犬の目線で書かれている面白さが魅力です。
飼い主のボスは、困った頑固者ですが、果たしてこんな人に優秀な牧羊犬が育てられるのか?と疑問を持ちます。
いつも喧嘩する隣人や、詐欺師、将来を心配しなければならない子供など、それら登場人物との絡み合いも面白い。
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牧羊犬シェップと困ったボス (創元推理文庫) 文庫 – 2005/5/10
マージョリー・クォートン
(著),
務台 夏子
(翻訳)
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2005/5/10
- ISBN-104488568017
- ISBN-13978-4488568016
登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2005/5/10)
- 発売日 : 2005/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 216ページ
- ISBN-10 : 4488568017
- ISBN-13 : 978-4488568016
- Amazon 売れ筋ランキング: - 238,389位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説としては星三つをつけましたが、ボーダーコリーのファンには読んでもらいたい本です。本来の牧羊犬の姿を、犬の目から見た農場生活を通して知ることができます。作者は相当に犬が好きなんでしょうね。彼らの表情を見ながら「こんなことを考えているに違いない」と想像しながら書いたのだろうと思うと、共感を覚えます。特に、犬が犬の幽霊を見て会話しているところなんか、映画「ベイブ」を髣髴させるところがありました。ところどころにユーモアがちりばめられた楽しい一冊です。
2007年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
犬柄や人柄が皆、愉快で読んでいて楽しい。一つの『章』が長過ぎず、自分のペースで読めるのも嬉しい。『おまけのページ』の筆者が描いたイラストは実に味がある。
1996年、同社から『牧羊犬シェップ、がんばる。』として刊行されたものを改題・文庫化したもの。知らずに2冊とも購入してしまったので、星-1にした。
文庫の方は巻末に『文庫化にあたって(訳者)』が追加されているが、『はじめに(筆者)』に書かれている「カバーの写真」はグレン(筆者の飼犬)では、なさそうだ。
1996年、同社から『牧羊犬シェップ、がんばる。』として刊行されたものを改題・文庫化したもの。知らずに2冊とも購入してしまったので、星-1にした。
文庫の方は巻末に『文庫化にあたって(訳者)』が追加されているが、『はじめに(筆者)』に書かれている「カバーの写真」はグレン(筆者の飼犬)では、なさそうだ。
2005年6月22日に日本でレビュー済み
牧羊犬シェップが「ぼく」として、周囲の犬や人間たちを観察する楽しい小説。評価は分かれると思いますが、私にはこの点数くらいの印象でした。つまらなくはないし、嫌みのない話なのですが、淡々として盛り上がりに欠けるのが私の期待に達しなかった理由のようです。せっかく牧羊犬の立場から書いているのだから、もっと動物行動学的につっこんで、イメージをふくらませてくれたらよかったのになあ、と思います。あの魔術のような羊追いを、犬はどんなつもりでやっているのか、とか。
実際に犬を飼っている人は、これを読んで、飼い主として自分はワンちゃんにどう見られているんだろう、と想像してみるのも楽しいかもしれませんね。
実際に犬を飼っている人は、これを読んで、飼い主として自分はワンちゃんにどう見られているんだろう、と想像してみるのも楽しいかもしれませんね。