絶滅した生物が多数登場し、想像力をかき立てられる。
強いて言うなら、ハンセン病のことを「らい病」と表現。
いつまでも「原文・作者の意図を保護」などと言わず、
より多数の人に理解されるよう、訂正すべきでは
ないでしょうか。(翻訳作品なのですから。)
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地底旅行 (創元SF文庫) (創元推理文庫 606-2) 文庫 – 1968/11/30
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鉱物学の世界的権威リデンブロック教授は、十六世紀アイスランドの錬金術師が残した謎の古文書に導かれ、死火山の噴火口から地球の中心部を目ざす地底世界の大冒険旅行に出発した。地球創成期からの謎を秘めた人跡未踏の内部世界。現代SFの父といわれるジュール・ヴェルヌの驚異的な想像力が縦横に描き出した不滅の傑作。南村喬之 画
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1968/11/30
- ISBN-104488606024
- ISBN-13978-4488606022
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1968/11/30)
- 発売日 : 1968/11/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 343ページ
- ISBN-10 : 4488606024
- ISBN-13 : 978-4488606022
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,365位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16位創元SF文庫
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- - 119位創元推理文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学校に通っていたころ、児童向けの翻訳版を読んでいました。こうして新たに読むと、けっこう発見もあって、興味深かったです。
2020年2月26日に日本でレビュー済み
創元SF文庫版「地底旅行」を読了しました。もう何回読んだか分かりません。
創元SF文庫版だけでも多分3~4回目だと思う。あと岩波文庫版、光文社古典新訳文庫版その他の版を入れると10回を超えていると思う。
とにかく面白いです。地底旅行というよりも波乱万丈の地底探検です。人は戻るあてのない危険な旅行は多分しませんから。
たえず危険と隣り合わせの地底探検なのに、リデンブロック教授、甥のアクセル、ガイドのハンスが一致協力して、水筒の水が尽きて渇きに苦しんだり、地底の岐路で道を間違えたり、アクセルが迷子になったりと、ピンチに次ぐピンチを何とか切り抜けてゆく。
博学だが短気なリデンブロック教授、現実主義者でなおかつ夢想家のアクセル、そして無口ながら仕事はきっちりとこなし、地底世界でクルーの窮地を何度も救った冷静沈着なハンス。とにかくこの3人のキャラが全編、光ってますね。
地底世界の描写も秀逸で、巨匠ヴェルヌの豊かな想像力には感服しかありません。
岩波文庫、角川文庫、光文社古典新訳文庫、創元SF文庫と、大人向けの文庫だけでも4種類出ている古典中の古典の本作です。その4種類の版をすべて読んだ私ですが、創元SF文庫の良さをあえて言えば、岩波文庫、光文社古典新訳文庫のエドゥアール・リウーの有名な挿絵とは一味ちがう南村喬之の挿絵ですね。
私は岩波文庫版「地底旅行」を以前から愛読していますが、それでも南村画伯の挿絵が恋しくて創元SF文庫版を時々読み返さずにはいられません。窪田般弥の翻訳も堅実ですごく読みやすいですし。
最初に読むなら岩波文庫か光文社文庫 (両方ともエドゥアール・リウーの有名な挿絵が全部載っていて楽しい)。
再読するなら、リウーとはまた違った味わいのある創元SF文庫、ってところでしょうか。
創元SF文庫版だけでも多分3~4回目だと思う。あと岩波文庫版、光文社古典新訳文庫版その他の版を入れると10回を超えていると思う。
とにかく面白いです。地底旅行というよりも波乱万丈の地底探検です。人は戻るあてのない危険な旅行は多分しませんから。
たえず危険と隣り合わせの地底探検なのに、リデンブロック教授、甥のアクセル、ガイドのハンスが一致協力して、水筒の水が尽きて渇きに苦しんだり、地底の岐路で道を間違えたり、アクセルが迷子になったりと、ピンチに次ぐピンチを何とか切り抜けてゆく。
博学だが短気なリデンブロック教授、現実主義者でなおかつ夢想家のアクセル、そして無口ながら仕事はきっちりとこなし、地底世界でクルーの窮地を何度も救った冷静沈着なハンス。とにかくこの3人のキャラが全編、光ってますね。
地底世界の描写も秀逸で、巨匠ヴェルヌの豊かな想像力には感服しかありません。
岩波文庫、角川文庫、光文社古典新訳文庫、創元SF文庫と、大人向けの文庫だけでも4種類出ている古典中の古典の本作です。その4種類の版をすべて読んだ私ですが、創元SF文庫の良さをあえて言えば、岩波文庫、光文社古典新訳文庫のエドゥアール・リウーの有名な挿絵とは一味ちがう南村喬之の挿絵ですね。
私は岩波文庫版「地底旅行」を以前から愛読していますが、それでも南村画伯の挿絵が恋しくて創元SF文庫版を時々読み返さずにはいられません。窪田般弥の翻訳も堅実ですごく読みやすいですし。
最初に読むなら岩波文庫か光文社文庫 (両方ともエドゥアール・リウーの有名な挿絵が全部載っていて楽しい)。
再読するなら、リウーとはまた違った味わいのある創元SF文庫、ってところでしょうか。
2023年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1864年に書かれたということを考えるとすごいけど、それを抜きにして読むと、全体的にご都合主義を感じるし、サプライズ感も無い。
2012年6月27日に日本でレビュー済み
ディズニーシーのアトラクションにもなっているお話ということで、
普段あまり小説を読まないディズニー好きの僕が読みましたが、
100年以上も前に書かれた作品に冒険心をくすぶられるとは思いもしませんでした。
地底世界にたどり着くまでの暗闇と壁に包まれた途方もない不安の描写は、こちらも閉塞感を感じるほどです。
科学が世界をあまり解き明かしていないあの時代だからこそ、科学的、地質学的思考で
作品に真実味を帯びさせることができたのでしょうね。
それはまるで、冒険記を呼んでいるような、フィクションであることすら忘れてしまいそうでした。
ただ、食事は…どこからそんな量が…?
と疑問に思いましたが(笑)
普段あまり小説を読まないディズニー好きの僕が読みましたが、
100年以上も前に書かれた作品に冒険心をくすぶられるとは思いもしませんでした。
地底世界にたどり着くまでの暗闇と壁に包まれた途方もない不安の描写は、こちらも閉塞感を感じるほどです。
科学が世界をあまり解き明かしていないあの時代だからこそ、科学的、地質学的思考で
作品に真実味を帯びさせることができたのでしょうね。
それはまるで、冒険記を呼んでいるような、フィクションであることすら忘れてしまいそうでした。
ただ、食事は…どこからそんな量が…?
と疑問に思いましたが(笑)
2016年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。甥のアクセルがあまりにも臆病者でいらいらする場面もありました。寡黙なハンスがたよりになってとてもたくましく思いました。
2008年10月1日に日本でレビュー済み
よくよく考えてみると、ジュール・ヴェルヌの作品と言うのをちゃんと読んでいないことに気付きました。
勘違いしていた原因は、子ども向けにリトールドされた本を読んでいるので、読んだつもりになっていた訳です。
今回、映画「センター・オブ・ジ・アース」が公開されると言うこともあって、手にした訳です。
読んでみると非常に面白く、あっという間にヴェルヌの世界に引き込まれてしまいました。
休火山の火口から降りて行き、地底海にたどり着き、有史以前の化石でしか知らない動植物に出会います。激しい嵐など様々な苦難に遭遇しながら、無事地上に生還すると言う物語なのですが、細かなところまできちんと整合性をとっており、とても19世紀の作品とは思えない新しさがあります。
SF小説に分類されてはいるものの、素晴らしいファンタジー作品だと思います。
勘違いしていた原因は、子ども向けにリトールドされた本を読んでいるので、読んだつもりになっていた訳です。
今回、映画「センター・オブ・ジ・アース」が公開されると言うこともあって、手にした訳です。
読んでみると非常に面白く、あっという間にヴェルヌの世界に引き込まれてしまいました。
休火山の火口から降りて行き、地底海にたどり着き、有史以前の化石でしか知らない動植物に出会います。激しい嵐など様々な苦難に遭遇しながら、無事地上に生還すると言う物語なのですが、細かなところまできちんと整合性をとっており、とても19世紀の作品とは思えない新しさがあります。
SF小説に分類されてはいるものの、素晴らしいファンタジー作品だと思います。
2006年1月16日に日本でレビュー済み
地底の中には海があったり、その海の中には恐竜が住んでいたり
海から陸地に上れば巨人がいたりとハラハラドキドキする物語です。
英語のタイトルはヴィジャートウ・センターオブ・ジ・アースといいます。
ディズニーシーのアトラクションの元ネタになったお話しでもあります。
しかしこの物語には地底装甲車は登場しません。
海から陸地に上れば巨人がいたりとハラハラドキドキする物語です。
英語のタイトルはヴィジャートウ・センターオブ・ジ・アースといいます。
ディズニーシーのアトラクションの元ネタになったお話しでもあります。
しかしこの物語には地底装甲車は登場しません。