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真実(ヴェリティ)の帰還 上<ファーシーアの一族> (創元推理文庫) 文庫 – 2006/2/27

5.0 5つ星のうち5.0 6個の評価

命をとりとめたフィッツは、死んだと思われていることを利用してリーガルに復讐すべく、絆を結んだ狼だけを伴い、単身内陸の地を目指す。だがそこに待ち受けていたのは……。圧倒的なスケールと驚愕の結末。〈ファーシーアの一族〉三部作ついにクライマックス。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2006/2/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/2/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 688ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488562051
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488562052
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 6個の評価

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ロビン・ホブ
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年10月23日に日本でレビュー済み
ブリッチ達の機転によって辛くも一命を取り留めたフィッツだが、体は回復したものの、結局はモリーを裏切ってまで守ろうとした六公国の実権は完全にリーガルが掌握してしまった。
真の王たるヴェリテイは<技>によって生存していることだけは伝えてきたものの、その行方は洋として知れないまま。
フィッツはリーガルの暗殺を決心し、<絆の友>ナイトアイズのみを道連れに新たに六公国の首府となった内陸の街トレイドフォードへ向かった。
旅の祐筆を装ってはいたが、リーガル配下の術者達の<技>を欺くことは出来ずに生きながらえていることを知られ、追っ手がかけられることに。
厳しい旅の中でナイトアイズとの絆はますます深まり、<気>に関する知識を持つ<古き血族>とも出会って助けられるが、リーガルの居城であるトレイドフォード館を目前にして頼りに出来るのは自分一人。
幼い頃から暗殺者として育てられたフィッツは、習い覚えた知識と技術を用いてリーガルの寝室へと迫るのだが・・・

精神をナイトアイズに移すことによって仮死状態となり、リーガルの目を欺くことに成功はしたが、本巻冒頭のフィッツはその後遺症とも言える状態で、立ち居振る舞いは狼そのもの。
ゆっくりと回復して人間性を取り戻していく様子は、ダウンしたボクシングの選手が、何とか立ち上がって再びファイティング・ポーズを取る様子にも似ている。
普通であれば勝つ為に立ち上がるのだろうが、フィッツの場合は今までが今までなだけに、「嗚呼、また殴られる為に立ち上がるのか・・・」と同情してしまった。
そして、やはりそのとおりになるのだが・・・
<古き血族>や昔の<連>の生き残りによって、<気>と<技>という二種類の魔法がかなり明らかにされたが、どちらも古い時代に比べると先細りのようで、物語の世界は神代から人間の時代へと向かう流れの最終段階にあるのだろう。
それだけに、人によっては御伽噺扱いしていたりもする<旧きもの>が最後の最後になって復活する場面は圧巻だ。
ここに至るまで幻想性を抑え気味にしてきたのも、クライマックスのの効果を高めるためだったのかも知れない。
また、初刊「騎士(シヴァルリ)の息子」では老貴婦人レディ・タイム、次巻「帝王(リーガル)の陰謀」では幼い侍女ローズ・マリーが意外な正体を現して驚かせてくれたが、本巻ではこれまて謎めいた言動をしてきた道化の正体が明らかにされ、伏線の長さと併せて驚かされた。
普通、物語の結末に期待されるハッピーエンドにはなっていないが、特に後味が悪いという印象はなく、無常観を思わせる結末は静かな余韻を残すだろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年1月26日に日本でレビュー済み
久々に読み進めた「ファーシーアの一族」シリーズ。このシリーズは本当におもしろいなあ。魔法が出てくるわけでもないので、ファンタジーファンタジーしているものが苦手な人にもおすすめできるおもしろさ。装丁が地味なのでだいぶ損している気がする。「七王国」シリーズあたりにも匹敵する出来だと思われるのにもったいない。フィッツの苦難の旅を一緒に体験しつつ、さらに期待を高めて下巻へ。
2006年10月5日に日本でレビュー済み
なんとまぁ・・・フィッツの苦難って尽きることがないなぁ、と感じてしまいます。

前巻で本当に死んでしまったフィッツ。

彼の特殊能力である「気」のおかげでなんとか死の淵からはい上がりました。

そして真の王であるヴェリティを捜し、リーガルに復讐する旅に出ることになります。

恋人モリーのことも気にはなっているのでしょうが、彼には背負うものが多すぎるんでしょうね・・。

リーガルの刺客に追い回されるわ、手引きしてくれるはずの人間には裏切られるわで、まったくいいことナシの苦しい旅です。

モリーはフィッツの子供を出産しますが、その子もシェイドによって玉座に据えようとされてしまい、自分の娘が王国の犠牲になるのを極端に嫌うフィッツですので、その思いがまたヴェリティ捜索への追い風となっています。

まさに苦難、彼の心と体が休まる日は来るのか!?

といった前半部分です。

今まで読んでいて思ったんですが・・・このファンタジーはかなり渋め。

好き嫌いが別れるかもしれません。・・・わたしは好きですが。
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