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ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M つ 4-1) 文庫 – 2007/6/21
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- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2007/6/21
- ISBN-104488469019
- ISBN-13978-4488469016
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2007/6/21)
- 発売日 : 2007/6/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 333ページ
- ISBN-10 : 4488469019
- ISBN-13 : 978-4488469016
- Amazon 売れ筋ランキング: - 552,830位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,974位創元推理文庫
- - 3,223位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
津原泰水(津原やすみ)
TSUHARA Yasumi
■1964年、広島市生まれ。広島県立広島観音高等学校、青山学院大学国際政治経済学部卒。
■1989年、津原やすみ名義で少女小説作家としてデビュー。
■1997年より現名義にて幅広いジャンルを網羅する執筆活動をおこなう。
■2006年発表の自伝的青春小説『ブラバン』がベストセラーとなる。
■2012年、短篇集『11』が第2回Twitter文学賞国内部門1位となる。
■2014年、短篇「五色の舟」がS-Fマガジン “オールタイム・ベストSF” 国内短編部門1位に選出される。同年、マンガ化されていた同作(漫画:近藤ようこ)が第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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次作「ルピナス探偵団の憂愁」も購入済み。
それから時が経ち、改稿されて、第3話が追加されたルピナス探偵団の当惑が出版されたことを知った時は懐かしくとても嬉しかったことを覚えている。
第3話の大女優の右手はこの本の目玉だと思われるが、最後の一文の印象は改めて読んだ今も鮮やかだ。
シリーズを通して、派手で驚くようなものではないが、日常の視点から、間隙をついたようなトリック&推理はどれも面白く読んだ。特に大女優の右手のラストは思わず息を大きく吸い込んだ。静かな感動だった。
軽快で他愛ない少女たちの会話、ノスタルジックな喫茶店、皮肉を言いながらも純粋な容疑者たち。
もうルピナスの新作が読めないのはさみしい。
津原氏独特の軽快で乗りのいい会話、個性の際立った登場人物たち、ひねったストーリーと、少しの猟奇、怪奇色なんかも健在です。それはいいのですが・・・全体的にあまりにも現実感がないというか、いえ、それが楽しいしユーモラスで長所でもあるのでしょうが、自分には乗りきれませんでした。
読後、うかつにも今更ながら気がついたのですが、創元推理文庫からの出版なんですね。ということはジュニア向けながら本格推理としっかり認められたということ。パズラー好みの新本格と考えれば、カチカチと謎を解いていくようなミステリの美学が感じられます。ただ、会話も、笑いと受け狙いがすぎるような気がしてしまい、元々は講談社X文庫ティーンズハートから出版されたものということですので、やはり10代向けなのかなと・・・。
自分が今まで読んだ津原作品の評価はこんな感じです。個人的な好みという面で何か参考になれば。「ロック・アラウンド・ザ・クロック・シリーズ」は90点、「蘆屋家の崩壊」100点、「たまさか人形堂シリーズ」90点、「少年トレチア」75点。今回は50点いかない・・、星だと2.5。辛口評価ですみません。
トリックが分かり辛く、彩子や祀島くんの饒舌な解説をもってしても、どうもスンナリ入って来ない。(冷えたピザは、リモコンと一緒に処分したら良かったんじゃ…)
…などなど、
個人的なマイナスポイントは幾つかございますが、津原さんの文章はとにかく読ませます。半端ないリーダビリティ。
特に最終話の「大女優の右手」は、異形のモチーフと血縁の因果の絡み具合がサスペンスフルで、絶品でした。
この世界観は、津原さん唯一無二だな、と。また読みたくなってしまう中毒性に満ちています。
元は少女小説向けだったそうですが,意外にも本格志向のようで,
入れ替わりや,雪山山荘での密室など,『おなじみ』の題材ばかり.
かといって,むずかしくはなく,謎などもオーソドックスなようです.
しかし,主人公が持つという推理力や観察力がイメージできず,
それで解決したという過去の事件についてもフォローがないため,
感情移入がしづらく,ただ淡々と流れているような印象を受けます.
また,学園外での場面が多いせいか,学園ものとしても弱く,
ほかにも,遠まわりというか,もどかしく感じるところがあり,
読みづらくはないのですが,スムーズに入っていけませんでした.
あとは,『エレヴェータ』や『キイボード』など,独特の表現が….
ただ,書きおろしの3編目.こちらは裏の裏をかく真実や,
事件に隠された物語性と,なかなか楽しませてもらいました.
ただ、倒叙ものの第1話「冷えたピザはいかが」で、被害者(女性)の彼氏が被害者の遺体を発見したと言っている時間が、35頁では「午後四時二十五分」となっているのに、60頁では「七時二十五分」となっています(以降すべてそうなので後者が正しいようです)。この食い違いがなんか推理に関係するのかと頭をひねったけど、読み終わってみれば単なる誤植のようで、推理には関係しませんでした(あまりに堂々たる食い違いっぷりなので、もしかしたら私の読みが抜けてるのかもしれません、そうだったらすいません)。最近の版では直っているのでしょうか?遺体の発見時間自体は結構大事なポイントなので残念です。