うぉ〜。こうきたか。こうきましたか!!
「炎の眠り」で、何かこう、現実離れした悪夢の世界をふんだんに見せつけてくれた次の作品で、いきなり現実的なホラー!
現実の世界にこれだけホラーをスライドできる人もなかなかいないと、思います。
前作にも出てきた「フィル」が自殺し、フィルの残したホラー映画の続編をウェーバーは撮り始める。
そして、次々におこる不思議なこと。
死んだはずのフィルが、映画館の映像の向こうから語りかけてくるシーンは、すごかった!
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空に浮かぶ子供 (創元推理文庫 547-4) 文庫 – 1991/3/1
ジョナサン・キャロル
(著),
浅羽 莢子
(翻訳)
おれの親友のフィルは映画監督、ホラー映画のシリーズをあてて絶好調だ。そいつが新作の完成直前にライフル自殺しちまった。フィルはおれにビデオ・テープを残してた。なかには、小さい頃に亡くしたおれの母親の飛行機事故で死ぬ最後の数分間が映ってて……!?『月の骨』『炎の眠り』に続くシリーズ第三弾。キャロルの到達点!
- 本の長さ379ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1991/3/1
- ISBN-104488547044
- ISBN-13978-4488547042
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1991/3/1)
- 発売日 : 1991/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 379ページ
- ISBN-10 : 4488547044
- ISBN-13 : 978-4488547042
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,031,363位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月4日に日本でレビュー済み
ダークファンタジー<<月の骨>>シリーズ第三弾。
ライフル自殺を遂げた映画監督。どうやら新作映画で”知ってはいけない人間と宇宙の隅っこ”に触れてしまったらしい。彼のビデオレターを受け取った親友は、意志を継ぎ取り直しを決意する、というお話だ。
8歳の死の天使が自死した監督のイマジナリーフレンドで、なおかつ彼の恋人を身ごもっている等、謎は謎(というか不条理)として興味をそそられる。が、その解は観念的過ぎて小難しさが際立ってしまった。
本作品はシリーズの中間地点。残り3作の展開に期待しよう。
ライフル自殺を遂げた映画監督。どうやら新作映画で”知ってはいけない人間と宇宙の隅っこ”に触れてしまったらしい。彼のビデオレターを受け取った親友は、意志を継ぎ取り直しを決意する、というお話だ。
8歳の死の天使が自死した監督のイマジナリーフレンドで、なおかつ彼の恋人を身ごもっている等、謎は謎(というか不条理)として興味をそそられる。が、その解は観念的過ぎて小難しさが際立ってしまった。
本作品はシリーズの中間地点。残り3作の展開に期待しよう。
2003年12月12日に日本でレビュー済み
作品が進むにつれ、度を増すジョナサン・キャロルの奇妙な世界観。
どんでん返しや、常に根底に横たわるダークなイメージ。
好みがはっきり分かれる作家であろう。
ただし、物語の一部として必ず挿入される『幸福感』を
こうまで描き出せる作家はほかにいないと思う。
どんでん返しや、常に根底に横たわるダークなイメージ。
好みがはっきり分かれる作家であろう。
ただし、物語の一部として必ず挿入される『幸福感』を
こうまで描き出せる作家はほかにいないと思う。