昔、持っていたのですが。また、読みたくなって、購入。
やっぱり、面白い。
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地獄に堕ちた者ディルヴィシュ (創元推理文庫 686-3) 文庫 – 1988/8/1
ロジャー・ゼラズニイ
(著),
黒丸 尚
(翻訳)
- 本の長さ373ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1988/8/1
- ISBN-104488686036
- ISBN-13978-4488686031
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1988/8/1)
- 発売日 : 1988/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 373ページ
- ISBN-10 : 4488686036
- ISBN-13 : 978-4488686031
- Amazon 売れ筋ランキング: - 863,610位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゼラズニィのヒロイック・ファンタジイ。ムアコック程アンチヒロイックでもないし、ハワード程ヴァイオレンス性が強くもない作品。敵である魔法使いに復讐をしようと旅を続ける設定で、道中、様々な事件に関わる連作集。又、主人公が魔法使いでもある戦士というのも独特。
2008年2月1日に日本でレビュー済み
伝説の騎士が人語を喋る漆黒の鋼の馬と共に甦り、復讐の旅に出る。典型的な魔法世界のヒロイックファンタジー。大御所ゼラズニーの代表的な作品の一つである、
あちこちの雑誌に不定期に載せた短編を集めたものだが、おおよその背景となる話がつながっていて、それなりにまとまった展開をしていく。描かれているのは暗い復讐の旅であるが、主人公ディルヴィシュと馬のブラックの軽妙とも言える会話、友情が適度の温かみを添えて楽しい。
なによりの魅力は、「ローランの唄」や「ベーオウルフ」などの中世叙事詩を思わせる語調の心地よさだろう。魔法ファンタジーの怪しく美しい世界の雰囲気にふさわしい文体である。「格調高い」といったら言い過ぎかもしれないが、なかなか味い深い。おそらく原文もそういう語調なのだろう。翻訳者の力もさすがといいたい。特に冒頭の数話は是非、味わって読むというよりは言葉の流れに身を浸してみて欲しいところである。
「復刊!」という帯をつけて本屋に平積みされていた。カバーの天野喜孝さんのカラーイラストもそのままであるのも嬉しい。昔読んだ作品だが、是非今の若い方にも読んでいただきたい。
続編「変幻の地のディルヴィシュ」も邦訳されているが、こちらは復刊されたのだろうか。そうでなければぜひお願いしたい。
あちこちの雑誌に不定期に載せた短編を集めたものだが、おおよその背景となる話がつながっていて、それなりにまとまった展開をしていく。描かれているのは暗い復讐の旅であるが、主人公ディルヴィシュと馬のブラックの軽妙とも言える会話、友情が適度の温かみを添えて楽しい。
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続編「変幻の地のディルヴィシュ」も邦訳されているが、こちらは復刊されたのだろうか。そうでなければぜひお願いしたい。