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オドの魔法学校 (創元推理文庫 F マ 9-1) 文庫 – 2008/2/1
- 本の長さ382ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2008/2/1
- ISBN-104488520073
- ISBN-13978-4488520076
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2008/2/1)
- 発売日 : 2008/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 382ページ
- ISBN-10 : 4488520073
- ISBN-13 : 978-4488520076
- Amazon 売れ筋ランキング: - 983,458位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オドという大変力を持った魔法使いが、昔に魔法学校を作ります。ヌミス王国と結びつき、次第に学校は国によくない魔法を取り締まるようになります。いろんな魔法の力を持った生徒たちが入学するのに、みんな型にはめられていきます。そんな学校に孤独な青年ブレンダンが、オドのスカウトを受けて庭師としてやってきます。実は彼にはオドを凌ぐほどの魔法の力が秘められています。優秀なのに型にはまった魔法使いヴァローレンは彼の魔法は許されないものとして取り締まろうとします。かつては型破りの魔法の力を持っていた教師ヤールをはブレンダンを守ろうとします。そんな学校をオドはどう思っているのでしょうか。ブレンダンを送り込んだオドの意図が明らかにされます。
2008年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
魔法が王の庇護のもと、学校で教えられている王国。
庇護という言葉に隠されたもう一つの意味に悩む者たち。
目覚めた力。眠っている力。
「魔法」という言葉でくくられてしまっているなかに、テクニックとしての「魔術」から、「魔法」を成り立たせる根源である「魔力」(=魔法の源?)までが含まれている。
この物語に、〈イルスの竪琴〉で語られていた古い力のもう一つの現れ方を感じるのは、私だけではあるまい。
庇護という言葉に隠されたもう一つの意味に悩む者たち。
目覚めた力。眠っている力。
「魔法」という言葉でくくられてしまっているなかに、テクニックとしての「魔術」から、「魔法」を成り立たせる根源である「魔力」(=魔法の源?)までが含まれている。
この物語に、〈イルスの竪琴〉で語られていた古い力のもう一つの現れ方を感じるのは、私だけではあるまい。
2008年5月1日に日本でレビュー済み
お話は非常に練って作ってあると思います。色々なことが散漫に
起こるようでいて、最後には一点に収束してゆきます。
恥ずかしながら、さる人物の正体が明かされたときには驚いて
しまいました。何かあるとは思っていたのですが。
ただ、これだけのキャラクターがそろっていたら、もっと面白く
なるはずだと思うのですが、いまいちのめり込めないのは何故
なんだろう?と考えると、あまりにも主人公がそれらしい活躍を
しなさすぎるからではないかと思い至ります。
事件の中心になるのも完全に巻き込まれた形だし、巻き込まれてからは
逃げてばかりだし、最後には、これから活躍するかも、というところで
物語が終わってしまうのです!
僕としては、続きがあったらぜひ読みたいと思います。
その期待を込めて星4つにしてみました。
ただ、中途半端な主人公はちょっと受け付けられない。と言う人には
お勧めできません。
起こるようでいて、最後には一点に収束してゆきます。
恥ずかしながら、さる人物の正体が明かされたときには驚いて
しまいました。何かあるとは思っていたのですが。
ただ、これだけのキャラクターがそろっていたら、もっと面白く
なるはずだと思うのですが、いまいちのめり込めないのは何故
なんだろう?と考えると、あまりにも主人公がそれらしい活躍を
しなさすぎるからではないかと思い至ります。
事件の中心になるのも完全に巻き込まれた形だし、巻き込まれてからは
逃げてばかりだし、最後には、これから活躍するかも、というところで
物語が終わってしまうのです!
僕としては、続きがあったらぜひ読みたいと思います。
その期待を込めて星4つにしてみました。
ただ、中途半端な主人公はちょっと受け付けられない。と言う人には
お勧めできません。
2008年4月12日に日本でレビュー済み
不幸にして私は本物の魔法を目の当たりにしたことはないのだが、マキリップは魔法を知っている人だと思う。
久しぶりに垣間見る彼女の世界に、そして彼女の庭師に涙が出そうになった。
ハリーポッターしか知らない人を私は不幸だと思う。エディングスの魔法使い達、あの偉大なガンダルフ、<力の言葉>のダンカンの魔法使い。数多の魔法使いの中でも、マキリップの魔法使いは特別だ。
この短さでは<イルスの竪琴>を望んでも無理だろう。むしろ1冊の本の中に魔法をたっぷり詰め込んでくれたことをすばらしい贈り物だと思う。
もしも不満を感じるのなら、ゆっくりと<イルスの竪琴>シリーズを再読されることをお薦めする。
久しぶりに垣間見る彼女の世界に、そして彼女の庭師に涙が出そうになった。
ハリーポッターしか知らない人を私は不幸だと思う。エディングスの魔法使い達、あの偉大なガンダルフ、<力の言葉>のダンカンの魔法使い。数多の魔法使いの中でも、マキリップの魔法使いは特別だ。
この短さでは<イルスの竪琴>を望んでも無理だろう。むしろ1冊の本の中に魔法をたっぷり詰め込んでくれたことをすばらしい贈り物だと思う。
もしも不満を感じるのなら、ゆっくりと<イルスの竪琴>シリーズを再読されることをお薦めする。
2008年5月19日に日本でレビュー済み
「妖女サイベルの呼び声」や「イルスの竪琴」のように一人の主人公に焦点を当てた作品ではなく、複数の人物それぞれの心理や立場を表現しながら最後には全てが緩やかに結びついていく、というストーリーです。
物語の展開にはどことなくユーモラスな感じを漂わせていて、私は心地よく楽しむことができました。
物語の展開にはどことなくユーモラスな感じを漂わせていて、私は心地よく楽しむことができました。
2008年2月13日に日本でレビュー済み
オドという巨人の女性に魔法学校の庭師になるように頼まれ王が住まう古き都に訪れた青年。そこは王が厳しく魔法使いを管理している国だった。
運悪く伝説の人物が治安の悪い地域に現れたと噂が流れ王と審問官が神経を尖らせており、学校になれぬ青年の存在がきっかけとなり事態が急展開して…
庭師や王女や魔法使い達などの人々が入り乱れ、それぞれの人物の視点で、それぞれの人物が抱える問題が語られ話が進んで行きます。
残念な事に彼らの話がハーモニーになることなく、別々の旋律として奏でられていてほとんど不協和音。
しかも登場人物の感情が唐突で何故そのような思いに到ったのかが説明がなされておりません。
作者が表現したいことはなんとなく伝わるのですが、それもストーリーで伝えるのではなくセリフでダイレクトに言っており、
話を作るのにあんまり時間をかけて無いなという感じが否めません。
『妖女サイベルの呼び声』や『イルスの竪琴』と同等の面白さや出来栄えを期待したらかなりがっかりすると思います。
運悪く伝説の人物が治安の悪い地域に現れたと噂が流れ王と審問官が神経を尖らせており、学校になれぬ青年の存在がきっかけとなり事態が急展開して…
庭師や王女や魔法使い達などの人々が入り乱れ、それぞれの人物の視点で、それぞれの人物が抱える問題が語られ話が進んで行きます。
残念な事に彼らの話がハーモニーになることなく、別々の旋律として奏でられていてほとんど不協和音。
しかも登場人物の感情が唐突で何故そのような思いに到ったのかが説明がなされておりません。
作者が表現したいことはなんとなく伝わるのですが、それもストーリーで伝えるのではなくセリフでダイレクトに言っており、
話を作るのにあんまり時間をかけて無いなという感じが否めません。
『妖女サイベルの呼び声』や『イルスの竪琴』と同等の面白さや出来栄えを期待したらかなりがっかりすると思います。
2008年5月22日に日本でレビュー済み
両親を失い、弟と愛する女性には王都へ去られ、山や風と話す孤独な日々を送っていた主人公の元に突然、女巨人・オドが現れ、魔法学校の「庭師」として迎えたいと申しでる。
ここから、主人公の「殻から出る旅」が始まる。
教えられたとおりの入り口「靴の下」から学校へ入ると、黒づくめの魔法使い(教師で、じつは彼も19年前に主人公と同じく「靴の下」から入ってきた)と出会う。
そのほかにも、警備関係の若者(父親は出世欲丸出しだが、若者自身は下町が好きなタイプ)と魔術師の娘、王女と婚約者(彼は魔法学校卒業者)、物語を綴るタペストリーの様に、さまざまな思惑やストーリーが展開していきます。
途中、退学になってしまう新入生が実は!?という意外性もあったりします。
この魔法学校は、規律正しく、窮屈で、絶対的な王室に管理されていると知ると、色褪せたものに映ってしまいますが、次々に色々な事が起こるので、人間模様は目が離せませんでした。
全体的に「ゆっくりとした流れ」といった感じでした。
ここから、主人公の「殻から出る旅」が始まる。
教えられたとおりの入り口「靴の下」から学校へ入ると、黒づくめの魔法使い(教師で、じつは彼も19年前に主人公と同じく「靴の下」から入ってきた)と出会う。
そのほかにも、警備関係の若者(父親は出世欲丸出しだが、若者自身は下町が好きなタイプ)と魔術師の娘、王女と婚約者(彼は魔法学校卒業者)、物語を綴るタペストリーの様に、さまざまな思惑やストーリーが展開していきます。
途中、退学になってしまう新入生が実は!?という意外性もあったりします。
この魔法学校は、規律正しく、窮屈で、絶対的な王室に管理されていると知ると、色褪せたものに映ってしまいますが、次々に色々な事が起こるので、人間模様は目が離せませんでした。
全体的に「ゆっくりとした流れ」といった感じでした。
2008年4月14日に日本でレビュー済み
物語と一緒に歩いていける本でした。あちらこちらと場面が飛んで歩く感覚もまた楽しめます。ストーリーもわかりやすく、残虐なシーンもなく、子供から大人まで楽しめるファンタジーだと思います。現代社会への風刺も効いていて、今でもありそうに思えることがまた怖かったりもします。ユニークな登場人物たちに共感を覚えたり不安を覚えたり不思議だったり・・・・。ゆるやかにでも心から楽しめる本を求める方にお勧めしたい一冊です。読んでよかった。