がないでもなく、この部分は、賛否両論かもしれない。
けれど、前述の、この小説メインの謎は、このヘンなニッポ~~ンと後期クィーン流の推理のどちらが欠けても、このような解決は出来ないだろうと思わすものだから、これは、確信犯であえてやった、一種の叙述のトリックではあるまいか?
他にも読みどころはあるが、それらは是非とも実際に手に取って確かめていただきたい。特に、エラリー・クィーン、北村薫ファンは、必読ものである。~
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月16日に日本でレビュー済み
EQの短編をいくつか読んだだけだったので全く楽しめませんでした。
そういやEQの小説には変な日本人像のものがあったような。
せめて推理小説として、たとえ猟奇殺人としても納得のできる展開にできなかったのか??
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年8月14日に日本でレビュー済み
 クイーンについて詳しい人にはとっても面白く読める小説だと思います。
 それほど詳しくない私にとっては、期待値があまりに高かったために正直がっかりという展開でした。「ミステリー小説」としてはがっかりですが、クイーンファンにとっては作家論、作品論としても読めるので、これほど楽しい小説はないと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年5月28日に日本でレビュー済み
日本が舞台となったエラリー・クイーンの未発表原稿を十年かけて翻訳したという設定や、脚注で遊ぶという手法も北村らしくて楽しい。読んでいて著者がほくそ笑んでいる姿が浮かぶのだ。

「競作五十円玉二十枚の謎」を読んだことがないので評価しにくいのだが、「硬貨の謎」は懲りすぎているので300ページ程度の分量ではあまり伏線を感じることができない。最後の謎解きに納得感や「やられた感」を感じられない。
2009年3月28日に日本でレビュー済み
1977年のエラリー・クイーン(フレデリック・ダネイ)の初来日。そして、
ミステリ作家の若竹七海が、かつてバイト先の書店で遭遇した毎週
土曜日に来店しては、五十円玉二十枚を千円札と両替していく男――。

この二つの事柄をモチーフに、作家クイーンが執筆したミステリの
未発表原稿を、北村薫が翻訳したという体裁を採った、早い話が、
北村薫によるクイーンのパスティーシュ小説。

若竹さんが体験した前述の《日常の謎》は、かつて同僚作家がそれぞれに
謎解きを試み、一般公募までされました
(『競作 五十円玉二十枚の謎』) が、
北村さんは当時、それに参加されませんでした。

本書は、その謎に対する北村さんの遅れてだされた「解答」でもあります。

北村さんは、些細な《日常の謎》を連続幼児殺害事件という陰惨な大量殺人に接続し
抽象的かつ宗教的な《見立て》の構図を描き出すことで、じつにエレガントな解法を
提示されています。

そうした、あまりにも神秘主義的、そして、いかにも後期クイーン的な《見立て》に対し、
違和感をおぼえる人もいるとは思いますが、後に北村さん自身が語るように、あくまで
それは「天上の論理」のパロディによる誇張にすぎず、真に受ける必要はないのです。

そして、本書のもう一つの大きな柱にあたるのが、中盤にある
『シャム双子の謎』 論。

評論といっても、ヒロインの口頭によるプレゼンという
形式が採られ、内容も決して難解ではありません。

また、クイーンをまったく知らない北村薫ファンなら、一つの
うんちく話としてスルーしても、まったく問題ないと思います。

ただ、そうはいっても、クイーンを知っていたほうが、より楽しめるのもたしかなので、
『シャム双子の謎』 と、できたら、クイーン後期の作風が窺え、本書でも何度か言及
される
『九尾の猫』 あたりを、余裕があれば読まれておくことをオススメいたします。
2005年7月17日に日本でレビュー済み
 創元推理文庫『競作 五十円玉に十枚の謎』で、作家若竹七海さんが実際に遭遇した謎を、ミステリーの巨匠・エラリー・クイーンの未発表作品を翻訳したという体裁のパスティーシュ小説。
 実際にエラリー・クイーンの片割れ(エラリー・クイーンはマンフレッド・リーとフレデリック・ダネイといういとこ同士の合作ペンネーム。藤子不二雄みたいなものだ……ちがうか)であるフレデリック・ダネイは1977年に来日しており、その際にエラリー(ダネイ)が遭遇した事件について記されている……という形の小説であるために、北村薫さんは訳者としてこの小説を記している。
 とにかく遊び心一杯の作品で、エラリー・クイーン好き、推理小説好きにはたまらない。エラリー・クイーンの作品である『シャム双子の謎』に対する新たな批評を登場人物を介して提示してみたり、その他の国名シリーズとの繋がりを示してみたり。北村薫さんがいかにエラリー・クイーンを愛しているかが分かる小説です。
 また、『競作 五十円玉二十枚の謎』で提示された、土曜日に50円玉20枚を持って千円札の両替にくる男の謎についても、単に内輪ウケの小話に逃げず、小説として読ませる形にまで昇華させたことがとても嬉しく思いました。
 敢えて難を挙げるならば、このパスティーシュ小説、翻訳小説のような文体が他の作品から読み進めてくる北村薫ファン、特に『スキップ』などの非ミステリ系小説からくる人にはあわない所でしょうか。ミステリファン向けになってしまったので、他の作品よりも間口が狭くなってしまったのは、仕方がないこととはいえ北村薫さんの一ファンとしては残念な気がします。
 ……いや、ミステリファンとしては嬉しいんですけどね。
 
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年8月9日に日本でレビュー済み
 1977年に来日したアメリカの名探偵エラリー・クイーン。東京滞在中に、幼児ばかりを狙う連続殺人事件が発生する。
 同じ頃、女子大生の奈々子はバイト先の書店で奇妙なお客に遭遇する。50円硬貨を20枚握り締め、それを千円札に換えてくれるよう奈々子に頼むのだ。
 この二つの事件がやがて一つになって…。
 日本を舞台にしたこのエラリー・クイーンの未発表原稿を、北村薫が十年の歳月をかけて翻訳した、という設定のパスティーシュ小説です。
 怪事件を名探偵が鋭い推理で見事解決していく、という物語の展開を楽しむための小説とはいえません。事件そのものはあっけなく解決してしまいますし、しかもクイーンが説く真相は、必ずしも多くの読者の納得を得られるようなものではないと私は考えます。
 むしろこれは推理小説の読み手として深い見識と筆力をもった北村薫が、パスティーシュ小説の装いを用いて、クイーンのコアなファンに向けて贈るエラリー・クイーン作家論といえる作品です。クイーンの「シャム双子の謎」や「緋文字」、さらにはヴァン・ダインの「僧正殺人事件」に関する北村自身の論考を、主人公の奈々子たちの口を借りて語っています。
 そして本書全体が若竹七海ほか「競作 五十円玉二十枚の謎」(東京創元社)への北村薫の遅ればせながらの参加作品という意味を持っています。
 ですから、よほどの推理小説ファンでなければ本作品にどっぷりと遊ぶのは難しいかもしれません。
 それにしてもクイーンと奈々子のコンビが「空飛ぶ馬」以来の円紫さんと私に重なって見えてきました。北村薫はあのシリーズの続編を書く意思をもう持っていないと語っていますが(別冊宝島「北村薫Complete Book」でのインタビュー)、私はそのことがとても残念でなりません。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年9月8日に日本でレビュー済み
1970年代後半、来日したエラリー・クイーン(探偵であり作家の虚構人物の方)が解決した事件について記された未発表原稿が発見され、それを北村薫氏が翻訳したという体裁。

本格というのはダブルミーニング。本格ミステリの草分けの一人であるエラリー・クイーンの国名シリーズを扱うということで、ジャンルとしての本格。そして、未発表原稿という体裁のパステイーシュの王道な手法をとりつつ、実にクイーンスタイルを踏襲し、クイーン論まで展開してしまうという、ファンノベルのスタイルとしても本格派なのである。

脚注のお遊び(これは、作中で展開するクイーン論にも呼応している)や、文体の模倣...初めて日本を訪れた外国人目線のズレや、作品が固まるまでに派生してしまった事実誤認の表現が、脚注のツッコミともあいまって、実にいい塩梅にリアル...など、未発表作品の翻訳の雰囲気が良く練れている。

一方、北村薫としての作風も失うことなく作品は構成されている。北村氏といえば、ドラマ部分での人間描写の鋭さも魅力の作家である。美や温もりなどを馥郁たる描写で紡ぐ一方、鮮烈なまでのドス黒さを一閃させる事もできる。

本作では先述の通り、ある種の人には神にも等しいエラリー・クイーンが日本にやってきたらというifのシチュエーションを設定し、神様と幾許かの時を共に過ごすのみならず、ラブコールと同義の作品論を開陳したり、極めつけは共に難事件に立ち向かうという、願望従属のファンタジーである。その、淡い温もりのある色調の風景に、幼児連続殺人事件という漆黒の悪意が吹き抜ける。

この事件の選定の趣味が、なんとも北村節だなぁと思ったのは俺だけではあるまい。

以前創元社より上梓されたアンソロジー『五十円玉二十枚の謎』に対する、エラリー・クイーンの回答という趣向も楽しい。敬意と愛情に満ちた、だが、才能無くば実現不可能な、極上のパスティーシュ作品である。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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