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孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) (創元推理文庫 M あ 2-2) 文庫 – 1996/8/25

4.3 5つ星のうち4.3 290個の評価

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購入オプションとあわせ買い

英都大学推理研初の女性会員マリアと共に南海の孤島へ赴いた江神部長とアリス。島に点在するモアイ像のパズルを解けば時価数億円のダイヤが手に入るとあって、早速宝捜しを始める三人。折悪しく嵐となった夜、滞在客のふたりが凶弾に斃れる。救援を呼ぼうにも無線機が破壊され、絶海の孤島に取り残されたアリスたちを更なる悲劇が襲う!

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (1996/8/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/8/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 402ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488414028
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488414023
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 290個の評価

著者について

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有栖川 有栖
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1959年、大阪生まれ。1989年、『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを飾る。以後、精力的に作品を発表し、2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本 推理作家協会賞を受賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞した。精緻なロジックを積み重ね、構築した世界そのものをひっくり返 してみせる鮮やかな手腕と、物語性豊かなその作品は、世代を問わず常に読み手を魅了しつづけている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 闇の喇叭 (ISBN-13: 978-4652086353 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
290グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月6日に日本でレビュー済み
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いつも状態の良い本を迅速に届けて下さいます
2024年4月21日に日本でレビュー済み
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前作「月光ゲーム」に続いて読んだ。前作に比べると登場人物が少なく、ストーリーもロジックミステリに徹していて読みやすい。ただ、マリアとアリスのほのかなロマンス要素はあるものの、前作のような青春小説的な面白さはないし、特殊状況における冒険小説的な要素もない。また謎解きの部分については探偵本人が「紙切れより薄っぺらな小理屈」と語っているように、ごくわずかなヒントをもとに全ての謎の解釈に至っており、少し強引さを感じる。ただ、クリスティを読んでいるような雰囲気を味わえるので、読んでいて楽しいミステリであることは間違いない。
2023年6月2日に日本でレビュー済み
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ここ最近おどろおどろしい死体の出てくるミステリーばかり読んでいて、なんでこんなに血みどろに殺す必要があるのかとちょっと辟易していた。殺人事件のミステリーは面白いけど、何も偏執的な殺し方にしなくてもいいのに。現代人がそこまで刺激に麻痺してさらに暴力的になっている気がして少し怖かったけど、このミステリーは健全な(?)ミステリーで面白かった。
ただただ面白いミステリー、楽しく読むためのミステリー。でも殺人事件じゃないとやはり楽しめないから、ちゃんと(?)殺人もあってちょうど良いミステリーだった。
殺人がないと楽しめない自分も暴力的なのか不安になるけど、とても面白かった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月5日に日本でレビュー済み
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電子版だと地図が読みにくい。
改善希望。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クローズドサークルの有名作と知り、手に取った。
しかし、犯人を予め決めておいた上で作ったトリックを作ったようで、
犯人は配役から想像がついてしまう。
密室のトリックも、自転車の踏み跡のついた理由や何通りか思いついた。
個々人の泳力もぼやかされるし、ちょっと強引と思った。

そして誰もいなくなった、がいかに名作かを思い知りました。
2021年12月2日に日本でレビュー済み
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「月光ゲーム」に続くシリーズ2作目の「孤島パズル」。
1作目が面白くても2作目になると微妙になるのがよくあるパターンですが、本作は1作目を飛び越えて面白かったです。
前作は噴火した山中という極限状態のクローズドサークルだった故に「犯人捜ししてる場合ちゃうやろ」というツッコミが終始頭の片隅にちらついてしまったが、本作はクローズドサークルの代表舞台である「孤島」。
三日月型の孤島で繰り広げられる殺人、トリック、宝探し。
真相解明も非常に納得のいくもので、まさに完成された「パズル」を解いたようでした。
次作の「双頭の悪魔」が一番人気らしいですが、私はこちらの方が2回りくらい好きです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月24日に日本でレビュー済み
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推理小説が好きな方は安心して読める「ザ・推理小説」ではないかと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月27日に日本でレビュー済み
奇抜な登場人物もいない。
奇抜なトリックでもない。
奇抜な犯人でもない。
でも面白い。

話が面白ければ奇抜さはいらない。と巻末の解説にも書いてありましたが正にその通り。

近年のミステリーではやたら個性的な登場人物を出してみたり、やたら奇抜な状況で事件が起こったり、
やたら殺人の方法が凄惨だったり、やたら恋愛描写を強調したり・・・。
それはそれでセンセーショナルで楽しく読んではいるのですが、
こちらの作品では久々に事件(とパズル)のみにどっぷりつかり楽しむことができました。

新書版を読んだのですが恒例の間取り図だけでなく、島の地図やパズルの図解も載ってて親切ですね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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