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銀河パトロール隊 (創元SF文庫 ス 1-1 レンズマン・シリーズ 1) 文庫 – 2002/1/1
銀河系に跳梁する正体不明の宇宙海賊ボスコーン。超兵器を操り襲撃を繰り返す彼らに立ち向かうは、銀河文明を守るパトロール隊とその精鋭、レンズマンである。新人レンズマンとなったキムボール・キニスンは、決戦に赴くべく、新兵器“Q砲”を搭載した最新鋭艦〈ブリタニア〉号で出撃する! 完全新訳で贈るスペース・オペラの金字塔!
- 本の長さ411ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2002/1/1
- ISBN-104488603165
- ISBN-13978-4488603168
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商品の説明
出版社からのコメント
スペース・オペラの金字塔を完全新訳で贈る!(全7巻)
野田昌宏氏が推薦!
「この小隅訳には、私が初めてE・E・スミスと出会ったときの瑞々しい興奮が生々しく渦巻いている」
銀河系に跳梁する正体不明の宇宙海賊ボスコーン。超兵器を操り襲撃を繰り返す彼らに立ち向かうは、銀河文明を守るパトロール隊とその精鋭、レンズマンである。新人レンズマンとなったキムボール・キニスンは決戦に赴くべく、新兵器“Q砲”を搭載した最新鋭艦〈ブリタニア〉号で出撃する! 横溢する超科学アイデアと、銀河系さえ瞬時に越える壮大なスケール。
野田昌宏氏が推薦!
「この小隅訳には、私が初めてE・E・スミスと出会ったときの瑞々しい興奮が生々しく渦巻いている」
銀河系に跳梁する正体不明の宇宙海賊ボスコーン。超兵器を操り襲撃を繰り返す彼らに立ち向かうは、銀河文明を守るパトロール隊とその精鋭、レンズマンである。新人レンズマンとなったキムボール・キニスンは決戦に赴くべく、新兵器“Q砲”を搭載した最新鋭艦〈ブリタニア〉号で出撃する! 横溢する超科学アイデアと、銀河系さえ瞬時に越える壮大なスケール。
登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2002/1/1)
- 発売日 : 2002/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 411ページ
- ISBN-10 : 4488603165
- ISBN-13 : 978-4488603168
- Amazon 売れ筋ランキング: - 607,338位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代人ではどんなにまともな人でもレンズマンになれる人はいないだろうな・・・
2023年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私のSF人生において、レンズマンシリーズは初期の一冊でした。
スカイラークシリーズしかり、ジェイムスン教授シリーズしかり。
多少外国語特有の言い回しが違和感として感じられますがそれも作品の妙ですね。
当時の本は実家の引っ越しの際に捨てられてしまい悔しい思いをしましたが、上京に合わせて持ち込んだ一部の本はまだ手元にあります。
結構色が付いて劣化してしまっていますが、ドキュメントスキャナでデジタル化しようかと思う今日此の頃です。
ただ、本作における「」の使い方は正式なものなのでしょうか?
読んでてかなり違和感があります。(段落毎に」で閉じず、また「から始まる)
スカイラークシリーズしかり、ジェイムスン教授シリーズしかり。
多少外国語特有の言い回しが違和感として感じられますがそれも作品の妙ですね。
当時の本は実家の引っ越しの際に捨てられてしまい悔しい思いをしましたが、上京に合わせて持ち込んだ一部の本はまだ手元にあります。
結構色が付いて劣化してしまっていますが、ドキュメントスキャナでデジタル化しようかと思う今日此の頃です。
ただ、本作における「」の使い方は正式なものなのでしょうか?
読んでてかなり違和感があります。(段落毎に」で閉じず、また「から始まる)
2018年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今から30年以上前に初めて読んでから、ずっと読み返し続け宝物にしていた本でした。2年前に洪水で駄目になってしまうまで…
もう読めないかと諦めかけていたので、本当に嬉しいです。
翻訳が私が読んでいたものと少し違いますが、それでも面白さは変わりません。
古いSF小説で、作者が工学博士なだけに解説のような地の文が長いですが、それさえも科学好きの人には楽しめるものではないかと思います。古いけれど、だからこそ面白い、今でもワクワクできるお話です。
広大な銀河家を舞台に登場するあらゆる姿かたちの種族、その形を超えた信頼関係、
主人公キムボール・キニスンとクラリッサ・マクドゥガルの恋の行方…
あとは皆さんご自分のその目でお確かめ下さい☺️
もう読めないかと諦めかけていたので、本当に嬉しいです。
翻訳が私が読んでいたものと少し違いますが、それでも面白さは変わりません。
古いSF小説で、作者が工学博士なだけに解説のような地の文が長いですが、それさえも科学好きの人には楽しめるものではないかと思います。古いけれど、だからこそ面白い、今でもワクワクできるお話です。
広大な銀河家を舞台に登場するあらゆる姿かたちの種族、その形を超えた信頼関係、
主人公キムボール・キニスンとクラリッサ・マクドゥガルの恋の行方…
あとは皆さんご自分のその目でお確かめ下さい☺️
2019年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作は今から80年近く前の1937年,日本では日中戦争が始まったころに,アメリカで発表された作品とのことで驚かさます。タイトルからして勧善懲悪の子供向けのストーリ-と思いきや,当時の科学的知見とそれに基づく緻密な理路が繰り広げられ,実に周到に構成された展開に,ぐいぐいと引き込まれてしまいました。「レンズ」という万能な装置を駆使しながらも,様々な種類の生命体の協力を得,敵に立ち向かっていく主人公キニスンの姿は,多様な移民によって発展していったアメリカン・ウェイ・オブ・ライフの申し子のような印象も拭い去れません。「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」「スタートレック」などのスペース・オペラの嚆矢とも言うべき作品として,もっと読み継がれてもよい作品と感じました。
2014年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「
柴野拓美SF評論集 (理性と自走性―黎明より)
」を読んだ後、柴野氏の翻訳したレンズマンが久しぶりに読みたくなった。
柴野氏はSFの歴史の中で、本作を冒険活劇主流のSFから自然科学主流のSFへの転換期に位置する作品と読み解いている。
本作は、1937年、いわゆる南京事件が起きた年に、Astounding storiesに連載されており、1950年に単行本としてまとめられているが、レンズマンシリーズとしては、1934年に執筆された一作目の「三惑星連合」、1950年に書き下ろされた「ファースト・レンズマン」に続く3作目である。
本作のみで作品の良し悪しを判断される読者もいると思うが、やはり作品世界の全背景を描いた「三惑星連合」だけは本書に加えて読んでもらいたい。
「三惑星連合」で描かれる、アリシア人とエッドア人2つの銀河の大遭遇を背景とした時空を超えた戦いは、
アトランテイス、ローマ、そして世界大戦の時代へと続いていき、以後はるか未来の世界のレンズマンの時代へとつながっている。
そう、この設定は、「 幻魔大戦 」、そして「 百億の昼と千億の夜 」等の作品に強い影響を与えているのだ。
そして、本作「レンズマン」では過去から連綿と続くレンズマンの血統を受け継ぐ新人レンズマン、キムボール・キニスンは正体不明の宇宙海賊ボスコーンを殲滅すべく新兵器“Q砲”を搭載した最新鋭艦〈ブリタニア〉号で出撃する。
そして、全身の皮膚が青いボスコーンの首領ヘルマスとの壮絶な戦いが最後に待っている。
“Q砲”と皮膚が青いボスコーンの首領、これは波動砲とデスラーで、
さらに技師長ソーンダイクはその発音も真田(ソーンダイク→さなだ)志郎とそっくりで、キニスンが恋に陥るのは看護師。。
いうまでもなく「宇宙戦艦ヤマト」の設定の骨格の部分はこのレンズマンに影響を受けたと思われる!
そして、キムボール・キニスが惑星アリシアの導師のもとへ高等訓練を受けるために赴く様子は「スター・ウォーズ」で
ルークがダゴバへ向かいヨーダからトレーニングを受けるさまとそっくりで、
レンズマンの合言葉はMay the force be with youならずクリア・エーテル。
スター・ウォーズも「レンズマン」なくては存在しえない作品の一つなのだ。
また、惑星ヴェランシアのデルゴンのオーバーロードは「仮面ライダー鎧武」のそれの設定を彷彿とさせられる。
本作の他のレビューにあらすじを読んでいるようなとあったが、本作一作で、「スター・ウォーズ」全作品、
そして「三惑星連合」は「 真幻魔大戦 」まるまる全作品全文と同じぐらいの内容があるのだから面白くないはずはない。
前回、10年ほど前に文庫で本書を読んだときは、作品を通勤電車の中で読み飛ばしてしまい、うまく作品にシンクロすることが出来なかったが、今回は、隅々まで味わい尽くしてやろうと、丁寧に読み始めたら面白いこと、面白いこと。
すごい量のideaが一冊の本に詰め込まれています。一行の読み飛ばしもせずに舐めるように味わい尽くしてください。
必ず、楽しめると思います。また、是非、「三惑星連合」からお読みください。作品の印象ががらりと変わるはずです。
あと、あとがきですが、柴野氏のは素晴らしいアメリカSF論になっているので、是非読んでください。
また、野田元帥の素晴らしいあとがきがkindle版には収録されていないのが残念です。
元帥は著作権云々より本作末に収録されていないことに苦言を呈されると思います。これは評価-1点です。
柴野氏はSFの歴史の中で、本作を冒険活劇主流のSFから自然科学主流のSFへの転換期に位置する作品と読み解いている。
本作は、1937年、いわゆる南京事件が起きた年に、Astounding storiesに連載されており、1950年に単行本としてまとめられているが、レンズマンシリーズとしては、1934年に執筆された一作目の「三惑星連合」、1950年に書き下ろされた「ファースト・レンズマン」に続く3作目である。
本作のみで作品の良し悪しを判断される読者もいると思うが、やはり作品世界の全背景を描いた「三惑星連合」だけは本書に加えて読んでもらいたい。
「三惑星連合」で描かれる、アリシア人とエッドア人2つの銀河の大遭遇を背景とした時空を超えた戦いは、
アトランテイス、ローマ、そして世界大戦の時代へと続いていき、以後はるか未来の世界のレンズマンの時代へとつながっている。
そう、この設定は、「 幻魔大戦 」、そして「 百億の昼と千億の夜 」等の作品に強い影響を与えているのだ。
そして、本作「レンズマン」では過去から連綿と続くレンズマンの血統を受け継ぐ新人レンズマン、キムボール・キニスンは正体不明の宇宙海賊ボスコーンを殲滅すべく新兵器“Q砲”を搭載した最新鋭艦〈ブリタニア〉号で出撃する。
そして、全身の皮膚が青いボスコーンの首領ヘルマスとの壮絶な戦いが最後に待っている。
“Q砲”と皮膚が青いボスコーンの首領、これは波動砲とデスラーで、
さらに技師長ソーンダイクはその発音も真田(ソーンダイク→さなだ)志郎とそっくりで、キニスンが恋に陥るのは看護師。。
いうまでもなく「宇宙戦艦ヤマト」の設定の骨格の部分はこのレンズマンに影響を受けたと思われる!
そして、キムボール・キニスが惑星アリシアの導師のもとへ高等訓練を受けるために赴く様子は「スター・ウォーズ」で
ルークがダゴバへ向かいヨーダからトレーニングを受けるさまとそっくりで、
レンズマンの合言葉はMay the force be with youならずクリア・エーテル。
スター・ウォーズも「レンズマン」なくては存在しえない作品の一つなのだ。
また、惑星ヴェランシアのデルゴンのオーバーロードは「仮面ライダー鎧武」のそれの設定を彷彿とさせられる。
本作の他のレビューにあらすじを読んでいるようなとあったが、本作一作で、「スター・ウォーズ」全作品、
そして「三惑星連合」は「 真幻魔大戦 」まるまる全作品全文と同じぐらいの内容があるのだから面白くないはずはない。
前回、10年ほど前に文庫で本書を読んだときは、作品を通勤電車の中で読み飛ばしてしまい、うまく作品にシンクロすることが出来なかったが、今回は、隅々まで味わい尽くしてやろうと、丁寧に読み始めたら面白いこと、面白いこと。
すごい量のideaが一冊の本に詰め込まれています。一行の読み飛ばしもせずに舐めるように味わい尽くしてください。
必ず、楽しめると思います。また、是非、「三惑星連合」からお読みください。作品の印象ががらりと変わるはずです。
あと、あとがきですが、柴野氏のは素晴らしいアメリカSF論になっているので、是非読んでください。
また、野田元帥の素晴らしいあとがきがkindle版には収録されていないのが残念です。
元帥は著作権云々より本作末に収録されていないことに苦言を呈されると思います。これは評価-1点です。
2019年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔のSF作品 は面白いものが多かったです。今後も期待しています。
2013年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
広大すぎる宇宙のパトロール隊の活躍するストーリー展開ですが、現代の科学基準では理解出来ない内容が多い為に途中しばらく考えてしまう事が多いですね。
2016年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさにスペースオペラの金字塔です。
小難しいSFに疲れた方は、活字で読む少年マンガである本作を気軽に楽しみましょう。
自分のおこないにウジウジ悩むアンチヒーローの物語よりも、アリシア人=絶対善、エッドール人=絶対悪の単純な善悪二元論のなんとわかりやすいことか。
旧訳と旧挿絵にもなんともいえない味があったのですが、より読みやすくなった新訳の本作はすべての人に受け入れられるはずです。
Kindle Unlimitedに登録されていますので、なにを読んでいいかわからない老若男女、ラノベファンの皆さんにも超おすすめです。
小難しいSFに疲れた方は、活字で読む少年マンガである本作を気軽に楽しみましょう。
自分のおこないにウジウジ悩むアンチヒーローの物語よりも、アリシア人=絶対善、エッドール人=絶対悪の単純な善悪二元論のなんとわかりやすいことか。
旧訳と旧挿絵にもなんともいえない味があったのですが、より読みやすくなった新訳の本作はすべての人に受け入れられるはずです。
Kindle Unlimitedに登録されていますので、なにを読んでいいかわからない老若男女、ラノベファンの皆さんにも超おすすめです。