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内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫) (創元SF文庫 ホ 1-17) 文庫 – 1997/8/29
【星雲賞受賞作】
架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。その全土を運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、一方で人々を架空世界浸けにし、政治宗教団体の乱立を助長していた。一指導者による惑星規模のプロジェクトが密かに進行するなか、困窮した行政側は、地球の旧き友、ハント博士とダンチェッカー教授に助力を求めるが。《巨人たちの星》シリーズ第4部。
架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。その全土を運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、一方で人々を架空世界浸けにし、政治宗教団体の乱立を助長していた。一指導者による惑星規模のプロジェクトが密かに進行するなか、困窮した行政側は、地球の旧き友、ハント博士とダンチェッカー教授に助力を求めるが。《巨人たちの星》シリーズ第4部。
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1997/8/29
- ISBN-104488663176
- ISBN-13978-4488663179
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1997/8/29)
- 発売日 : 1997/8/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 384ページ
- ISBN-10 : 4488663176
- ISBN-13 : 978-4488663179
- Amazon 売れ筋ランキング: - 93,041位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 46位創元SF文庫
- - 514位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 606位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
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1941年、英国ロンドン生まれ。コンピュータ・セールスマンだったが、1977年に一気に書き上げた長編『星を継ぐもの』でデビュー。同書は日本に翻訳紹介されると同時に爆発的な人気を博し、翌年の星雲賞を受賞。さらに『創世記機械』『内なる宇宙』でも同賞を受賞した。『造物主(ライフメーカー)の掟』『時間泥棒』など、最新科学技術に挑戦する作品を矢つぎばやに発表し、現代ハードSFの旗手として幅広い読者を獲得した。また『未来の二つの顔』『未来からのホットライン』『星を継ぐもの』は星野之宣によって漫画化されている。2010年没。
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「星を継ぐ者」シリーズの最終章というか、スピンオフ作品の様な物語りです。物理用語や宇宙科学など端々に難解用語が出てきます。作品のプロローグで作者は、「ファンタジーを書くのはやぶさかではないが、自分流で描きたい」の通り、起承転結に描かれています。20世紀後半に作られたヒット映画は、何かしらに於いてこの作品がヒントになったのではないかと思わせる記述が多く、私は幾つか浮かびました。大人のファンタジー。
2022年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バウワーの考え方って,社会主義者そのものですよね,絶対下巻読まなきゃです。
2021年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作を読んでから、20年ほど立っていたが楽しく思い出しながらよませていただきました。
内容は、かなり難解ですが、下巻も楽しみです。
内容は、かなり難解ですが、下巻も楽しみです。
2011年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
架空世界の話を架空の中で構築する。
SFの世界の中でも、人の根源に関わる内容からの派生は説得力がある。
10年後の続編だけのことはアルのだ。
SFの世界の中でも、人の根源に関わる内容からの派生は説得力がある。
10年後の続編だけのことはアルのだ。
2017年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から知ってはいたが、星を継ぐ者を読んで引き込まれこの度、
アマゾンでシリーズ全部買って読んでみた。
発売が古いものの今でも十分通用する設定、内容とおもいます。
アマゾンでシリーズ全部買って読んでみた。
発売が古いものの今でも十分通用する設定、内容とおもいます。
2012年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は1991年に書かれたものですが、その時点でいまの「ビッグデータ」を予見しているところは驚嘆します。SFは未来を予見したお話しでなければ面白くありませんが、さて、情報=データだけで「意識」が生まれ得るのかという疑問を持ちながら読みました。久しぶりにワクワクしました。
2018年6月27日に日本でレビュー済み
『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』三部作の続編である。1981年の『巨人たちの星』から10年ぶりとなる。単独でも面白いSFだが、これら三部作を読んでからどうぞ。
作者のジェイムズ・P・ホーガンは、わが国にファンの多いイギリスのハードSF作家だ。
1978年4月に出版されたデビュー作『星を継ぐもの』は、日本では1981年の星雲賞海外長編賞を受賞(本作も星雲賞受賞)。後にアニメ界で活躍する岡田斗司夫、庵野秀明、板野一郎らが参加した日本FS大会の大阪開催シリーズ(DICON)の1986年大会に、ホーガンは招かれた。そして、1991年4月まで放映されたNHKアニメ『ふしぎの海のナディア』の最終回タイトルは「星を継ぐもの‥‥」である。
上述の三部作は、1つの物語の最終局面で、あらたな「謎」が浮かび上がるという、いかにも日本人好みの展開になっている。アメリカSFにはない凝った構成である。シャーロック・ホームズと同じで、日本人はイギリス人と通じる部分があるのかもしれない。
]]></article>
<article><![CDATA[
本作は、冒頭でホーガン自身が述べているように、『巨人たちの星』に続く謎は無いとされていた。円環の理(→魔法少女まどか☆マギカ)は閉じたはずだった。だが、ジェヴレンの混乱はどうなったか――。
物語は、ホーガンと同じイギリス人作家トールキンが描くようなファンタジー世界から始まる。
一方、ジェヴレンでは新興宗教が興り、狐憑きのような教祖が民衆を扇動していた。こうした宗教は、人工知能システム「ジェヴェックス」を取り上げられ無気力になっていたジェヴレン人に浸透しつつあり、統治を任されたガニメアンのガルースの手に負えない状況になっていた。ガルースは、やむを得ず、旧知の地球人物理学者ヴィクター・ハント博士に助けを求める。ハントは、生物学者クリス・ダンチェッカー、フリージャーナリストのジーナらをともない、ジェヴレンを訪問する。
ジェヴレンへ到着するなり事故に巻き込まれたハントは、薬物やセックスといった闇の世界に迷い込み、一方、ジーナは、ジェヴェックスやヴィザーが提供する仮想現実の恐るべき副作用について気づく。
そして、ジーナが闇の勢力に連れ去られるところで、上巻が終わる――どうです?ヒロインが敵に連れ去れてるなんて、日本アニメの脚本のようでしょう(笑)。
作者のジェイムズ・P・ホーガンは、わが国にファンの多いイギリスのハードSF作家だ。
1978年4月に出版されたデビュー作『星を継ぐもの』は、日本では1981年の星雲賞海外長編賞を受賞(本作も星雲賞受賞)。後にアニメ界で活躍する岡田斗司夫、庵野秀明、板野一郎らが参加した日本FS大会の大阪開催シリーズ(DICON)の1986年大会に、ホーガンは招かれた。そして、1991年4月まで放映されたNHKアニメ『ふしぎの海のナディア』の最終回タイトルは「星を継ぐもの‥‥」である。
上述の三部作は、1つの物語の最終局面で、あらたな「謎」が浮かび上がるという、いかにも日本人好みの展開になっている。アメリカSFにはない凝った構成である。シャーロック・ホームズと同じで、日本人はイギリス人と通じる部分があるのかもしれない。
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本作は、冒頭でホーガン自身が述べているように、『巨人たちの星』に続く謎は無いとされていた。円環の理(→魔法少女まどか☆マギカ)は閉じたはずだった。だが、ジェヴレンの混乱はどうなったか――。
物語は、ホーガンと同じイギリス人作家トールキンが描くようなファンタジー世界から始まる。
一方、ジェヴレンでは新興宗教が興り、狐憑きのような教祖が民衆を扇動していた。こうした宗教は、人工知能システム「ジェヴェックス」を取り上げられ無気力になっていたジェヴレン人に浸透しつつあり、統治を任されたガニメアンのガルースの手に負えない状況になっていた。ガルースは、やむを得ず、旧知の地球人物理学者ヴィクター・ハント博士に助けを求める。ハントは、生物学者クリス・ダンチェッカー、フリージャーナリストのジーナらをともない、ジェヴレンを訪問する。
ジェヴレンへ到着するなり事故に巻き込まれたハントは、薬物やセックスといった闇の世界に迷い込み、一方、ジーナは、ジェヴェックスやヴィザーが提供する仮想現実の恐るべき副作用について気づく。
そして、ジーナが闇の勢力に連れ去られるところで、上巻が終わる――どうです?ヒロインが敵に連れ去れてるなんて、日本アニメの脚本のようでしょう(笑)。
2015年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近「ライフメーカー」2部作を読んでいたので、内容が結構かぶりました。ハラハラドキドキが好きな人もいれば、じっくり謎解きを楽しみたい人もいると思いますが、どちらかというと今作はハラハラドキドキものでしょうか。活劇としては面白かったのですが、その分ご都合主義的な部分も見られ、「星を継ぐ者」を読み終えてタイトルの意味がわかった時のような感動はありませんでした。それにしてもこの作品を1991年に発表しているホーガンって…つくづくすごい人だなあと改めて感心してしまいました。