マンフレッド・リーとフレドリック・ダネイのいとこ同士の2人の合作ペンネーム『エラリー・クイーン』の記念すべき処女作。
1928年にマクルーア誌が7,500ドルの賞金でミステリーを公募し、その時にこの『ローマ帽子の謎』で応募したのが始まりです。2人の合作法は『クイーン談話室』に詳しく述べられていますが、ダネイが登場人物とプロットを考え、リーがそれに肉付けをして小説にするという方法で作り出されていました。本作は見事当選しましたが、マクルーア社が直後倒産したため、受賞は取り消しとなってしまいました。しかし、作品自体はストークス社から出版され、国名シリーズがスタートしたのです。
そして、本作はプロットに合う毒薬の教えを乞うたニューヨーク市毒物係のアレクサンダー・O・ゲットラー博士に捧げられています。
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ローマ帽子の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 文庫 – 2011/8/31
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ローマ劇場で起きた毒殺事件に挑む、リチャード警視とエラリーのクイーン父子。〈読者への挑戦〉で名高い国名シリーズ第1弾にして巨匠クイーンのデビュー作、新訳で登場。
- 本の長さ453ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2011/8/31
- ISBN-104488104363
- ISBN-13978-4488104368
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2011/8/31)
- 発売日 : 2011/8/31
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 453ページ
- ISBN-10 : 4488104363
- ISBN-13 : 978-4488104368
- Amazon 売れ筋ランキング: - 328,706位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,174位創元推理文庫
- - 1,878位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
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トップレビュー
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2020年3月5日に日本でレビュー済み
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創元推理文庫の中村有希訳がいいか、角川文庫の越前敏弥訳がいいか。
訳文の読みやすさ、好み、エラリーの口調、クイーン警視の一人称(「わし」か「わたし」か)、芝居の演目は「ピストル騒動」か「銃撃戦」か。シリーズ名は「〜の謎」か「〜の秘密」か。そしてカバーのイラスト。評価は割れるだろう。
海外の推理小説といえば創元推理文庫で育った身には、前者をひいきにしたくなる。ただ、後者に比べて活字が小さい。これがつらい。せっかく新版をつくったのだから、なんとかならなかったのか。待望の新訳だけに、残念。
訳文の読みやすさ、好み、エラリーの口調、クイーン警視の一人称(「わし」か「わたし」か)、芝居の演目は「ピストル騒動」か「銃撃戦」か。シリーズ名は「〜の謎」か「〜の秘密」か。そしてカバーのイラスト。評価は割れるだろう。
海外の推理小説といえば創元推理文庫で育った身には、前者をひいきにしたくなる。ただ、後者に比べて活字が小さい。これがつらい。せっかく新版をつくったのだから、なんとかならなかったのか。待望の新訳だけに、残念。
2013年6月7日に日本でレビュー済み
本作品は、「読者への挑戦状」というのがある。
これは面白い趣向!!
推理に必要なネタを全て挙げて読者に
犯人がわかるかどうか挑戦している。
この形式は、新鮮!
でも実はかなり古い作品で、
綾辻行人の「どんどん橋、落ちた」はこれをパロッている。
これは面白い趣向!!
推理に必要なネタを全て挙げて読者に
犯人がわかるかどうか挑戦している。
この形式は、新鮮!
でも実はかなり古い作品で、
綾辻行人の「どんどん橋、落ちた」はこれをパロッている。
2017年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本格ミステリーの巨匠クイーンのデビュー作で国名シリーズ第一作。登場人物多数で謎解きの前に読者への挑戦状が挟まれる古典的なスタイルを確立したシリーズとしても意義深いと思う。私はミステリファンだが真面目に真犯人捜しに取り組んだりしない気楽な読者。名探偵が披露する名推理を読んでなるほど、と納得して感心するのが常だ。だからこの作品も正しく論理的に推理されているのかどうかはわからない。だがそれでも一応真犯人は誰かと考えながら読むわけで、それがこの上なく楽しいのであり、読者への挑戦状なんてあったら最高にワクワクする。
そして作者と同名の名探偵の推理の種明かしはやはり素晴らしく、十分に納得出来るものだった。本作の場合それほど意外な真犯人でもなかったが、クイーン氏がその人物を真犯人と確信するまでの推理の論理性に見所があって驚かされた。
本格ミステリの醍醐味が味わえるエンタメ性十分な佳作と評価したい。余計な要素が排除されて純粋推理が楽しめるのが本格ミステリファンには楽しいので、そうゆう意味合いでの「エンタメ性」である。恋愛模様だのスリルとサスペンスだのを指しているわけではないのでお間違いなきよう。
そして作者と同名の名探偵の推理の種明かしはやはり素晴らしく、十分に納得出来るものだった。本作の場合それほど意外な真犯人でもなかったが、クイーン氏がその人物を真犯人と確信するまでの推理の論理性に見所があって驚かされた。
本格ミステリの醍醐味が味わえるエンタメ性十分な佳作と評価したい。余計な要素が排除されて純粋推理が楽しめるのが本格ミステリファンには楽しいので、そうゆう意味合いでの「エンタメ性」である。恋愛模様だのスリルとサスペンスだのを指しているわけではないのでお間違いなきよう。
2013年4月25日に日本でレビュー済み
衆人環視の満員の劇場の中で殺人が発生しクィーン警視親子以下が捜査に入るが・・・というお話。
あまりにも有名な本格推理小説のシリーズ第一作。多すぎる容疑者、満員の中で不可解に殺されたのにいない目撃者、敵の多かった人格の悪い被害者・・・といういかにもという設定で展開されるミステリで、冒頭で提示された謎が結末で合理的に収束していくところなどは推理小説を読む喜びを満喫させてくれます。処女作ということで後の傑作群に比べると若干弱い部分もあるかもしれませんが、発表から80年経っても古びていず、面白く読めるのは驚異的だと思います。なので作品の面白さだけだと☆4つくらいですが、歴史的価値を鑑みて5つにしときました。
国名シリーズはいずれ全て新訳ででるようですが、それ以外のクィーンの作品も新訳復刊されると嬉しいですね。
あまりにも有名な本格推理小説のシリーズ第一作。多すぎる容疑者、満員の中で不可解に殺されたのにいない目撃者、敵の多かった人格の悪い被害者・・・といういかにもという設定で展開されるミステリで、冒頭で提示された謎が結末で合理的に収束していくところなどは推理小説を読む喜びを満喫させてくれます。処女作ということで後の傑作群に比べると若干弱い部分もあるかもしれませんが、発表から80年経っても古びていず、面白く読めるのは驚異的だと思います。なので作品の面白さだけだと☆4つくらいですが、歴史的価値を鑑みて5つにしときました。
国名シリーズはいずれ全て新訳ででるようですが、それ以外のクィーンの作品も新訳復刊されると嬉しいですね。
2011年9月19日に日本でレビュー済み
ミステリの古典とされる名作の新訳版です。
早川版も品切れのようですので、このような形で旧作が継続して読めるのは喜ばしいことだと思います。
肝心の話は、徹底的に謎解きに特化していて、最初の章で発生した殺人事件の犯人を最終章までに見つけ出すという、それだけの話に特化しています。
サスペンスやアクション、恋愛模様、ユーモアなどは皆無といって良いくらいなので、謎解き自体に興味を持てない人は避けたほうが良いかもしれません。
一方で、なぜ死体の持ち物からシルクハットが盗み出されたのかという謎を中心に据え、その謎が合理的に解決されるさまは、謎解きとしてのミステリを読む、醍醐味に満ちていると思います。
早川版も品切れのようですので、このような形で旧作が継続して読めるのは喜ばしいことだと思います。
肝心の話は、徹底的に謎解きに特化していて、最初の章で発生した殺人事件の犯人を最終章までに見つけ出すという、それだけの話に特化しています。
サスペンスやアクション、恋愛模様、ユーモアなどは皆無といって良いくらいなので、謎解き自体に興味を持てない人は避けたほうが良いかもしれません。
一方で、なぜ死体の持ち物からシルクハットが盗み出されたのかという謎を中心に据え、その謎が合理的に解決されるさまは、謎解きとしてのミステリを読む、醍醐味に満ちていると思います。
2018年9月16日に日本でレビュー済み
父は「ニューヨークの歩道」、息子はシューベルトのアリアです。四十年前に創元文庫の旧訳で読んだのですが例によって全く覚えておらず、犯人の動機だけが朧げに記憶の片隅にありました。う〜ん、本格ですね。とても真っ当な推理で「素晴らしい!」という程ではありません。こちらはシルクハットが無いことが謎ですが、JDCの帽子収集狂(1933)はシルクハットが有ることが謎でした。ところでヴァンダインの影響ですが、第1作を読み比べてみたら、言われてるほど似てるかなぁ、という印象。もっと類似点が多いと誤解してました。旧版(井上勇訳)はどこかにしまってあるので比較出来ず。新訳はこなれていて読みやすかったです。
2011年9月6日に日本でレビュー済み
1929年発表の記念すべき第一作。
クイーンの登場こそ探偵小説の真の黄金時代の幕開けといっても過言ではない。
本作は「なぜ被害者の帽子は現場から持ち去られたのか?」という謎を中心に据えているが、全体的な出来ばえはヴァン・ダインの影響が露骨で率直にいって若書きの感は否めない。
しかし「読者への挑戦状」に代表される論理性へのこだわりやスタイリッシュな構成はその後の偉大な作品群をすでに彷彿とさせる。
そして何よりの読みどころは第二次大戦後の苦悩する探偵像とは全く違う、若々しく颯爽としたベタンティックなクイーン青年の姿だ。
新訳によってさらにその印象が新たとなっている。旧訳でお読みの方も一読の価値あり。
クイーンの登場こそ探偵小説の真の黄金時代の幕開けといっても過言ではない。
本作は「なぜ被害者の帽子は現場から持ち去られたのか?」という謎を中心に据えているが、全体的な出来ばえはヴァン・ダインの影響が露骨で率直にいって若書きの感は否めない。
しかし「読者への挑戦状」に代表される論理性へのこだわりやスタイリッシュな構成はその後の偉大な作品群をすでに彷彿とさせる。
そして何よりの読みどころは第二次大戦後の苦悩する探偵像とは全く違う、若々しく颯爽としたベタンティックなクイーン青年の姿だ。
新訳によってさらにその印象が新たとなっている。旧訳でお読みの方も一読の価値あり。