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グリフィンの年 (創元推理文庫 F シ 4-4) 文庫 – 2003/8/1

3.3 5つ星のうち3.3 9個の評価

若手教授たちに経営が任された魔術師大学の赤字はかさみ、寄付を募る手紙が事件を呼ぶ。新入生を狙う刺客。学食に乱入する海賊。女子学生につきまとう外套掛け? 大学の危機にダークの娘、グリフィンのエルダと仲間たちが大活躍。魔法世界のキャンパスライフを生き生きと描くユーモア・ファンタジイ第二弾。解説・荻原規子

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2003/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 374ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488572049
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488572044
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 9個の評価

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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年7月30日に日本でレビュー済み
「ダークホルムの闇の君」の、その後って設定。ダークの子が大学に入って 楽し〜い?学校生活を送る。

〜講師は研究者であって、教育者ではない〜と、誰かに言われたことがある。そんなような視点が あちらこちらに ちらほら。ニヤリとする。

いろいろな ドタバタが 終わりの方へいくうち、順序正しく?絡まりあって 解けていく。作者にとっては、珍しくスムーズな運びかも?

最後の方で たくさんの恋が 花咲く。

唐突に 恋に落ちるのだが、むふ〜、現実の恋も こんなもんかもしれないなぁ。☆

この世界の続編があれば、きっと 読む。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年4月7日に日本でレビュー済み
ケリーダ総長から魔法大学の運営を任されているコーコランに、良い知らせがもたらされる。
王子や皇帝の妹、莫大な財宝を抱えるドワーフ族、更には特殊な才能で富を築いたダーク魔術師の娘など、今年の新入生の顔ぶれから多額の寄付金が期待できるのだ。
赤字経営に悩まされ、個人的な「月旅行」の研究に専念できないもどかしさを囲っていたコーコランは、早速新入生達と対面したのだが・・・

前作から8年後のダークホルムが舞台。
コーコランが期待していた新入生達は、皆それぞれが「ワケあり」で、中には入学の事実が知れたら命さえ危ういという学生すら居る始末。
そんな事情を知らないコーコランが、新入生の親元などへ寄付金を依頼する手紙を送ってしまったことから学園は混乱の渦に巻き込まれていく。
「実践的」と称される創意工夫のない人物の育成を目指す教育方針など、ジョーンズ独特の現実世界に対する皮肉も見受けられるが、全編を通してコミカルな場面が多く最後まで笑わせてくれる。
今回の主人公は前作「ダークホルムの闇の君」ではダークの末っ子として登場したグリフィン娘のエルダ。
黄金に輝くその巨体が、教室や学食に居る風景を想像するだけで可笑しいのだが、コーコランを「ぬいぐるみのクマちゃんみたい」と溺愛する様子は抱腹絶倒。
ルーキンとオルガを初めとして、タイタスとイゾデル、ブレイドとクラウディア、更にはフリューリィとエルダまで、続々とカップルが誕生する大団円だが、何か一つ忘れているような気がする。
あっ、ウェルマハトがベンチのままだ!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年9月29日に日本でレビュー済み
~辛めだが、前作を読んでいない人が楽しめるかと言うと、結構疑問。
自分も、前作を読んでから時間が経っていたので、このシリーズ独特の舞台を思い出すまでがつらかった。
~~
前作がイッパツネタのうえに一つのファンタジー世界を作り上げたので、いわゆる「普通のファンタジー世界」とはだいぶ違う。その上どういうわけか、前作のいきさつもこの世界独特のものもあまり説明されていないので、さっぱりわからなくなるかもしれない。
~~
読むならとても面白かった前作、「ダークホルムの闇の君」と一緒に買って読むべきだろう。それなら星をもう少し足して(二冊セットで)4つ半くらい。にしても、後日談か、その後に続く合間の一幕といったところだ。~
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年9月22日に日本でレビュー済み
 魔術大学、今年の新入生6人は、なんだか普通じゃない。魔法の力も並外れてるが、それ以外も普通じゃない。
 まず、大魔術師ダークの娘エルダ、彼女はなんとグリフィン。そして逃亡してきたドワーフのラスキン。お次は、素性を明かさない美女オルガ。大学入学を知られると命を狙われると言うフェリム。皇帝の妹なのに元老院から疎まれているクラウディア。王子であるのに貧しい身のルーキン。6人とも大学入学を反対されており、ここにいることを秘密にしていた。なのに、大学は彼らの家に寄付を募る手紙を送ってしまった!刺客は来るは、食堂は占拠されるはで、彼らの大学生活は波乱万丈。この危機を乗り越えられるのか?
 少なくとも7回は読み返しました。面白くて、読み終えた直後にまた読み直したくなり、続けて3度読んだりしました。次から次に起こる事件も突拍子もなくて好きですが、その合間にある6人の仲間意識・友情に心惹かれます。寮の部屋に入りきらないグリフィンも、背が低くて逞しいドワーフも、緑がかった肌の沼族も、そういう垣根を取っ払って普通に仲間として団結してる様に、温かいものを感じます。
 魔法に対する考え方も、独特のもの。既成概念に捕らわれた頭の硬い教授連が、6人の魔法に目を白黒させて慌てる様は、既製品ファンタジーに収まりきらないこの本が、凝り固まった読者に泡を吹かる様子とも重なります。
 1作目を読んでないと、理解しにくい箇所があるので前作を読んだ後にトライすることをお勧めします。スカッとする楽しい本です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月13日に日本でレビュー済み
 『Year of the Griffin』(2000年)の翻訳。『ダークホルムの闇の君』の続編的な位置づけの本だが、独立して読んで問題ない。
 ダーク魔術師の末っ子のエルダが主人公。魔法学校を舞台に、グリフィンや人間やドワーフなどが入り乱れて活躍する。
 著者らしい柔らかい筆致が魅力的。込み入っていたストーリーが、最後にすっきりまとまり、解決へと向かう構成力も見事。
 ただ、読み終わって何だかモヤモヤしたものが残るのも事実。柔らかな文体といかにもな大団円に誤魔化されそうになるが、けっこう残酷な物語であり、積み残された問題も多いような気がする。