笑えて泣けてスカッとして。越谷オサム氏にいいようにもてあそばれる
読書の時間が過ごせる1冊。文系、オタク系のおとなしくて地味目の
青春を送っている男子にこそお勧め
残念ながらオトナにどっぷりつかってしまった読者は、にやにや
過去を思い出しつつ楽しい数時間を。
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空色メモリ (創元推理文庫) 文庫 – 2012/6/22
越谷 オサム
(著)
坂越高校文芸部のハカセ、そこに出入りするブーちゃんと呼ばれる俺、もてない俺達が熱い恋をした! だけど、俺が綴った日記が思わぬ波紋を巻き起こす。学園小説の決定版。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2012/6/22
- ISBN-104488409121
- ISBN-13978-4488409128
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2012/6/22)
- 発売日 : 2012/6/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4488409121
- ISBN-13 : 978-4488409128
- Amazon 売れ筋ランキング: - 717,854位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,421位創元推理文庫
- - 4,228位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10代の頃に読みたかったなぁ・・
というのが読み終えての第一声(笑)
「ひだまりの彼女」よりも私は好きでした。
ストレートな青春小説でした。女の子よりは男のほうが共感できるところが多いかな。と思います。
というのが読み終えての第一声(笑)
「ひだまりの彼女」よりも私は好きでした。
ストレートな青春小説でした。女の子よりは男のほうが共感できるところが多いかな。と思います。
2014年5月4日に日本でレビュー済み
以前読んだ『階段途中のビッグノイズ』が爽快カイカイだった為、今作からも爽快感が得られるのでは、と思い手に取りました。
むむむむっ。
ちょっとしたミステリが如き仕掛けがちらほら。あまり考えずに爽快感だけを得たかったので、そこが残念でした。
ただ、冴えない奴らの恋愛成就?がストーリーの主であり、その幸せを祈りながら読み進めたことは言うまでもありません。
むむむむっ。
ちょっとしたミステリが如き仕掛けがちらほら。あまり考えずに爽快感だけを得たかったので、そこが残念でした。
ただ、冴えない奴らの恋愛成就?がストーリーの主であり、その幸せを祈りながら読み進めたことは言うまでもありません。
2010年6月3日に日本でレビュー済み
モテない男子の恋愛話としては 絵空事度が異常に高い訳ではなく…
かといって夢や希望が無いわけでもなく…
絶妙なリアル感とドリーム感のバランスを保っていて巧みな作者のセンスが光る
いつもはスポットを浴びることなどない野郎どもの爽やかで胸がちょっぴり熱くなる青春に乾杯♪
かといって夢や希望が無いわけでもなく…
絶妙なリアル感とドリーム感のバランスを保っていて巧みな作者のセンスが光る
いつもはスポットを浴びることなどない野郎どもの爽やかで胸がちょっぴり熱くなる青春に乾杯♪
2019年2月3日に日本でレビュー済み
”ビックノイズ”で知った作者さん。一人称がたりの地の文がテンポよく進むのでサクッと読めました。テンプレを地で行く感が一周回って面白いです。煮え切らない女子ふたりと,にじみ出るラノベ感に中だるみを感じましたが,バスケ部男子二人が参加してからは一気読み。何より,ラストシーンの終わり方は感激しました!
2010年2月19日に日本でレビュー済み
デブの「おれ」こと湧井は、ハカセこと河本
しか部員のいない文芸部に入り浸っている。
湧井は日々、〈空色メモリ〉と名づけたUSBメモリに、他人
には決して読ませられない本音を交えた日記を綴っていた。
そんなある日、文芸部に、地味ながらも不思議な
雰囲気を持つ新入生・野村愛美が入部してくる。
ハカセは、野村に恋してしまうのだが、そもそも彼女は、
冴えない男子二人しかいない部活になぜ入部したのか?
やがて、野村の上履きや靴が盗まれる事件が起き、さらに、
人に読まれたら即破滅の空色メモリまでが盗難に遭い……。
自分が抱えるコンプレックスと折り合いをつけつつ、なんとか前向きに学校生活を
送っている湧井の等身大な語りがリアル(特に、悪気はないけどデリカシーもない
体育会系男とのやり取りなんかはよく描けています)。自虐的ではあるのですが、
ユーモアが適度に織り交ぜられているため陰鬱さはなく、むしろ爽快ですらあります。
また、ミステリとしての趣向も、きちんと用意されています。
本作のミステリ的な謎はどれもシンプルですが、丁寧な伏線
にもとづく小さなサプライズが、随所に用意されているのです。
そして、何といっても、リドルストーリー的幕切れが秀逸。
読者の中には、“結論”を知りたい向きもあるかもしれません
が、個人的には、本作の結末で、“正解”だったと思います。
しか部員のいない文芸部に入り浸っている。
湧井は日々、〈空色メモリ〉と名づけたUSBメモリに、他人
には決して読ませられない本音を交えた日記を綴っていた。
そんなある日、文芸部に、地味ながらも不思議な
雰囲気を持つ新入生・野村愛美が入部してくる。
ハカセは、野村に恋してしまうのだが、そもそも彼女は、
冴えない男子二人しかいない部活になぜ入部したのか?
やがて、野村の上履きや靴が盗まれる事件が起き、さらに、
人に読まれたら即破滅の空色メモリまでが盗難に遭い……。
自分が抱えるコンプレックスと折り合いをつけつつ、なんとか前向きに学校生活を
送っている湧井の等身大な語りがリアル(特に、悪気はないけどデリカシーもない
体育会系男とのやり取りなんかはよく描けています)。自虐的ではあるのですが、
ユーモアが適度に織り交ぜられているため陰鬱さはなく、むしろ爽快ですらあります。
また、ミステリとしての趣向も、きちんと用意されています。
本作のミステリ的な謎はどれもシンプルですが、丁寧な伏線
にもとづく小さなサプライズが、随所に用意されているのです。
そして、何といっても、リドルストーリー的幕切れが秀逸。
読者の中には、“結論”を知りたい向きもあるかもしれません
が、個人的には、本作の結末で、“正解”だったと思います。
2012年5月20日に日本でレビュー済み
評者も文科系男子高校生だった時代があるので、結構感情移入してしまいました。軽い文体だが、ライノベみたいに読みにくくないのが良い