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タウ・ゼロ (創元SF文庫) (創元SF文庫 ア 2-5) 文庫 – 1992/2/23

4.2 5つ星のうち4.2 40個の評価

【星雲賞受賞作】
32光年彼方の乙女座ベータ星めざし、50人の男女を乗せて飛びたった恒星船〈レオノーラ・クリスティーネ号〉。だが不測の事態が勃発した。宇宙船は生れたばかりの小星雲と衝突し、バサード・エンジンが減速できなくなったのだ。亜光速の船を止めることもできず、彼らは大宇宙を飛び続けるしかないのか? ハードSFの金字塔。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (1992/2/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1992/2/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 365ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488638058
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488638054
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 40個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
40グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月23日に日本でレビュー済み
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●深宇宙で限りなくスピードが上がる宇宙船。光の速度に近づくにつれ無限に迫る質量の増大。渺茫
たる宇宙空間の表現と人間たちの絶望の対比が素晴らしい。ン十年前の作品だが少しも古さを感じさ
せない大作でした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年8月29日に日本でレビュー済み
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少々ネタバレになりますがバットエンドではない。ただ終盤まで重苦しい場面がずーっと続くので気力が必要。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年2月22日に日本でレビュー済み
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題名に魅かれて購入したけど、難しい話で言葉の意味が分かりません。
タウってなに?最後まで分かりませんでした。
バサードエンジンは今は不可能とされている物らしいです。最後はどうなると思いながら読んでそう来たかと納得です。
光の速度で飛んでも壊れないロケットってあるのかしらと、SFにつっこんでも仕方がないけど。
面白いのかどうかよく分からなかったけど、最後が気になって読んでしまいました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月29日に日本でレビュー済み
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この小説が書かれた時代ではビッグバン後の宇宙の姿について、
広がった時空が再び元の状態に収縮するビッグクランチが主流の仮説だったが、
現代では広がった空間がそのまま広がり続け徐々にに冷えていき、
やがて全てが凍てつくというのが主流(のはず)。
なので時代に追い付かれたSF小説ということになるが、
今後この題材で書かれることはほぼないと考えると貴重なのかもしれない。
ただやはり一時代前の作品なので、人物が多い割りに書き分けが乏しかったりといった読みにくさはあるが、カタルシスも十分ある。
2014年2月20日に日本でレビュー済み
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佐藤勝彦著書に紹介されていたので取り寄せました。40年前のSF金字塔にふさわしい、ひっくり返るようなストーリに感激。
彼は右に2歩あるいて前に向きなおって3歩あるいた・・のような訳文の読みにくさには閉口しましたが、自分的にはかなり頑張って進めました。展開上の盛り上げ方も稚拙で、読み進んでみて数ページ前の意味がわかる・・を繰り返す必要があります。一番大事な巻末部分で"それが"より必要になるところが大変残念。一応マニアなので登場する専門用語には満足感ゼロ、登場人物の論争シーンも原因ネタが些細すぎて幻滅しました・・原本著者の限界を感じた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年9月2日に日本でレビュー済み
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徐々に加速し広がり続ける物語のスケールに圧倒されました。
宇宙航行する宇宙船の船内では、男女間をはじめとする人間関係のトラブル。対してその船の外では、破格のスケールで広がり続ける宇宙。宇宙船の閉鎖的な密室空間と、その小さな世界を無視してあざ笑うかのごとく無限に広がっていく宇宙空間。その2つの空間が、相対性理論を通して対比されるような物語の構造は、とても完成されていて、ハードSFの醍醐味を感じました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高速道路を走る車のブレーキが利かなくなり、毎秒、加速し続けながら走り続くることを考えただけでもゾッとするのに、ひたすらゴールのない宇宙空間を亜光速で宇宙を飛ぶなんて正気の沙汰じゃない。読んでいて物語が、どう収まるのかヤキモキしていると、まさか! こうくるのか……と衝撃を受ける。宇宙論が想像の域を出ない時代の作品なので、今となってはエンディングは多少、力技だがSFを楽しむ醍醐味を見せつけてくれる傑作。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月2日に日本でレビュー済み
この作品の規模を小さくすれば、止まれないバスに乗り合わせた乗客の話と言ったパニック映画に通じるモノが有ります。
タウについて補足したい。
相対性理論では「光の速度(Cで表す)は常に一定」が絶対条件になります。
例えばロケットは1段目のスピードに2段目のスピードを足して速度を上げて行くのですが、光の速度より速くは出来ない。
で、速度=距離/時間ですから、速度を(無理やり)一定に保とうと思えば、時間か距離を調整する必要が有ります。
その時の調整の係数を「タウ(τ)」と言い、√(1−(V*V)/(C*C))。
ルート1引くV(宇宙船の速度)の二乗割るC(光の速度)の二乗。
V(宇宙船の速度)がC(光の速度)に近づけばタウが0に近づく。
宇宙船内の時間=タウ*絶対時間。タウが0に近づくと宇宙船内の時間が無限に近づきます。
この理論は実際の現象で、素粒子を加速してぶつける際に発生する寿命の短い粒子(中間子)の軌跡が、寿命の何倍も長い軌跡を残すことで、証明されています。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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