人の人生には他人が予想もつかない物語や真実が潜んでいるのだということを、
改めて感じさせられる作品でした。
作者は日常を、少しの謎を含んで二転三転させ、不思議な世界に変えていく。
それも現実的だけどお洒落で少し切なくて綺麗な世界に。
よくある現実を変えるきっかけはまさに、
“つまらない偶然プラス、ちょっとした作為”
なのだろう。
中身は濃く、幅があり、短編集のようで繋がりがあり、テンポよく進んでいきます。
一話一話の謎解きが素直に楽しめました。
こういう話の書き方ができる作家さんは大好きです。
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掌の中の小鳥 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M か 3-3) 文庫 – 2001/2/24
加納朋子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
カクテルリストの充実した小粋な店〈エッグ・スタンド〉の常連は、不思議な話を持ち込む若いカップルや何でもお見通しといった風の紳士など個性派揃い。そこで披露される謎物語の数々、人生模様のとりどりは……。キュートなミステリ連作集。
■目次
「掌の中の小鳥」
「桜月夜」 「自転車泥棒」
「できない相談」
「エッグ・スタンド」
■目次
「掌の中の小鳥」
「桜月夜」 「自転車泥棒」
「できない相談」
「エッグ・スタンド」
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2001/2/24
- 寸法14.9 x 10.5 x 1.2 cm
- ISBN-104488426034
- ISBN-13978-4488426033
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2001/2/24)
- 発売日 : 2001/2/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 285ページ
- ISBN-10 : 4488426034
- ISBN-13 : 978-4488426033
- 寸法 : 14.9 x 10.5 x 1.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 359,872位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,321位創元推理文庫
- - 2,161位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 8,510位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミステリーというと、探偵登場とか、殺人事件とか、密室トリック、とかそういう感じのものが多い気がするが、これは、日常の生活の中のミステリー。
ここに登場する、主人公の二人を、私は個人的に、あまり好きではない。特に、紗英のことは嫌いと言ってもいい。
でも、そういう好き嫌いとは関係なく、楽しめた。
登場人物がリアルに感じられて、実在の人物の様にも感じた。
読後、爽やかな日常ミステリー。
ゆっくりと、情景を思い描きながら、読むことをお薦めします。
ここに登場する、主人公の二人を、私は個人的に、あまり好きではない。特に、紗英のことは嫌いと言ってもいい。
でも、そういう好き嫌いとは関係なく、楽しめた。
登場人物がリアルに感じられて、実在の人物の様にも感じた。
読後、爽やかな日常ミステリー。
ゆっくりと、情景を思い描きながら、読むことをお薦めします。
2020年4月30日に日本でレビュー済み
新型コロナウイルスの影響で、基本的に外に出られず、諸々ストレス溜まる中で読みました。ささくれた心に、優しい癒しを与えてくれる、見事な連作ミステリでした。
2005年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
殺したり、殺されたりなミステリー小説に半ば嫌気を感じていた時に
ここのレビューを参考にさせて頂いて購入しました。
してやったりなトリックとそれを解き明かしていくのも1つの面白さですが、
こういう日常の些細なミステリーというのは多くないだけに余計に面白く感じます。
暗い色をイメージさせるミステリーというジャンルの中で、この小説は派手ではないが、明るく暖かい色を放っています。
「自転車泥棒」は5つの章の中でちょっとどきりとするタイトルだけれど、やはり暖かいお話です。
登場人物の1人である、紗英がとても魅力的。普通なんだけど、同性の私もすごく惹かれました。
ただ、圭介さんの良すぎる勘、推察にちょっとついていけない感も持ちました。
(「お城」の泉さんの推察力にも)
ここのレビューを参考にさせて頂いて購入しました。
してやったりなトリックとそれを解き明かしていくのも1つの面白さですが、
こういう日常の些細なミステリーというのは多くないだけに余計に面白く感じます。
暗い色をイメージさせるミステリーというジャンルの中で、この小説は派手ではないが、明るく暖かい色を放っています。
「自転車泥棒」は5つの章の中でちょっとどきりとするタイトルだけれど、やはり暖かいお話です。
登場人物の1人である、紗英がとても魅力的。普通なんだけど、同性の私もすごく惹かれました。
ただ、圭介さんの良すぎる勘、推察にちょっとついていけない感も持ちました。
(「お城」の泉さんの推察力にも)
2004年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
卵の中に、身の回りのちょっとした謎が入っています。謎が解かれた後に、卵の中から小鳥がひょいと顔を出して、ふわりと羽ばたいて飛び去っていく……。それぞれの短編に、あたたかな雰囲気を感じました。主人公のパートナーになる女性が、とってもキュートで素敵でしたよ。「掌の中の小鳥」に出てくるおばあちゃん、ナイスキャラでした。「できない相談」のラスト。大好きなあの俳句の花がぱっと咲いたみたいで、しゃれてるよなあ、いいなあと、思わずにっこりしました。読み終えて気持ちがほっこり、優しくほぐされた気持ちになりました(^^)
2003年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ミステリー」好きの人には、「これがミステリー?」と思われるかもしれないけど、私的には立派なミステリー!物語全体を包む雰囲気がなんとも素敵で、とってもお洒落。キャラクターも魅力いっぱいで、クールな大人の恋愛か?と一瞬思うんだけど、実はホットな恋愛だったり^^;
話自体もおもしろいけど、全編に渡ってやさしさを感じることができる素敵な小説です。春先や、秋の夜長のお供に最適の一冊。
話自体もおもしろいけど、全編に渡ってやさしさを感じることができる素敵な小説です。春先や、秋の夜長のお供に最適の一冊。
2019年4月27日に日本でレビュー済み
…しかし表題作の「掌の中の小鳥」以降、出てくる人出てくる人、皆が皆「聡すぎて」この集りの中に居たら常に「勝負」を仕掛けられてる緊張感があるだろうなwみたいな
一瞬たりとも「隙」は見せられないぞ、的な
全体の印象が「微笑ましい」だった。紗英が明るく、圭介が安定してるキャラだからだろうか
ストレスなく穏やかに楽しめた感じ
一瞬たりとも「隙」は見せられないぞ、的な
全体の印象が「微笑ましい」だった。紗英が明るく、圭介が安定してるキャラだからだろうか
ストレスなく穏やかに楽しめた感じ
2017年4月12日に日本でレビュー済み
登場人物がどいつもこいつもはぐらかすような、核心を突かないカッコつけた台詞をウダウダ話すクッソ気持ち悪い奴らばかり。
そして作品全体から滲み出る「男はアホで女は絶対正義」みたいな作者の思想には、一周回って憐れみさえ覚えます。
しみったれた女作家のしみったれた女賛歌的作品ですね。
出張の新幹線の中で読み終わり、そのまま新幹線のゴミ箱に捨てました。
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しみったれた女作家のしみったれた女賛歌的作品ですね。
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