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ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M わ 1-1) 文庫 – 1996/12/21
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- 本の長さ364ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1996/12/21
- ISBN-104488417019
- ISBN-13978-4488417017
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1996/12/21)
- 発売日 : 1996/12/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 364ページ
- ISBN-10 : 4488417019
- ISBN-13 : 978-4488417017
- Amazon 売れ筋ランキング: - 320,854位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,207位創元推理文庫
- - 1,850位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
若竹 七海(わかたけ・ななみ)
1963年、東京生まれ。立教大学文学部卒。1991年、「ぼくのミステリな日常」で作家デビュー。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞。2015年、葉村晶シリーズ「さよならの手口」でミステリファンクラブ・SRの会による“SRアワード2015”国内部門を受賞、「このミステリーがすごい!」4位。2016年、同シリーズ「静かな炎天」が「このミステリーがすごい!」2位、“SRアワード2017”国内部門、ファルコン賞を受賞。2018年、同シリーズ「錆びた滑車」が「このミステリーがすごい!」3位。著書に「悪いうさぎ」(日本推理作家協会賞“長編及び連作短編集部門”候補)などがある
(本データは「不穏な眠り」が刊行された当時に掲載されていたものです。)「BOOK著者紹介情報」より
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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帯びたもの、その両者を併せ持ったもの、一口噺風のものなど収録編の作風は
多岐にわたっています。
特徴としては最後にギュッと一点に収束するというよりもどこか焦点が
ぼやけていて、ややもするとつかみどころないふしぎな印象にとらわれます。
これは著者の資質によるものかと思うと終章で見事に裏切られ、
故意になされていることがわかります。一方は編集長が真相を言い当て
ますが、より重要なもう一方はとんだ勘違いをして赤っ恥をかくのです。
通常の作家であればこちらのほうも正解させているでしょう。
この幕切れが象徴するように本作品群はわざとピントをぼかしてつくられて
いることがわかります。著者はかなりの韜晦家か策士なのでしょう。
若干浮わついたロジック、論理とファンタジーの一体化、終章のために用意
された怪談、これらが混交し合い、異色の短編集と化しています。
※ 写真・自己紹介は無視して下さい
結論から言えばミステリとして傑作とは言えないと思った。良作ではあると思うけど。
一つひとつの短編もそんなに面白いと思えないし(というか恋愛ネタ多過ぎてワンパターンで飽きるしシラける)、登場人物のキャラも立っておらず感情移入出来ないし、最後の謎解きも「おおっそうだったのか!」というほどの驚きはなく、「あーなるほどねー」ぐらいな感じ。
何より出版当時27-8歳と著者はまだ若かったのにやたら文章がおばさん臭い。33年も前の作品だからだろという声も上がりそうですが、同時期に出版された女性作家の著作で、今読んでもまったく古さを感じさせない書き方をする人も少なからず知っているので、これはやはり作者のセンスの問題かと。出版当時は自分はまだ本作を読めるほどの年齢ではなかったけど、もし読めていても「何かおばん臭いな」と思っていたと思う。
でもミステリ部分にはきっとびっくりさせられただろうな。ここまで時が経った現代では、ミステリ初心者〜まあまあ読む、ぐらいの人にはよくても、ミステリ通の人にはお勧め出来るものじゃないです。もっと文章と謎に魅力があって最後に思わず「えっ!!!」と叫びそうになる、昂揚と驚きをくれるミステリは他にもいくらでもあるから。
でもクールキャンデーは読んだとき本当にラストでうおっとなったので、私的にはそちらの方がお勧めです。
少しネタバレの追記;
ラストは5ch(旧2ch)の「ちょっと待ってくれこんな時間に誰か来たみたいだ」を思い出して不穏な終わり方なのについ噴き出してしまった。
短編集のためか、ミステリの傑作にはあまり挙がりませんが、(ネタバレになるので書けませんが)作品の構造的には長編といってもいいと思うので、ぜひ一票入れたいです。
一気に若竹さんのファンになりました。こういう読書体験ができて幸せです。
本作のほとんどがこの短編小説で占められており、そのどれもがかなりレベルの高い一編となっている。
だが、全ての短編が終わったとき、その全てが見事なまでに繋がり・・・。あとは手にとって確かめてください。この緻密な構成力と大胆な発想に必ずや驚くはずです。
練りに練った綿密な構想下、趣の違う作中作的12の短編が絡み合い、最後は一つの長編小説となる。とてつもない才能を持った(当時の)新人作家の野心作である。全ての謎は溶けてもすっきりしない読後感。当初よりイヤミス作家の素養あり。
個人的にはホラー色のある「消滅する希望」と「吉祥果夢」が印象に残ったが、短編1つ1つの完成度が、現在の作品に比べて当然ながら甘いので、厳しく小数点以下切り捨ての星3.5評価。
作品そのもの以上に作者の才能に度肝を抜かれた。
最後に明らかになるサプライズが面白いのですが、短編がまた面白いのです。
多くの人にプレゼントしたり、薦めたりして好評なのですが、密室あり、暗号あり、ホラーあり、ほのぼの系ありと多彩なのが良いのか。いや、デビュー作とは思えない筆さばき、小説としての面白さが良いのでしょうね。
あなたにも、是非お薦めしますよ。