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福家警部補の再訪 (創元推理文庫) 文庫 – 2013/7/21

3.9 5つ星のうち3.9 322個の評価

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警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具の企画会社社長──完全犯罪を企む犯人に、福家警部補はいかなるアプローチを見せるのか。『福家警部補の挨拶』に続くシリーズ第2集。
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出版社より

福家警部補シリーズ
福家警部補の挨拶 福家警部補の再訪 福家警部補の報告 福家警部補の追及 福家警部補の考察
①福家警部補の挨拶 ②福家警部補の再訪 ③福家警部補の報告 ④福家警部補の追及 ⑤福家警部補の考察
カスタマーレビュー
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価格 ¥880 ¥902 ¥1,078 ¥902 ¥924
福家警部補シリーズ 現場を検分し鑑識の報告を受けて聞き込みを始める頃には、事件の真相が見えている! 刑事コロンボ、古畑任三郎の系譜。眠らない刑事、福家警部補シリーズ第一集。 警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具の企画会社社長──完全犯罪を企む犯人に、福家警部補はいかなるアプローチを見せるのか。『福家警部補の挨拶』に続くシリーズ第二集。 実力派漫画家、正統ヤクザ、善意の老夫婦エンジニア――犯人と福家警部補の対決やいかに。好敵手の登場で新たな展開を予感させる、倒叙形式の本格ミステリシリーズ第三集。 未踏峰の夢を息子に託す登山家と、動物をこよなく愛するペットショップ経営者―― “善良な”犯人を追い詰める、決めの一手は。倒叙形式の本格ミステリ、シリーズ初の中編集。 類稀な洞察力を駆使して不屈の意志で容疑者たちと対峙する警察官探偵の活躍を描き、現在の倒叙ミステリを代表するシリーズに成長した〈福家警部補の事件簿〉第五集。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2013/7/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/7/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 380ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488470068
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488470067
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 322個の評価

著者について

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大倉 崇裕
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年2月10日に日本でレビュー済み
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前作を読んで、福家さんのファンになりました。この人に目をつけられたら、もう終わり。どんな言い訳も通用せず。悪い事は出来ません。「あんなんに狙われたら、犯人もたまらんぞ。」その通りです。
2013年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
眼鏡をかけ、紺のスーツを着込んだ小柄な女性。
警察手帳を見つけられずにバッグの中を探し、ついには紐で吊して首からかけている。
そんなとぼけた福家警部補は、犯罪の綻びを見逃さない犯人泣かせの名刑事。

刑事コロンボ、古畑任三郎の正当な後継者になり得る倒叙式のミステリ作品。
偶然、書店で見つけて何となく面白そうと手にとって一気読み。あら、第2作でしたか。

コロンボへのオマージュもたっぷりの作品で、福家自身の魅力あるキャラクターも相まって面白い、面白い。

今作は、
・鑑識不在の状況下、警備会社社長と真っ向勝負「マックス号事件」
・売れっ子脚本化と自作自演を阻む決め手は「失われた灯」
・斜陽の漫才コンビ甲斐性、片翼飛行計画に待ったをかける「相棒」
・フィギュアに絡む虚々実々の駆け引き「プロジェクトブルー」
の4編。

どれも面白いですが、個人的には「相棒」がベスト。被害者となる相棒が死ぬ当日にしてきた服装の謎を伏線に、犯人との対決に挑みます。
いやぁ、本当に面白い。さっそく第1作の「福家警部補の挨拶」を購入することに決めました。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月13日に日本でレビュー済み
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探偵役が犯人を追い詰めていく、ややもすると各話同じ展開となっている。伏線にもう一人登場して、ミステリーの最後に救いを作ってほしいなと思いました(個人意見)
TVドラマ版では主人公が警察組織のルールから逸脱しがちだったり上司との衝突でアクセントをつけていたと思いますが、このシリーズの最大の魅力である、探偵役が風変わりな女性刑事という特徴を生かすために制約が生じてしまうのかもしれませんね。
もう一冊読んでみたい。忘れられたスターみたいなお話があればいいけど。
2017年10月27日に日本でレビュー済み
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警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具の企画会社社長・・・福家警部補は容赦なく犯人を追い詰めていく。今回も面白いです。しかし、『プロジェクトブルー』の犯人である新井に「いつ寝ているのか」と聞かれ、「寝ていないのです」と答える場面は笑った。
2014年2月14日に日本でレビュー済み
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1作目でも感じましたが
この作品は犯人も魅力的なのが◎ですね。

ただの憎悪犯罪より、
愛する人のために、守りたい価値のために
殺人をするしかなかった人たちです。(全員ってわけじゃないけど、多数が)
そしてその愛ゆえに福家警部補に負ける。

「何とか完全犯罪になればいいのに」と密かに同情してしまう
犯人の人間らしさが、すごく好きです。
最後の自供シーンはグッと来るものが多いです。

まったく、こんな刑事に狙われたら、犯人もたまらんっすねw
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年1月19日に日本でレビュー済み
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檀れいさん主演のドラマの原作ということで「福家警部補の挨拶」とともに購入しました。
まさに「女コロンボ」「女古畑任三郎」でいままで自分が読んだ小説に登場したどの女刑事とも似ていない、本当に面白いです。
続編も期待します。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月5日に日本でレビュー済み
福家警部補の挨拶 』に続いてのシリーズ二作目, 09年05月の単行本 からの文庫化で,
06-07年に渡って『ミステリーズ!』掲載された,四編の中篇ミステリ作品になります.

冒頭に事件の様子が描かれ,そこから捜査,解決へと進む『倒叙式』のスタイルで,
読む側としては,その場面に注視,残されるであろうミスなどに意識が向くのですが,
実際のところ,ここだけで『答え』を見つけるのは難しく,主人公の警部補の洞察力や,
各篇,終盤に控える犯人とのやり取り,そのあたりが楽しみどころのように感じられます.

ただ,犯人側の行動については,計画であることが語られながらも,ずさんさが目立ち,
どの篇も,予期せぬハプニングからボロが…というのも,ワンパターンで引っ掛かります.
また,警部補との対峙にしても,型どおりの抵抗からあっさり『オチる』のは物足りません.

最後の最後,チラリとのぞかせる彼らの矜持や,そこからの余韻を引く閉じられ方はよく,
そのギャップを武器(?)に,鋭く,冷静に切り崩していく警部補も魅力的に映っただけに,
もうちょっと犯人側を引き立たせる要素があれば,終盤での見せ場も増えたのではと思います.
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年1月10日に日本でレビュー済み
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本作はストーリの最初に、犯人を明示して主人公の福家警部が、犯人を追い詰めるという趣向の小説です

刑事コロンボと同じ構成なので、あらすじを記載しただけで、犯人と殺害手口がわかってしまうというレビューの難しいミステリーです

今回は冒頭から犯人逮捕は出来ない?と思わせるストーリーから始まりなかなか楽しめました。

福家警部の個性もますます磨きがかかり人を食ったようになりました。前作を読んだほうが取っつきやすいと思われます。

後半の中だるみで星4個とさせて頂きます
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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