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三人目の幽霊 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M お 4-1) 文庫 – 2007/6/10
大倉 崇裕
(著)
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2007/6/10
- ISBN-104488470017
- ISBN-13978-4488470012
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2007/6/10)
- 発売日 : 2007/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4488470017
- ISBN-13 : 978-4488470012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 617,616位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,153位創元推理文庫
- - 3,591位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月12日に日本でレビュー済み
念願の大手出版社に勤める事になった緑に下った辞令。
「"季刊落語"編集部勤務を命ず。」
それまで落語とはなんの接点もなかった緑が
落語の世界で出会った謎を解くミステリ短編集。
…と書くと緑が解決しているみたいですが
解決しているのは上司である編集長、牧さんです。
どうしても落語でミステリというと北村先生の円紫師匠を
思い出してしまいますね…
落語のネタや落語一門のお家騒動など落語界?で起こる謎。
詳しくはありませんが落語好きなので楽しめました。
ただ、その方向で行くなら全部その方向で行って欲しかったですね…
登場人物が同じだけで落語とあまり関係ない短編もあったので…
「"季刊落語"編集部勤務を命ず。」
それまで落語とはなんの接点もなかった緑が
落語の世界で出会った謎を解くミステリ短編集。
…と書くと緑が解決しているみたいですが
解決しているのは上司である編集長、牧さんです。
どうしても落語でミステリというと北村先生の円紫師匠を
思い出してしまいますね…
落語のネタや落語一門のお家騒動など落語界?で起こる謎。
詳しくはありませんが落語好きなので楽しめました。
ただ、その方向で行くなら全部その方向で行って欲しかったですね…
登場人物が同じだけで落語とあまり関係ない短編もあったので…
2003年8月12日に日本でレビュー済み
小説推理新人賞受賞作
日常の謎系、落語との密接な関係をもって、北村薫氏の「円紫師匠とわたし」シリーズになぞらえられることが多い作品ですが、「わたし」の持ち込む、本当の「日常の謎」を落語家である円紫師匠が解き明かす形式と、落語業界内で起こった、落語界ならではな事件を半関係者、半外部者たる編集長が解き明かす形式では謎の構造や必然性のようなものが違ってきています。こちらの方が、より密接に「落語」と関連していますので、業界を知らない人には分かりにくいところもありますが、「季刊落語」の編集員とはいえ、これまで落語には関心も興味も無かった主人公に一から教えることで読者も知識やしきたりを理解していくという押し付けがましくない展開に好感が持ています。日本の古典芸能である「落語」。そんな「落語」を聞きたくなる、知りたくなる度合いはこちらの方が上のような気がします。
日常の謎系、落語との密接な関係をもって、北村薫氏の「円紫師匠とわたし」シリーズになぞらえられることが多い作品ですが、「わたし」の持ち込む、本当の「日常の謎」を落語家である円紫師匠が解き明かす形式と、落語業界内で起こった、落語界ならではな事件を半関係者、半外部者たる編集長が解き明かす形式では謎の構造や必然性のようなものが違ってきています。こちらの方が、より密接に「落語」と関連していますので、業界を知らない人には分かりにくいところもありますが、「季刊落語」の編集員とはいえ、これまで落語には関心も興味も無かった主人公に一から教えることで読者も知識やしきたりを理解していくという押し付けがましくない展開に好感が持ています。日本の古典芸能である「落語」。そんな「落語」を聞きたくなる、知りたくなる度合いはこちらの方が上のような気がします。
2017年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長編の七度狐を読んでから、この作品を購入。良質な肩の凝らない短編集。
2008年11月20日に日本でレビュー済み
2001年に出た単行本を文庫化したもの。
5篇からなる短編集。
落語業界を舞台とした謎解きで、ついあのシリーズを思い浮かべてしまうが、作品の出来からいうと…。トリックなど、悪くないものもあるのだが、全体として低調。
5篇のうち3篇が落語以外の話になっているのは、何だかガッカリ。
残りの2篇が、いずれも落語業界内部の内輪もめの話なのは、実際にそういう世界だからなのか?
のちの作品とは随分と印象が違う。まあ、方向転換して正解だったと思う。
5篇からなる短編集。
落語業界を舞台とした謎解きで、ついあのシリーズを思い浮かべてしまうが、作品の出来からいうと…。トリックなど、悪くないものもあるのだが、全体として低調。
5篇のうち3篇が落語以外の話になっているのは、何だかガッカリ。
残りの2篇が、いずれも落語業界内部の内輪もめの話なのは、実際にそういう世界だからなのか?
のちの作品とは随分と印象が違う。まあ、方向転換して正解だったと思う。
2021年7月29日に日本でレビュー済み
落語を踏まえた連作短編集ということで、動機はまるで人情噺を思わせるものが多い。全くの怪談話になっているものや、トリックがまるでホームズ譚のようで内容的に落語とあまり関係ないものもあるが、その分バラエティーに富んでいるとも言えよう。ただ動機と犯行内容が釣り合っていないと感じる作品が気になった(そこまでする必要があるか?もっと他に方法があるのではないか?それで本当に思うような効果をあげられるか?)。ワトソン役の緑の存在感のなさも残念。最もよいと思ったのは「患う時計」で、思わぬミスで犯人が二回追い込まれるところがいい。次点は「崩壊する喫茶店」で、トリックは簡単だが謎の提示と読後感がいい。
2011年7月24日に日本でレビュー済み
落語界を舞台にした短編ミステリー集で、事件の内容や動機に落語界ならではの設定が垣間見えます。
多少なりとも意外性のある解決が用意されているので、寄席に足を運ぶような人なら、それなりに楽しめると思います。
あと、特に落語の筋については補足説明がきちんとされるので、落語の話を知らないと筋が終えないということはありません。とはいえ、舞台設定が特殊なので落語に関心の無い人は、わざわざ読む必要もないかと。
多少なりとも意外性のある解決が用意されているので、寄席に足を運ぶような人なら、それなりに楽しめると思います。
あと、特に落語の筋については補足説明がきちんとされるので、落語の話を知らないと筋が終えないということはありません。とはいえ、舞台設定が特殊なので落語に関心の無い人は、わざわざ読む必要もないかと。
2007年6月26日に日本でレビュー済み
落語の世界で起きる『謎』を扱った5作の短編集です.
作品の設定上,落語に関する話題や専門用語やや多めで,
むずかしくはないものの,ピンとこない場面がありました.
ほとんどは説明されていますし,流れからもわかるのですが,
ていねいに描かれているぶん,これはもったいなく感じました.
とはいえ,なじみの薄い世界ながら,独特の風習やかかわる人たち,
特に,師弟関係や一門の間のいざこざなど,その世界ならではの話は,
これまでとは違った目で落語家さんを観られそうでおもしろかったです.
なお,落語の『ネタ』など,ある程度の知識があったほうが,
物語の背景や心情を理解できて,より楽しめることと思います.
作品の設定上,落語に関する話題や専門用語やや多めで,
むずかしくはないものの,ピンとこない場面がありました.
ほとんどは説明されていますし,流れからもわかるのですが,
ていねいに描かれているぶん,これはもったいなく感じました.
とはいえ,なじみの薄い世界ながら,独特の風習やかかわる人たち,
特に,師弟関係や一門の間のいざこざなど,その世界ならではの話は,
これまでとは違った目で落語家さんを観られそうでおもしろかったです.
なお,落語の『ネタ』など,ある程度の知識があったほうが,
物語の背景や心情を理解できて,より楽しめることと思います.