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黒いカーテン (創元推理文庫) 文庫 – 1960/2/19

3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

事故で昏倒したことがきっかけで、記憶喪失から回復したタウンゼンド。しかし、彼の中では三年半の歳月が空白になっていた。この年月、自分は何をしてきたのか?不安にかられる彼の前に現れた、瑪瑙(めのう)のような冷たい目をした謎の男。命の危険を感じ取った彼の、失われた過去をたどる闘いが始まった。追われる人間の孤独と寂寥を描かせては並ぶ者のない、サスペンスの名手の真骨頂。解説=三橋暁

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (1960/2/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1960/2/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 197ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488120016
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488120016
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1 x 14.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 12個の評価

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ウィリアム・アイリッシュ
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フランク・タウンゼンドは通りで頭を打って目ざめた。妻と暮らすアパートに帰ると、管理人に、妻は引っ越したと告げられる。引っ越し先に行くと、妻のヴァージニアは随分ふけていた。そして、自分が3年半も行方不明になっていたことを教えられ、ショックを受ける。フランクを尾行する謎の男の追跡から逃れると、フランクは愛妻ヴァージニアを実家に帰し、「必ず帰る」と言い残して、過去の自分を捜す旅に出る…卓越した文章力、ハラハラドキドキの連続で、一気に読めてしまう。
2021年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小生がうん十年前、高校生だったときにこの本に出合いました。当時この小説を読み深く感動し、読書に目覚めさせてくれた逸品です。懐かしさから今読み返すと、ストーリーが古臭く、無理のある展開に少々戸惑いを禁じ得ませんでした。特に記憶を失っている間の恋人、しかも記憶を取り戻した後でも身を挺した献身的な行動で主人公を援助した女性の死に対して淡々としている描写には、文化・価値観の違い?あるいは力量不足?が感じられました。しかし小生に小説という別世界を提示してくれたという意味で星☆☆☆です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マクロイ繋がりで読みましたが、とても面白かったです。アイリッシュは短編が特に良いです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
黒いブラシで地を掃くように、夜が忍びよってきた…。
主人公が記憶喪失から立ち返った時、彼は確かにフランク・タウンゼントであった。
しかし、傍らの子供が差し出した帽子には、D.Nの刺繍が。
取り戻した記憶の代わりに失った三年間の過去。それは黒いカーテンで覆われたように光を寄せ付けず、不気味にこちらを伺っている。
ある男に尾行され、住居に押し入られて初めて、彼はその黒い過去と対峙する決意を固める。
カーテンの向こうに眠る過去の正体は?
空白の三年間に自分がいったい何をしでかしたのか。謎の男の追跡は駅→職場→かつてのアパートと迫ってくる。そしてついに突き止められた住処から辛くも逃げだすという前半部分。
そして、その三年の間に知り合ったらしいルス・ディロンという女と再会し、最近までD.N.-ダニエル・ニアリングと名乗っていたこと、己が犯した(らしい)殺人事件を知り、さらにはその謎を解くために、事件の舞台となった場所-ニュー・ジェリコへと向かう…という後半部分。
前半部分のサスペンスホラー的な要素と後半のミステリー要素が融合し、緊迫の中、全ての解決が示される。アイリッシュの真骨頂。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
翻訳がやや古めかしいが、そこはそれ、脳内変換して読む。わしは、俺。ギャレジは、ガレージ。お達者でねは、元気でね。 訳者の宇野利泰は小林信彦の「夢の砦」では奇人として描かれているが翻訳じたいはそう悪くもないのではないか。 それはさておき、アイリッシュは好きな作家。全集を出してほしいと思うほどだが、この「黒いカーテン」はアイリッシュのよくない癖、ご都合主義的な展開がやや過ぎる。( ルスがかわいそうすぎるではないか!)。それでもファンとしては楽しい読書のひととき。孤独な青年の、運命を切り開く闘いに引き込まれてしまう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年7月1日に日本でレビュー済み
記憶喪失者といえばSF作品の十八番と思っていた自分です。
(例)『宇宙気流』アシモフ、『非Aの世界』ヴァン・ヴォークト、『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック

しかし、今回、アイリッシュのこの作品を読んで、純粋に推理小説仕立てのほうが断然面白いと思いました。
自分的には、アシモフの傑作『宇宙気流』と同等かそれ以上です。
主人公の過去三年間の記憶がない、というのはゾッとしますよね。
三年間、自分はどこで何をしていたんだ? なんで何者かに追われているんだ?
このシチュエーションは、たまりませんでした。
こんな状況の中で、読み出したらもう途中でやめられるわけがない!!
あとは一気読みでした。

他のレビュアーさんが指摘しているとおり、若干、不合理に思われる部分はありますが、
それにしても、土曜日の夜遅くから読み始めたら徹夜になる可能性は高いです。
徹夜で読み切って、日曜日の朝をむかえた時に、ウーン、面白かったけど二、三、疑問点が・・・
というモヤモヤ感は残りますね、確かに。

それさえ許容できるならば一読の価値ありです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年1月12日に日本でレビュー済み
哀愁が漂うアイリッシュ独特の世界が描かれているが全体的には内容が薄いという印象である。前半は主人公タウンゼントの記憶喪失による焦燥感の記述が中心で事件としてはほとんど進展がなく冗長であった。後半からは緊迫したサスペンスとなるがあまり捻りがなくミステリという点では不満が残った。動機の点からもやや強引で納得はできなかった。記憶喪失に至った過程などは全く記述がなく心理的な深みも感じられなかった。

タウンゼントを助ける若い女中ルス・ディロンが健気であり男性からみた理想的な偶像として作者の願望が描かれているような気がする。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スピーディーなサスペンス。作品としてはとても面白い。
ただ、記憶が戻った後に記憶喪失中の出来事も思い出したのかどうかが曖昧だし、それまで戸惑っていたのに突然推理力抜群になって謎を解きまくる主人公の変貌ぶりなど、違和感が残った。
文章で読むより、映像化したほうが臨場感が出てもっと面白くなる種類の作品だと感じた。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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