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黄衣の王 (創元推理文庫) 文庫 – 2010/7/22
ロバート・W・チェイムバーズ
(著),
大瀧 啓裕
(翻訳)
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その戯曲を読んだ者は、悉く黄衣の王ハスターに魂を奪われる。『ネクロノミコン』に並ぶ魔書にまつわる四編に、本邦初訳の魔術と陰謀に満ちた華麗なる長編「魂を屠る者」併載。
- 本の長さ454ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2010/7/22
- ISBN-104488553028
- ISBN-13978-4488553029
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2010/7/22)
- 発売日 : 2010/7/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 454ページ
- ISBN-10 : 4488553028
- ISBN-13 : 978-4488553029
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中々、入手が難しい本でした。ようやく手に届き嬉しい限りです。ありがとうございます。本の状態も良いです。
2022年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んだ者に狂気を齎す、その不道徳的な内容から世界中で排撃され、各国の政府からは発禁処分を受けた悍ましい戯曲『黄衣の王』とは――。
ラヴクラフトがあの『ネクロノミコン』を生み出すイメージソースとなり、後にラヴクラフトやダーレスによってクトゥルフ神話に取り込まれた『黄衣の王』が、強烈な存在感を与える小道具として登場する4作品に加え、チェンバーズの怪異小説家としての集大成である長編『魂を屠る者』を加えた5編を収録した、チェンバーズが著した怪異小説の傑作集。
訳者解説にもありますが、本書は怪異作家としてのチェンバーズをリスペクトすることを目的としているため、収録内容が原著と大きく異なっています。原著から先の4作品以外をばっさり落として、代わりに怪異作家としての集大成である伝奇ホラー長編を収録しています。しかし、やはりオリジナルの『黄衣の王』も読んでみたいですね。
以下、各話のネタバレ無しの感想。
『評判を回復する者』
精神病院から退院した男が再び精神病院に強制入院させられるまでの顛末を著している。はたして彼は、『黄衣の王』を読んだために狂ったのか、それとも読む前から狂っていたのか。
『仮面』
『黄衣の王』と、生物を大理石のようにしてしまう溶液の存在が破滅的な結末を予感させるが、その実、ギリシャ神話のような美しさを感じさせる物語である。
『ドラゴン路地にて』
『黄衣の王』を読んでしまった"わたし"が、生ける神の手に落ちていくまでを著している。きっと"わたし"は、教会を訪れた時点で落ちていたのだろう。
『黄の印』
4作品のうち、物語としては最も完成されていて読みやすいものになっている。『黄衣の王』に『黄の印』と、クトゥルフ神話においてはハスターを彩る重要なアイテムが登場するのだが、これも後から遡って神話体系に組み込まれたという経緯。
『魂を屠る者』
魔王を奉じる暗殺教団で、巫女として修行を積んだ主人公が、愛と自由と正義のため、世界の破滅を企む教団の妖術師たちとオカルト・バトルを繰り広げる伝奇ホラー長編。100年も前の作品なので現代人の感覚だと闘いの描写に物足りなさを感じるかもしれないが、むしろ100年も前にこのようなサイキックSFのような作品が書かれていたと考えれば、当時としては先鋭的な作品と言えるだろう。
なお、暗殺教団の元ネタはイスラム教の暗殺者教団なので、『アサシンクリード』シリーズや型月(TYPE-MOON)の『Fate』シリーズのプレイヤーならお馴染みの用語が所々で出てくるので、プレイ経験のある人なら読みやすいかもしれない。
ラヴクラフトがあの『ネクロノミコン』を生み出すイメージソースとなり、後にラヴクラフトやダーレスによってクトゥルフ神話に取り込まれた『黄衣の王』が、強烈な存在感を与える小道具として登場する4作品に加え、チェンバーズの怪異小説家としての集大成である長編『魂を屠る者』を加えた5編を収録した、チェンバーズが著した怪異小説の傑作集。
訳者解説にもありますが、本書は怪異作家としてのチェンバーズをリスペクトすることを目的としているため、収録内容が原著と大きく異なっています。原著から先の4作品以外をばっさり落として、代わりに怪異作家としての集大成である伝奇ホラー長編を収録しています。しかし、やはりオリジナルの『黄衣の王』も読んでみたいですね。
以下、各話のネタバレ無しの感想。
『評判を回復する者』
精神病院から退院した男が再び精神病院に強制入院させられるまでの顛末を著している。はたして彼は、『黄衣の王』を読んだために狂ったのか、それとも読む前から狂っていたのか。
『仮面』
『黄衣の王』と、生物を大理石のようにしてしまう溶液の存在が破滅的な結末を予感させるが、その実、ギリシャ神話のような美しさを感じさせる物語である。
『ドラゴン路地にて』
『黄衣の王』を読んでしまった"わたし"が、生ける神の手に落ちていくまでを著している。きっと"わたし"は、教会を訪れた時点で落ちていたのだろう。
『黄の印』
4作品のうち、物語としては最も完成されていて読みやすいものになっている。『黄衣の王』に『黄の印』と、クトゥルフ神話においてはハスターを彩る重要なアイテムが登場するのだが、これも後から遡って神話体系に組み込まれたという経緯。
『魂を屠る者』
魔王を奉じる暗殺教団で、巫女として修行を積んだ主人公が、愛と自由と正義のため、世界の破滅を企む教団の妖術師たちとオカルト・バトルを繰り広げる伝奇ホラー長編。100年も前の作品なので現代人の感覚だと闘いの描写に物足りなさを感じるかもしれないが、むしろ100年も前にこのようなサイキックSFのような作品が書かれていたと考えれば、当時としては先鋭的な作品と言えるだろう。
なお、暗殺教団の元ネタはイスラム教の暗殺者教団なので、『アサシンクリード』シリーズや型月(TYPE-MOON)の『Fate』シリーズのプレイヤーならお馴染みの用語が所々で出てくるので、プレイ経験のある人なら読みやすいかもしれない。
2014年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恐らくラヴクラフトとクトゥルー神話のコアなファン以外は全く興味がないであろうニッチな幻想怪奇作品集。『黄の印』他三編の短編にはハスターやカルコサ等、後に神話体系に組み込まれるキーワードが登場し、ネクロノミコンのアイデアの原型とも言える禁断の書「黄衣の王」にまつわる怪異が描かれている。それはいいのだが、本の約三分の二(約300P)を占める長編『魂を屠る者』は同じ作家と思えないほど退屈な作品。魔術合戦+スパイ・アクション+ラブロマンスの筋立てはアレイスター・クロウリーの怪作『ムーンチャイルド』を想起させるが、何より気になったのは稚拙な描写の繰り返しが多い事。「真っ青な顔をして」「血の気の失せた顔」「顔がさらに青ざめた」「トレッサの顔は今や蒼白に…」「トレッサの顔は蒼白だった」「トレッサが青ざめた顔で…」…青ざめすぎ!僅か20Pの間に11回もヒロインが蒼白な顔をするのだ。ついでに顔を赤らめる描写もこれまた多い。赤くなったり青くなったり、まるで信号機である。100年前の小説にケチをつけてもしょうがないが、訳の時点でもう少しどうにかならなかったものか。はっきり言ってこの長編は要らなかった。中古で買うか、短編だけ図書館で読むのがオススメ。
2021年12月26日に日本でレビュー済み
最初の四編はなる程。できればもっと連作を書いて欲しかった。ラブクラフト以前に素晴らしいものを書いた。最後の長編はまことに残念。
訳文に関しては原文を読めないのでわからないけど、こういう感じの英文なのだろうか?
訳文と云うのは直訳ではないので、ある程度自由に訳せばいいのに。故平井呈一氏の訳文が名訳と云われる理由を考えて欲しい。原文を読める方の中にはここは原文と違うとかいろいろ突っ込みを入れる人もいるけど、受験の英文和訳とは違うということだと思う。
訳文に関しては原文を読めないのでわからないけど、こういう感じの英文なのだろうか?
訳文と云うのは直訳ではないので、ある程度自由に訳せばいいのに。故平井呈一氏の訳文が名訳と云われる理由を考えて欲しい。原文を読める方の中にはここは原文と違うとかいろいろ突っ込みを入れる人もいるけど、受験の英文和訳とは違うということだと思う。
2010年8月21日に日本でレビュー済み
原文を少し読んだことがあったので、創元の近刊にこの本が載った時「いったいどうするんだろう」と心配になりました。というのも、King in Yellowって、半分以上が恋愛小説のような感じだったからです。蓋を開けてみてびっくり。King in YellowやYellow sign(H.P.L.のファンならおなじみですね)が直接登場する最初の四編だけが採用されており、大部分が『魂を屠る者』じゃありませんか。なるほど、これなら怪奇小説ファン向けとして成立するなあ。
『黄衣の王』という戯曲があり、それを読んだものには恐ろしい破滅が訪れる、というのが『黄衣の王』の最初の四編の内容です。ただし、背景はほとんど描写されず、恐ろしげな固有名詞が並ぶだけ。それが却って恐怖を呼び起こすという朦朧法を使っています。もっともH.P.L.のように真の悪夢を描き出すには、並の想像力ではたりません(H.P.L.はやっぱり凄いなあ)。
『魂を屠る者』は新聞の連載小説のようなスタイルで、中国でオカルト秘密結社に拉致され教育されたヒロインが日本軍によって解放され、<アナーキズム、テロリズム、ボルシェビキといった悪魔の背景に潜む超能力者たち>を殲滅すべく、合衆国の当局に協力して戦うという内容です。正直言ってあまり面白くはありませんが、1920年ごろのアメリカにおける子供じみた反共・反黄色人種の雰囲気や、チェインバース流コズミック・ホラーを知ることができます。
訳文は原文の語感を活かしながら要所要所に意訳を交えて行くスタイル。訳者による丁寧な解説とともに、マニア向けの資料本的価値があります。四編だけで『黄衣の王』を名乗るのはどうかという気がしますが、原文は容易に見つかりますし、『黄の印』と並んで出来の良いファンタスティックな名作『イスの令嬢』を初めとして、マニアによる邦訳がネットに散見されますので、興味があったら読んでみるとよいかと。カバーはゾティークと同じ東逸子さん。ぐっときます。
『黄衣の王』という戯曲があり、それを読んだものには恐ろしい破滅が訪れる、というのが『黄衣の王』の最初の四編の内容です。ただし、背景はほとんど描写されず、恐ろしげな固有名詞が並ぶだけ。それが却って恐怖を呼び起こすという朦朧法を使っています。もっともH.P.L.のように真の悪夢を描き出すには、並の想像力ではたりません(H.P.L.はやっぱり凄いなあ)。
『魂を屠る者』は新聞の連載小説のようなスタイルで、中国でオカルト秘密結社に拉致され教育されたヒロインが日本軍によって解放され、<アナーキズム、テロリズム、ボルシェビキといった悪魔の背景に潜む超能力者たち>を殲滅すべく、合衆国の当局に協力して戦うという内容です。正直言ってあまり面白くはありませんが、1920年ごろのアメリカにおける子供じみた反共・反黄色人種の雰囲気や、チェインバース流コズミック・ホラーを知ることができます。
訳文は原文の語感を活かしながら要所要所に意訳を交えて行くスタイル。訳者による丁寧な解説とともに、マニア向けの資料本的価値があります。四編だけで『黄衣の王』を名乗るのはどうかという気がしますが、原文は容易に見つかりますし、『黄の印』と並んで出来の良いファンタスティックな名作『イスの令嬢』を初めとして、マニアによる邦訳がネットに散見されますので、興味があったら読んでみるとよいかと。カバーはゾティークと同じ東逸子さん。ぐっときます。
2010年8月19日に日本でレビュー済み
ラヴクラフトに影響を与えたことで知られる作家の作品集だが、恐怖小説以外の作品も載っており、その意味で新鮮な気持ちで読めた。
ただ、訳が今ひとつで、何度も読み直さないと前後の関係やら、文章の意味が分からない箇所が多かった。
訳者はラヴクラフト作品やクトゥルー神話の和訳も手がけており、それらの和訳ではそれほど気にならなかったが、この単行本での仕事は
頂けない。
訳を推敲する時間的ゆとりがなかったか、原文の英語が、訳者と相性の悪い文体だったのかなどと勘ぐってしまうが、これまで
ラヴクラフト作品やクトゥルー神話の紹介に尽力していた功績の大きかった方だけに、残念に思います。
ただ、訳が今ひとつで、何度も読み直さないと前後の関係やら、文章の意味が分からない箇所が多かった。
訳者はラヴクラフト作品やクトゥルー神話の和訳も手がけており、それらの和訳ではそれほど気にならなかったが、この単行本での仕事は
頂けない。
訳を推敲する時間的ゆとりがなかったか、原文の英語が、訳者と相性の悪い文体だったのかなどと勘ぐってしまうが、これまで
ラヴクラフト作品やクトゥルー神話の紹介に尽力していた功績の大きかった方だけに、残念に思います。